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隣の車にドアがコツン!大したことないキズだと思ったら…「ドアパンチをナメてた」人たちの後悔エピソード
自動車のサイズが拡大傾向にあるなかで、さまざまな施設の駐車場の大きさにはあまり変化が見られません。そこで気になるのが、ドアを開けた際に隣の車にぶつけてしまう「ドアパンチ」のリスクです。
ドアパンチは物損事故の一種ですので、小さな接触であっても警察に連絡し、被害者と賠償金について話し合うことが求められます。しかし実際のところ、ドアパンチをしてしまった場合の賠償はどの程度の金額になるのでしょうか。
今回はドアパンチを実際にやってしまった方々から、「ドアパンチの賠償額」について話を聞きました。
数cmのキズで修理費が膨らむことも
ドアパンチをしてしまっても、よほど強い力がかからない限り、被害車両の損傷は小さなヘコミやキズで済むことがほとんどでしょう。しかしたとえ小さなキズでも、板金修理には意外に費用がかかることがあります。
「会社の駐車場で、風にあおられて隣の車にぶつけてしまいました。血の気が引きましたが、相手は同じ部署でそれなりに話す機会のある方で、すぐに報告すると『大丈夫だよ』といってくれて。
それでもキズをつけてしまったことには変わりないので、修理代を出しますと約束して。相手の方はなるべく安く済むようディーラーではなく街の板金工場で見積もりを取ってくれたんですね。
ぶつかったところには2cm~3cmくらいのヘコミと塗装のカケができていましたが、それでも修理箇所が目立たないようにするにはドア全体を塗装しなおす必要があるらしくて。修理代は7万円くらいでした。不注意だった自分が悪いのはもちろんですが、意外に痛い出費となりました」(40代女性)
ヘコミやキズにより再塗装が必要となる場合、もともとのボディカラーとは塗装面に微妙な色味の違いが生じることがあります。そのため損傷箇所だけの塗装では、周囲から修理箇所が浮いてしまう可能性があるため、なるべく広範囲を塗装しなおす対処が望ましいとされています。
つまりキレイに直すには見た目の損傷に対して塗装する範囲が広くなりますので、「思っていたよりも費用がかかる」というケースも珍しくないようです。
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...