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「紙やすりで洗ってるようなもの」黄砂で汚れた車の洗い方に注意!普段通りの洗車はNG?
そのまま拭き取ったり洗車機に入れるのはキズの元!
黄砂の粒子には石英や長石といった硬い鉱物が含まれていて、その粒子の大きさは4ミクロン前後。車のボディの塗装に艶を出すために使うコンパウンドは0.2ミクロン程度ですので、それと比べると20倍近くも大きな粒子です。
紙やすりの中でも目が細かい3000番手で5ミクロンほどですので、黄砂がついたままのボディをタオルなどで拭くことは、ボディを紙やすりで磨いているのと同じことになってしまいます。
そのため、黄砂が付着した状態でタオルや洗車用ウェットシート、スポンジなどで拭いたり、洗車機に入れたりするのは、ボディの塗装にキズが入る原因となる場合があります。
雨でクルマは綺麗にならないどころか……
高圧洗浄機や強めのシャワーの利用がおすすめ
黄砂が付着した車のボディを洗う際には、まず付着した黄砂をしっかりと落とすことが肝心です。
しかし、前述のとおり、花粉などとあわさった黄砂はボディにこびりつくため、風が吹いたり水を流した程度ではなかなか落ちません。
そのため、ボディについた黄砂をしっかりと吹き飛ばせるよう、高圧洗浄機や強めの水圧にしたシャワーを使いましょう。
また、黄砂などが飛来する前には、ボディにコーティングをかけるなどして汚れをつきにくくしておくことも、黄砂対策となります。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 高山 志郎
- 平成元年生まれ、東京都出身。学生時代にモータースポーツ活動を開始し、大小さまざまな耐久レースへ参戦。優勝の経験も持つ。エンジニアとして複数の業界を渡りながら趣味で車やバイクに触れ続け、縁あって自動...