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「紙やすりで洗ってるようなもの」黄砂で汚れた車の洗い方に注意!普段通りの洗車はNG?
毎年3月から5月にかけて中国から飛来する厄介モノ“黄砂”
毎年春になると、中国大陸の砂漠などから風に乗って日本へ飛来してきた“黄砂”によって、空がかすんで見えたり、家屋や洗濯物などに黄色みがかった汚れがついたりといった被害が出ます。
健康や農作物等への影響が出る場合もあるため、気象庁は黄砂の飛来に関する情報を発信中。
黄砂の飛来は2月から5月までの4か月間で年間の9割にあたる量となり、その中でも4月は最大量の黄砂が飛来するピークの月となっています。
花粉シミを水洗いで落とすのは難しい?
花粉と混じるとボディに粘着、落ちにくい汚れに
黄砂が飛来する時期になると、街中を走る車のほとんどが黄砂で汚れていることを目にすることになります。
白やシルバーなどの本来は汚れが目立ちにくい淡色車であっても明らかに汚れていることがわかり、黒などの濃色車はその汚れがさらに目立つため、毎年頭を悩ませる方も少なくないでしょう。
同じ時期には黄砂だけでなく、花粉も大量に飛散。雨で濡れたボディに花粉と黄砂が付着すると、粘性を持つ花粉によって黄砂がはボディにこびりつくため、風が吹いた程度では落ちないしつこい汚れとなってしまいます。
ピーク時には、洗車をしたあとでも1日2日程度ですぐにまた汚れてしまうため、サッと拭くだけの簡単な洗車で黄砂や花粉による汚れを落としたいところですが、黄砂で汚れた車の洗車は、実は注意しなければならないポイントがあります。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 高山 志郎
- 平成元年生まれ、東京都出身。学生時代にモータースポーツ活動を開始し、大小さまざまな耐久レースへ参戦。優勝の経験も持つ。エンジニアとして複数の業界を渡りながら趣味で車やバイクに触れ続け、縁あって自動...