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「いつ使うの?」ミニバンでも見かける“スポーツモード”のボタン…押すとどうなる?
燃費を抑える“エコモード”なども
また、“スポーツモード”とは反対に、“エコモード”を選択できる場合もあります。
“エコモード”では燃費を抑えたドライブをサポートする機能として使うことが可能で、“スポーツモード”とは反対にアクセルを踏んだときの反応が鈍くなることが多いです。
アクセルを一気に踏んでも、じわりじわりと踏んだような反応にすることで、燃費に良いアクセル操作をサポート。ほか、エアコンの稼動を抑えてエンジンの負荷を下げる、積極的にEV走行に切り替えるなど、メーカーにより機能は変わりますが、基本的には燃費を抑えた運転をサポートするための機能となっています。
注意しなければならないのは、あくまでもサポートだという点です。アクセルの反応が鈍くなったからといって普段以上にアクセルを踏んだり、エアコンが弱くなったから設定温度を下げたりしてしまうと、“エコモード”を使っているメリットが弱くなってしまいます。
また、発進や加速をするときは普段よりもゆっくりになる傾向があるため、追い越しをするときなどは“エコモード”を解除したほうが安全です。
BEVで普及しつつある『コースティングモード』
使い分けができるとドライブがもっと快適に
以上のように、“スポーツモード”、“エコモード”はそれぞれにメリットとデメリットがありますが、得られる効果や適した走行シーンを理解しておくと車の機能・性能をもっと効率良く使えるようになります。
メーカーや車種によってその機能・効果に違いがあるため、ドライブをもっと快適にしたいときは愛車の取扱説明書を読み込んでみましょう。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 高山 志郎
- 平成元年生まれ、東京都出身。学生時代にモータースポーツ活動を開始し、大小さまざまな耐久レースへ参戦。優勝の経験も持つ。エンジニアとして複数の業界を渡りながら趣味で車やバイクに触れ続け、縁あって自動...