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「1回で500km」「5kmを100回」車が長持ちするドライブはどっち?同じ距離でもダメージが変わる?
日本の乗用車のほとんどは「ちょい乗り」に使われている
車は、遠くへの旅行などはもちろん、近くのスーパーやコンビニなど日常の買い物にも便利な道具です。徒歩や自転車に比べると体力の負担が少ない移動手段ですので、疲れているときや足元が悪いときなどは、移動手段の選択として車を優先して選ぶ人は少なくないでしょう。
明確な定義はありませんが、徒歩や自転車で移動するには遠いと感じるような、10kmに満たない程度の数分で到着する近場への移動を指して「ちょい乗り」という言葉が使われています。
日本の一般家庭が使う乗用車の走行距離は、平均して年間約6000kmとなっていますので、1日あたりにならすとその走行距離の平均は約16km。行きがあれば帰りもあることを考えれば、片道約8kmの移動に使われることが多いと言えるため、多くの車が「ちょい乗り」に使われていることがわかります。
徒歩や自転車よりも速く、体力的な負担は少なく、雨風もしのげ、両手いっぱいに買い物をしても帰り道に重たい思いをしなくて済むため、自転車を買うよりもずっと高い買い物ではあるものの、それに見合う見返りは十分に得られるでしょう。
しかし、こうした「ちょい乗り」は、ドライバーにとっては負担を軽くするものですが、車にとっては負担が大きい使い方となります。
確認すべきは「事故歴」ではなく「修復歴」
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...