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車の人気色は?ボディカラー選びのポイント|事故に遭いにくい&高く売れる色はどれ?
車の色について、人気傾向や安全性、使いやすさなどさまざまな視点から解説します。高く売れるボディカラーがある?女性にモテるボディカラーはどれ?といった疑問にもお答え。編集部おすすめのカラーも紹介します。
目次
車のボディカラーの特徴早見表
編集部が選ぶ世界中が認めた歴史上の「かっこいい車」ランキング!
世界で人気の車の色は?
アメリカのペイントメーカー「アクサルタ」によれば、2019年の車のボディカラーの人気色は以下の通り。
1位 | ホワイト | 38% |
2位 | ブラック | 19% |
3位 | グレー | 13% |
4位 | シルバー | 10% |
5位 | ブルー | 7% |
1位~4位までの4色で全体の80%を占めていることから、赤青黄のようなビビッドな色ではなく、白黒灰のようなニュートラルな色が人気の傾向にあります。この結果はここ数年大きく変わっていません。
日本では白&黒が根強い人気
アクサルタによれば、日本では白(36%)と黒(22%)が依然として人気とのこと。特に黒は2016年以降で最高の割合となったそうです。
日本やインド、韓国などのアジア圏では白がダントツの人気です。ヨーロッパ圏になると反対に黒やグレーの方が人気です。
また、日本では表面に光沢のある「ホワイトパール」系が人気ですが、世界的に見ると光沢のない「ソリッドパール」の方が圧倒的に支持されているのもおもしろい傾向です。
トレンドはグレー系!シルバーを抑えて上位に浮上
注目したいのが世界3位のグレー。1位~3位は白、黒、シルバーが鉄板でしたが、ここに来て世界各地でグレーの人気が高まり、最近はシルバーよりも上位に食い込んでいます。ちなみに2011年までの10年間はシルバーが1位でした。
日本車でもシルバーよりも濃いメタリック系のカラー(ガンメタリック系)のカラーが選べる車が増えています。
【迷っている方向け】新車購入時のボディカラーの選び方
交通事故に遭いにくい車の色は?
白や黄色は交通事故に遭いにくい?
膨張色である白やアイボリー系は、遠くからでも車が大きく明るく見えるので視認性が高く、事故に遭いにくいと言われています。
また、赤、黄色、オレンジなどの暖色系のカラーも目立つので、視認性が高いと言われています。特に赤や黄色は、心理的に警告や注意を表すため、目を惹きやすいかもしれません。
一方で、視認性とは別の視点となりますが「派手な色で目立つ車に乗っている人ほど自己顕示欲が強く、危険な運転をしそう」という声も聞かれます。
黒や青は交通事故に遭いやすい?
黒は、暗くなると見えにくいうえ、ボディが引き締まって見えるため、視認性が低く、事故に遭いやすいと言われています。路上駐車OKエリアや夕暮れ時のまだライトを点灯していない時間帯などでは、注意したほうがよいでしょう。
また、青や紺などの寒色系のカラーもボディが引き締まって見え、実際より遠くに車があるように見えてしまうそうです。信号のない交差点などは注意したほうがよいでしょう。
汚れやキズが目立ちにくい車の色は?
汚れやキズが目立たないのはシルバーやグレー
シルバーやグレーは汚れもキズも目立ちにくい色のため、洗車やキズのお手入れをほとんどしない、したくないという人におすすめです。きちんと拭き上げをしなくても水垢やウォータースポットが目立ちにくいので、洗車機での時短洗車にも向いています。
白は水垢や泥に注意したいが、お手入れは簡単
白は水垢や泥はねが目立ちますが、小キズは目立ちにくい傾向があります。水垢や雨シミができないよう、水分を拭き取ったり落としたりするのがおすすめです。面倒な人は撥水・親水コーティングをかけてもOK。
黒は水垢やキズ、花粉、黄砂などに注意
黒は汚れやキズが目立ちやすい傾向があります。同様に、花粉や黄砂による汚れにも注意したいです。洗車後はしっかり拭き上げて、水垢やウォータースポットができないように気をつけるのがコツ。黒の新車を購入したら、車がきれいな納車前までにガラスコーティングをかけてもらうのがおすすめです。
どんなカラーもパールやメタリックがおすすめ
汚れやキズは、ソリッドカラー(パールやメタリックが入っていない色)よりも、パールやメタリック系の方が目立ちにくい傾向があります。同じく、経年劣化による色あせも、パールやメタリック系の方が少ない、目立ちにくいです。これは各カラーの塗装の上に、パールやメタリックの層が乗っているためです。
汚れやキズが気になる方は「●●パール」や「●●メタリック」などの名前のボディカラーを選ぶとよいでしょう。新車の場合、パールやメタリック系はソリッドカラーに比べてプラス料金がかかりますが、それを加味してもおすすめのカラーです。
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車内が暑くなりにくい車の色は?
白のほうが5℃低くなるというデータも
白と黒それぞれのボディカラーの車の車内温度では、白のほうが5℃も低くなったというデータもあるようです。いずれにせよ、黒よりも白のほうが車内が暑くなりにくいといえます。気になる場合は防熱カーカバーをかけておくことをおすすめします。
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査定や売却時に高額になる車の色は?
白、黒は査定時にボーナスがつくことが多い
中古車においても人気色の車のほうが売れる傾向にあります。アクサルタの調査結果からもわかる通り、日本では白と黒が人気ですので、売却を視野に入れて車を購入するのであれば、査定時に加点対象となる白や黒がおすすめです。同様に人気のシルバーやグレーもおすすめできます。
また、この場合もパールやメタリック系は高額査定となる傾向があります。つまり日本においてはホワイトパール系が最も高く売れるボディカラーと言うこともできます。
フラッグシップカラーや人気色がある場合は別
例えば、フェラーリのイメージカラーは赤ですので、中古車においても白いフェラーリより赤いフェラーリの方が人気の傾向にあります。つまり、フェラーリにおいては白より赤のほうが高値がつく場合があるといえます。同様に、スバル インプレッサであれば青はリセールの高いカラーです。
また、別の要因で人気になっている車種(グレードや型式)とボディカラーの組み合わせというものも存在します。例えば、トヨタ スプリンタートレノは頭文字Dで有名になったため、白黒パンダカラーのAE86が高額になっています。
流れを知っておくと安心!車買取で車を売る手続きの流れ
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...