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新車購入時の(嬉しい?)悩みのボディカラーについて

赤い車
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新車購入時に悩む部分としてボディカラーがあります。 また中古車選びの際も、欲しい色がなかった場合、何色にしようかと悩むのではないでしょうか。

せっかくだから自分の気に入った色にしたい、という気持ちは誰でもあると思います。 でもやはり昔からの人気色は白と黒です。

ほかの色を選ぶこともできますが、メインはこの2種類であり特に黒はカッコいいが繊細な色だといえるでしょう。 最近では車のボディカラーも多彩になり、色によってオリジナル感を出すこともできます。

今回は車のボディカラーで迷った時に参考となる情報や、人気色と人気のない色のメリットやデメリットをご紹介していきます。

新車購入時に悩むのはやはりボディカラー

カラーチャート
©OceanProd

車のボディカラーは簡単に変更することができない部分なので、新車購入時には特に悩む部分ではないでしょうか。 色によって車の雰囲気はかなり変わります。

また有料色などもあり、そもそもボディカラーにお金をかけるべきかという点も悩みどころです。近年の車はとてもカラフルで選べる色も豊富になってきました。

ではボディカラーには一体どんな色があるのかを、人気車種であるプリウスでご紹介していきます。

カラーの種類は数えきれないほどある

車のボディカラーはどれだけ種類があるのでしょうか。

50系プリウスの選択可能なボディカラーは、

  • ホワイトパールクリスタルシャイン(有料色)
  • アティチュードブラックマイカ
  • スーパーホワイトⅡ
  • シルバーメタリック
  • グレーメタリック
  • エモーショナルレッドⅡ(有料色)
  • スティールブロンドメタリック
  • サーモテクトライムグリーン(有料色)
  • ブルーメタリック

以上の9種類となっています。

これはほんの一例で、車種やメーカーが変われば取り扱っている色も変わりますし、名称も違います。しかしプリウスだけを見ても、これだけのカラーバリエーションがあるのです。

また色の名前も複雑なので、名称を聞いただけではどんな色なのか分からないものもあります。これだけバリエーションが豊富にあると実際に目で見て決めることは難しく、カタログを参考に決めなければなりません。

しかしカタログだけではイメージがつかみにくく、失敗したくないという気持ちから無難な色を選ぶ方もいることでしょう。

やはり黒や白が人気

黒と白のヘルメット
©Alexandr Bognat/stock.adobe.com

車のボディカラーの人気色は白と黒です。これは昔から同じで、先ほど例に出したプリウスも人気色の上位に白と黒がランクインしています。

なぜ白や黒が人気なのかを考えた時、やはり色で失敗したくないという気持ちや単純にカッコいいからという理由があるのではないでしょうか。

また、青や赤、緑などの色は他の色との組み合わせなども考えなければなりませんし、色の組み合わせはその人のセンスが大きく影響してきます。

今までにない斬新でカッコいい組み合わせになる場合もありますが、一歩間違えばダサくなってしまう可能性もあるのです。

その点、白や黒なら柔軟性のある色なので、基本的にどのような色も違和感なく取り付けることができます。

しかし、無難な色である黒は注意しなければならない点もあります。

黒を選んだ時のメリットやデメリット

黒のスポーツカー
©Cla78/stock.adobe.com

黒は人気色です。しかし無難な色である反面、とても気を使う色でもあります。

では黒色を選んだ時のメリットやデメリットをご紹介します。

メリット

  • 高級感がある色
  • カッコいい色
  • カスタムパーツも黒は多い
  • 色を合わせやすい
  • ほぼどんな車でも選択可能

この5点が黒色を選ぶメリットではないでしょうか。高級感がありカッコいい色である黒は、高級車でもよく使われています。

黒色でピカピカの高級車が街中を走っていると、とてもカッコよく見えますよね。高級感を漂わせる黒は、どのような車でも選択可能です。

また自分自身で車のカスタムを行いたいという方は、カスタムパーツでもメジャーな黒色のパーツは多くあります。

マイナーな色に比べ選択肢が増える、というメリットもあるのではないでしょうか。またカスタムする際も色合わせが簡単であるともいえます。

奇抜な色であれば、取り付けるパーツの色にも気を使わなければなりませんが、無難な黒であれば基本的に、どんな色でも違和感なく取り付けることができます。

また単純に、白と黒のモノクロにするだけでもカッコよく見えオススメです。

デメリット

黒色の最大のデメリットはやはり汚れや傷が目立つという点です。

特に新車時などはクリア塗装も新しく、ピカピカなので触っただけで指紋の跡が残ります。

少し洗車せずに乗っただけでほこりが目立ってくるのも、黒色の特徴の1つだといえます。汚れている場合、目立つ車だともいえるのです。

カッコいい状態を保ちたいのであれば、マメな洗車は必須だといえるでしょう。しかし、黒色の車は洗車時にも気を使わなければなりません。

使い古したタオルを使ってしまえば、タオルによっては小傷ができ目立ちます。黒色は触っただけで傷ができてしまうほど繊細な色なのです。 黒の車は新車を架装する際にもかなり気を使う色でもあります。

まだお客さんに渡っていない状態では、絶対に傷をつけるわけにはいきません。バイザー1つ取り付けるだけでも、慎重な作業を求められる車が黒なのです。以上のことから黒色の車は好きな人と苦手な人に分かれます。

しかし、デメリットを忘れさせてしまうほど高級感があり、カッコいい色であるため人気カラーを維持し続けているのではないでしょうか。

迷った場合は白を選ぼう

白い車
©RS-Studios/stock.adobe.com

黒と同じく白も人気色です。白色も無難な色であり、カスタムパーツも多くあります。また、色合わせなども容易な点は黒と同じです。しかし黒に比べ白は傷や汚れが目立ちにくい色となります。

黒のように指紋の跡も分かりませんし、少し汚れていてもあまり気になりません。管理がしやすい車だといえるでしょう。白色は世界的に見て、最も人気のある色です。

【参考サイト】

普通の白色に比べ、パールホワイトなどの有料色はキラキラと輝いてとてもキレイな色をしています。

乗用車においては普通の白はあまり出回らず、パールホワイトを選ぶ方が圧倒的に多いという特徴もあり、もし新車時に黒か白で迷っているのであれば、白色がオススメです。

無難なグレーもオススメ

白や黒の次にグレーも人気があります。 グレーといっても濃いグレーから薄いグレーまで、幅広く選ぶことができますが、グレーを選ぶ最大のメリットは、色のなかで一番汚れが目立ちにくいという点です。

もちろん、カッコいいからという理由でグレーを選ぶ方はいます。

しかし黒や白が人気色のなか、グレーを選ぶ人が一定数いる理由はやはり傷や汚れが目立ちにくいためではないでしょうか。

  • 洗車をあまりしない
  • 色にこだわりがない
  • 運転に自信がない

このような方はグレーを選ぶことをオススメします。 いくらカッコいい黒や白を選んでも、傷をつけたままにしていたり、あまり洗車をせず汚れた状態で放置しているとカッコよさは際立ちません。

その点グレーならば少しくらい汚れていても気にならないですし、無難な色であるといえます。これから車を購入される方はグレーも選択肢に入れてみてはどうでしょうか。

最近ではツートンカラーも人気

60年代初め頃の日本製セダン
©conta114/stock.adobe.com

白や黒の単色が人気のなか、最近ではツートンカラーも人気があります。ツートンカラーとは2種類の色を使い塗装している車になります。基本的なツートンカラーはボディとルーフ部分で色が違う車です。

ツートンカラーではこのタイプの車が多く出回っており、最近ではこのツートンカラーも人気色となっています。

さまざまなメーカーでツートンカラーを選ぶことが可能であり、ボディが赤でルーフが黒、ボディが緑でルーフが茶色、ボディがピンクでルーフが白など多様な組み合わせとなっています。

ツートンカラーのメリットは、

  • カラーのバリエーションが豊富
  • オリジナル感を出せる

この2つです。

単色の色を選ぶ方が多いなか、ツートンカラーの車で走っているだけで他の車とは違うオリジナル感を出すことができます。また色のバリエーションも多くあるので、どれにしようか選ぶのも楽しいことでしょう。

考えられるデメリットは、

  • 選ぶ色によってはダサくなってしまう
  • 場所によって板金修理代が高額になる可能性がある

この2点です。

バリエーションが豊富なツートンカラーでは、選ぶ人のセンスが問われます。 選ぶ色によっては他の車とは違ったカッコよさを表現することもできますが、一歩間違うとダサい車になってしまい後悔する場合も考えられます。

また色の継ぎ目などの板金修理では、2色の色が必要となってくるため、単色の車よりも板金代が高くなってしまうかもしれません。

ツートンカラーには単色にない素晴らしい魅力がありますが、その反面悪い点もあることを踏まえて選びましょう。

ボディカラーには有料色も存在

日本のお金
©beeboys/stock.adobe.com

ボディカラーには有料色が存在することをご存じでしょうか。通常ボディカラーは車両代に組み込まれているため、別途で料金が発生することはありません。

しかしボディカラーのなかには有料色が存在し、別途で料金が発生する色があります。

一般的にパールホワイトやメタリック系の色は有料色となりやすく、理由としては一般的な色とは別途で塗装作業が必要となってくるためです。

例えばパールホワイトであれば、白色の塗装の上にパール塗装を行わなければならず、作業工程が多く通常の白に比べ使用するカラーも多いという特徴があります。そのため有料色扱いとなっているのです。

パールホワイトなどの特殊な色以外で、有料色になっている色はメーカーにより違いがあります。

メーカーがメインカラーとして取り扱っていないと、有料色扱いとなります。そのためメーカーによって有料色に違いがあるのです。

赤や青、黄色などの原色も選ばれがち

赤と黄と青の色えんぴつ
©beeboys/stock.adobe.com

先ほどツートンカラーが人気だとお伝えしましたが、赤や青、黄色などの原色を選ぶ方も大勢います。原色の車をイメージカラーに採用しているメーカーも多く、例えばマツダであれば赤をイメージカラーに採用しています。

イメージカラーとは別に、スバルであればラリー競技で青を採用した車を使用していたことから、スバル=青というイメージも定着しているのです。

原色はその他の色に比べインパクトが強く、白や黒、グレーなどの人気色に比べて自分色を出しながらカッコよい車にすることができます。

色の好みは自由ですが、もし他と差を出したいのであれば原色やツートンなどを選ぶのも1つの選択肢だといえます。

【迷っている方向け】ボディカラーの選び方3選

選択肢
©olliethedesigner/stock.adobe.com

ここまで車にはどのような色があるのかをご紹介しましたが、これを読んでもなお何色にしようか悩んでいる方のために、ボディカラーを選ぶ方法をご紹介します。

基本は好きな色で選ぶが飽きない色にする

まずは単純に好きな色を選んでみましょう。ピンク色や茶色など色の好みはさまざまです。

好きな色を選び、自分が購入しようとしている車で選択できるのかどうかを調べてみればいいのです。もし選ぶことができないのであれば別の選択肢を、選ぶことができれば候補の1つとして覚えておきましょう。

しかしいくら好きな色でも奇抜すぎる色は、すぐに飽きてしまうこともあります。

ピンクやオレンジなどの色は、好きな人は多い色ですが車の色として選んでしまうと、飽きて後悔するなんてことにもなりかねません。また奇抜すぎる色はとても目立つので、毎日走る道などでは自分の車だと覚えられてしまうこともあります。

基本は好きな色でもいいですが、毎日見ることを十分に考慮して選ぶことをオススメします。

車のカラーによって板金塗装の値段が変わる場合も

次に、事故や台風などの自然災害で、板金修理が必要になった時のことを考えてみましょう。

事故などで車の塗装がはがれてしまった際は、板金修理を行います。板金修理では板金屋さんが色を作り、塗装を行うためどのような色でも対応してくれます。しかしなかには、値段が高くついてしまうカラーもあります。

パールホワイトは塗装する手間や塗料が多くなるため、他の色に比べ板金の値段が高額になりがちです。またパール塗装が必要なため、DIYで塗装するのは難しいという点もマイナス要素ではないでしょうか。

免許を取り立てで運転に自信のない方は、板金修理の高くなりがちなパールホワイトは避けた方がいいかもしれません。

売る時のことを考える

次に車を手放す時のことも考えておきます。査定では車の色で査定額が変化することがあります。

高額取引になりやすい色は、人気色である黒や白、シルバー系ですがそのなかでもパールホワイトの査定額は高くなりやすいという特徴があります。

先ほど板金修理では高額になりやすいとお伝えしましたが、人気があるため売る際にはボディカラーがメリットにもなり得るのです。

赤く塗られた車の部品
©Ilshat/stock.adobe.com

その他には黒やシルバー系も無難な色であり、人気も高いことから査定額に期待がもてます。その反面安い査定になりがちなカラーは、赤、青、黄などの原色です。やはり奇抜な色となってしまうので、人気がないことが理由として挙げられます。

中古車業者も売れない車を高く買い取るわけにはいかないので、人気がなければ状態が良くても査定額はあまり期待できません。

もし原色などのあまり見かけないような色を選ぶ場合は、手放す際の査定額は期待できないということを覚えておきましょう。

特殊な色はカスタムしたい場合色がない場合も

愛車を所有した時に考えることは、どうやってカスタムするのかということではないでしょうか。愛車をカスタムしてオリジナル感を出すのはとても楽しいですし、パーツ選びも気合が入ることでしょう。

しかし不人気のカラーを選んでしまうと、カスタムしたいパーツの色がない、といったデメリットが出てきます。

自分で塗装できればいいですが、経験がなければキレイに塗装することは難しいと思います。最近ではいろんなカラーのカスタムパーツが出回っていますが、やはりメジャーな色は種類が多く、原色などあまり人気のない色はパーツの種類が限られてしまいます。

またボディカラーが奇抜であればあるほど、色の組み合わせが重要になってくるためパーツ選びでも苦労することでしょう。その点、白や黒など無難な色であれば、多少組み合わせが悪くても違和感なく取り付けることができます。パーツカラーで困ることがないという点はかなり大きなメリットだといえます。

以上の4点がボディカラーを選ぶ際に覚えておいてほしい項目となります。

どんな色を選ぶかは個人の自由ですが、事故を起こした際や売る時などはボディカラーによって値段が変わるということです。

まとめ

車購入時にボディカラーで悩む方は多いと思います。昔から変わらない人気色は、白や黒、グレーなどです。

理由としてはカッコよく毎日見ても飽きない色であることと、白やグレーなどに関しては汚れが目立ちにくいというメリットがあります。

しかし最近で、はツートンカラーや原色などを選ぶ方も増えてきました。そしてボディカラーの色も豊富になっています。

車のボディカラーを選ぶ上で最も重要なのは、やはり自分自身が気に入るかどうかではないでしょうか。

ボディカラーは後から変更することはなかなかできない部分なので、後悔しないためにもしっかりと選びましょう。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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