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販売台数が多いセダンランキング&コンパクトセダン人気おすすめ7選
日本自動車販売協会連合会が発表した「乗用車ブランド通称名別順位」より、2020年1月~12月に販売した「セダン」の累計販売台数で上位にランクインした車種をランキング形式で紹介します。なお、ブランド名が同じで複数車ラインナップしている場合も、順位にそのまま反映させています。
販売台数が多い国産セダンランキング
9位:ホンダ シビック
販売台数が多い国産セダンランキング第9位は、ホンダシビックです。
デビュー以来コンパクトカーであり、スポーツ走行も得意なイメージを持つ車種ですが、昨今のモデルではロー&ワイドなイメージを持たせた流麗なデザインを持つのが特徴です。
2020年8月で一旦新車の受注がストップしましたが、2021年には最新モデルの登場が発表されたため、再び販売がスタートすることになります。北米仕様にセダンのラインナップがありますが、日本市場には導入されず、一旦はハッチバックのみの販売となるようです。
日本では全メーカーを通してSUVが人気傾向ですので日本市場へのセダン導入はなんとも言えませんが、シビック セダンの歴史は古くファンが多いのも事実なので、今後の展開にも注目したいモデルです。
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本日の在庫数 571台 平均価格 266万円 支払総額 35~1,082万円
8位:トヨタ プレミオ
国産セダンランキング第8位は、トヨタ プレミオがランクインです。
プレミオの特徴は5ナンバーサイズでありながら高級感がある部分です。日本の道路では3ナンバーサイズのセダンでは少し窮屈に感じるシチュエーションも多く、セダンにこだわるシニア世代からの支持も熱いモデルでした。
2021年3月に受注が終了してしまいましたが、中古車市場には出回っている車両ですので、今となっては希少になってしまっている高品質な5ナンバーセダンを求めている人にとっては狙い目とも言えるモデルです。
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本日の在庫数 89台 平均価格 146万円 支払総額 50~360万円
7位:レクサス ES300H
第7位には日本が誇る高級車チャンネルであるレクサスより販売されているES300Hがランクインです。
ESシリーズの特徴としては、高級セダンには珍しいFF方式の駆動系を採用していること。日本の多くの地域では積雪、路面凍結のリスクがあるため、走破性の悪いFR車に関しては積雪の多い地域では敬遠されがちな存在です。
ESの場合は雪道に比較的強いFF車でありながら、レクサス車であるが故の高級感が申し分なく、一躍人気モデルとなりました。
最上級モデルであるLS譲りの迫力あるフェイスと流麗なデザインは、世代問わず受け入れられている完成度の高いモデルに仕上がっています。
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本日の在庫数 332台 平均価格 464万円 支払総額 255~703万円
6位:MAZDA3(セダン)
第6位にランクインしたのはマツダのコンパクトカーMAZDA 3です。
MAZDA 3は、こちらのモデルの日本名であったアクセラのグローバルネームで、2018年より日本でもMAZDA 3の名前で販売されることになりました。
ハッチバックのイメージが強い同車でありますが、セダンに関してもスタイリッシュな見た目が特徴で、トルクフルなディーゼルエンジンを搭載するグレードがあることにも注目です。
グローバルネームに統一することで各部のディテールにさらに磨きがかかったMAZDA 3。ヨーロッパ車のようなしっかりとした乗り味、内装の雰囲気を求める人にはおすすめな1台です。
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本日の在庫数 209台 平均価格 222万円 支払総額 130~340万円
5位:トヨタ カムリ
第5位にはトヨタ カムリがランクインです。日本ではセダン全般的に販売台数が伸びない傾向にあります。
カムリに関しても例外ではありませんが、現行モデルに関してはハイブリッド仕様で燃費も良く、高級感がありながらスタイリッシュでスポーティーな内外装も相まって、人気車種となっています。
日本ではあまり知られていない事実ですが、カムリはアメリカでの売れ行きがよく、トラブルが少なく使い勝手も悪くない汎用性の高いモデルとして多くの方から支持されています。
前輪駆動であることで雪国でも安心感が高く、クラウンの生産中止が発表されてしまった今となってはトヨタのセダンラインナップを支える存在となっています。
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本日の在庫数 2台 平均価格 428万円 支払総額 313~543万円
4位:トヨタ クラウン
第4位には日本を代表する高級車 トヨタ クラウンがランクイン、クラウンは日本初の純国産設計車であり、非常に歴史の深いモデルですが、現行モデルを最後に生産が終了するという流れになるようです。
そんなセダンとしてのクラウン最後のモデルとなっている現行クラウンの特徴は、見た目のカッコ良さ、高級車としての上品さ、そしてシンプルで飽きのこないデザインになっていることが挙げられます。
インテリアにも過度な装飾は行われず、高機能でありながらシンプルにまとめられている印象です。乗り味も若干ですがスポーティーな印象もあり、普段のドライブも楽しくなるような工夫がこらされた、最後のクラウンとして完成度は非常に高いです。
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本日の在庫数 136台 平均価格 361万円 支払総額 38~903万円
3位:スバル インプレッサG4
第3位にはスバル インプレッサG4がランクインです。
インプレッサに関しては昨今ではハッチバック車のイメージも強いですが、世界ラリー選手権での活躍などもありセダンタイプも根強い人気を誇っています。
スバル伝統の水平対向エンジンに、剛性の高いボディーによるしっかりとした乗り味が魅力です。さらにはスバル自慢の先進予防安全装備である『アイサイト』も装備されることで、日本国内でもトップクラスの安全性能を誇ります。
以前は一部の愛好家に人気があった車種ですが、現在はとても親しみやすくなった印象で、安全性、取り回し、快適性がバランスよくとても乗りやすい1台です。
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本日の在庫数 219台 平均価格 108万円 支払総額 34~237万円
2位:トヨタ カローラ(セダン)
第2位には世界でも有数の知名度を誇るトヨタ カローラがランクインです。初代の誕生が1966年とかなりの歴史を誇るモデルで、1974年には生産台数世界一を達成したこともあります。
伝統ある車種ではありますが、2006年に一度生産が終了され、日本市場からは姿を消すことになります。その後アメリカなどの海外ではモデルチェンジを繰り返しながら販売が続けられ、日本では少し小型なカローラアクシオにバトンタッチしました。
2019年には日本国内では13年ぶりにカローラの新型が発表され、現在もそちらのモデルが販売され続けています。
トヨタ自慢のTNGAも導入され、優れた乗り心地とカーブでの安定感に優れ、ドライブの楽しさも考慮された仕上がりとなっています。高い信頼性はプライベートのドライブだけでなく、お仕事に使う営業車にもお勧めな1台です。
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本日の在庫数 492台 平均価格 205万円 支払総額 50~473万円
1位:トヨタ プリウス
第1位に輝いたのは、トヨタが世界に誇るハイブリッド車 プリウスです。セダンタイプでありながらハッチバック形状で、広いラゲッジスペースがある事も隠れた魅力です。
初代に関しては現在のような大衆的なイメージではなく、新しいことにチャレンジする未来のクルマといったイメージがあり、各部に高級感を持たせていた印象でした。
2代目はアカデミー賞授賞式に俳優のレオナルド ディカプリオ氏が乗りつけた事もありアメリカからヒットの波が起こり、瞬く間に世界に広がりました。
その後爆発的に売れた3代目、デザインに賛否両論がありながらもTNGAプラットフォームの採用や先進の安全装備が装着されるなど性能が魅力的な現行モデルへと進化し続けています。
燃費、故障しにくさ、使い勝手の良さ、現在の日本の自動車事情には最も適している1代ではないかと感じます。特に欲しい車がない人でもとりあえずプリウスに乗れば間違いない、そんなイメージもある非常に扱いやすいイメージの1台です。
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本日の在庫数 9895台 平均価格 178万円 支払総額 28~829万円
- 執筆者プロフィール
- ダイス
- プリウス専門店『Kyoei Japan』でセールス・マーケティングを担当しながらライターとして活動しています。愛車はホンダ シビックEG6型、普段乗りはZVW30 プリウス。仕事柄プリウスに関するネタに関しては引き出し...