更新
おしゃれな国産レトロカーおすすめ14選|中古車価格や車選びのポイント
目次
オシャレで個性的な国産レトロカー!人気の理由は?

車選びにおいては、性能や機能を重視する傾向にありますが、個性的な装備やデザインで選んでもいいはず!
特に国産レトロカーは、個性が無いと目立たたない中古車市場において、古着屋で一点ものの服を探すような楽しさがあるといえます。
使い勝手においても、現在でもスムーズに操作、走行可能という点も敷居が低くて安心できますね。
車好きに限らず、車両を探すところから楽しめる人が、こういったレトロカーを選んでいるのではないでしょうか。
おすすめ国産レトロカー14台をピックアップ!
おすすめする国産レトロカーは、新車の軽自動車並みの価格(200万円前後)の予算で購入可能な中古車のなかから抜粋しました。
光岡自動車の人気車「バディ」のような、クラシックデザインをはじめ、フィアット 500などのヨーロッパ車にも採用されるキャンパストップなど、見た目や装備で個性を持つ車などをご紹介します。
スズキ ラパン

スズキ・ラパンは、2002年から現在も販売される軽自動車です。新車で購入することも可能な車両で、ユニセックスな車両になっています。
ラパンは、初代(2002-2008)、2代目(2008-2015)、3代目(2015-)の3世代に分けられます。
魅力的なポイント
ラパンの魅力的なポイントは、カラーバリエーションの多さです。パステルを基調としたカラーリングは、女性人気のポイントでもあります。
またラパンSSというモデルは、カワイイイメージの中にもスポーティーさがあり、スパイスの効いたモデルに仕上がっています。
今回その中でも注目したいのは「キャンパストップ」というオプション装備です。
アニメ「ルパンⅢ世・カリオストロの城」では、冒頭で、クラリスが追手に追われシトロエン・C2Vで逃げるシーンがあります。ルパンのフィアット500も、クラリスの乗るC2Vどちらもキャンパストップです。
中古車情報・価格
キャンパストップ付のラパンは、20万円前後から、100万円前後で販売されています。在庫はやや少なく、色を選ぶほどの台数はありません。
初代のみのオプション設定で、レアなオプションですが人と違うラパンに乗りたい人はぜひ、探してみてください!
- 最新「アルトラパン」中古車情報
-
本日の在庫数 5356台 平均価格 69万円 本体価格 0~175万円
ダイハツ ネイキッド

ダイハツ・ネイキッドは、1994年から2004年まで販売された軽自動車です。今では新車で購入することはできないモデルで、生粋のレトロ枠といえるでしょう。
魅力的なポイント
ネイキッドの魅力は、その無骨さです。ネイキッドの名前の通り、ネジ、ドアヒンジが「むき出し」になっており、その雰囲気だけ言えばハンヴィー(ハマーH1の愛称)のようです。
その無骨さがカスタムのポイントとなる、ハマー顔スワップキットが販売されています。
昨今のリフトアップするカスタムと相性抜群で、「小ハマー」を作ってもカワイイかもしれません。
中古車情報・価格
ここではネイキッドをベースに小ハマー化された車両の価格と、通常の価格の2種類で紹介します。
まず、ベースとなる通常のネイキッドの価格は、10万円前後からと超格安で、高い物で100万円前後となっています。在庫豊富で、色を選んでも数台の比較はできるくらいです。
また、小ハマー化されたモデルでも、40万円前後の車体からあり、予算にあわせて探すことも可能な状態です。
ハマーは乗りたいけど駐車場がという方、検討してみてはいかがでしょうか!
- 最新「ネイキッド」中古車情報
-
本日の在庫数 228台 平均価格 32万円 本体価格 6~137万円
スバル サンバー ディアス

スバル・サンバーは、1961年に生産が開始された、スバルの軽貨物として誕生しました。現在では、ダイハツ・アトレーのOEMとなり、スバルの生産するサンバーとは、趣が変ってしまいます。

そのサンバー ディアス(以下、ディアス)は、1990年にラインナップに加わった乗用車モデルの総称です。5代目(1990-1999)、6代目(1999-2002)の実質のモデル末期に生産されたモデルで、丸目でクラシカルな雰囲気の外装を纏ったディアス クラシックがあり、個性的な1台です。
魅力的なポイント
ディアスの魅力は、軽自動車では3気筒が当たり前だった時代に、軽自動車ながら4気筒エンジンを搭載し、排気圧に頼らない過給が可能な、スーパーチャージャーの採用など、水平対向エンジン以外にもこだわったエンジンを採用している点です。
そこで、サンバーが、ポルシェと同じRRという駆動方式を採用していることから、「農道のポルシェ」ともいわれる車両です。
ただし、オシャレという点においては見た目が、Y便局や、A帽などのいかにも貨物車です。そこで、見た目のデザインがクラシカルになっている、ディアス クラシックをお勧めします。
5代目と6代目のディアス クラシックを見分けるポイントは、フロント部に取り付けられたグリルです。5代目は縦長の丸みを帯びたデザインになっているのに対して、6代目は丸みがあるものの台形を基調にした形になっています。
中古車情報・価格
5代目、6代目のディアス クラシックは、よく似た見た目をしており大きな違いはありません。そこでまとめてディアス クラシックの価格を発表します。
ディアス クラシックの中古車価格は、30万円から100万円で、年代も混在しおり、大きな価格差は5代目と6代目にはありません。在庫は5代目が多く、6代目が少ない状態です。
移動販売車を探している方や、変わった軽キャンパーを作りたい方にはオススメです。
- 最新「サンバーディアス」中古車情報
-
本日の在庫数 54台 平均価格 67万円 本体価格 8~189万円
日産 ラシーン

日産・ラシーンは、1994年から2000年まで販売された、クロスオーバーSUVです。ベースとなるのは、同時期のサニーという5ナンバーセダンでした。そのため、ラシーンも排気量は1800ccが中心で、サニーベースのため悪路も得意という訳でもなく、SUVの雰囲気を楽しむ車両です。
大雑把に言ってしまえば、荷物の積載量が多いサニーなのですが、積載量が多いという点は加点ポイントでもあります。
魅力的なポイント
サニーがベースになっていることで、当時の普通の車です。取り立てて悪いことも無く、他社より圧倒的にいい点ということもありません。そのため、単純に「角ばった見た目が好き」、「カスタムベースにしたら面白そう」といった需要を幅広く受け入れることが可能です。
特に、サイドの窓の形状がハマーH3に似ていることから、この車にもハマー顔キットもあり、ジープ風のキットや、クラシカルな丸目にするキットなど、さまざまな顔のカスタムが行われています。
中古市場には、さまざまな顔があるラシーンですが、純正の角目から丸目のカスタムが基本の見分けになっています。しかしながら、元々丸目をした4連ライトモデルのフォルザがあり、フォルザは純正の丸目ライトです。
中古車情報・価格
カスタムカーがそれなりにあるのが特徴で、ベース車としても安価に入手可能なことがラシーンの良い所。在庫も豊富で、ビビットなカラーや、パステルカラーがあり、好きな色も探すことができます。
そんなラシーンの価格は30万円前後から、200万円前後まであります。90年代はよく見かけた車ですが、今となっては珍しい車です。
- 最新「ラシーン」中古車情報
-
本日の在庫数 162台 平均価格 102万円 本体価格 23~328万円
光岡 ビュート

光岡・ビュートは、1993年から現在も販売される、光岡自動車の主力となる車です。
ビュートは、ベース車となるマーチを、ジャガー・マークⅡに似せて外装を作り直した車になっています。
そしてビュートは、初代(1993-2002)、2代目(2005-2010)、3代目(2012-)の3台に分けられます。それは、マーチのモデルチェンジごとに変っている事が分かります。
また、初代にはマーチのカブリオレをベースにしたモデルもあり、レアなビュートの中でもレアな車両になっています。
魅力的なポイント
ビュートの魅力は何といってもその見た目です。モデルとなったジャガー・マークⅡは、マークⅠと合わせ、1956年から1967年に生産されていたモデルです。
内装はマーチそのものですが、外装に関してはイギリス紳士好みの仕上がりといってよいでしょう。こういった現代の車両をベースに古い車をオマージュした車両のことを、パイクカーといいます。
光岡自動車は、こういったパイクカーづくりに特化したメーカーでもあり、他にも魅力的な車種をラインナップしています。
中古車情報・価格
ビュートは、光岡自動車の中でも主力となる車両で、在庫も豊富です。価格も10万円前後から400万円近いモデルがあります。現在のビュートの新車が201万3000円からとなっています。
今すぐビュートが欲しいとしても、そこに200万円を積むかどうかは悩ましい判断です。なにせ200万円の車体を2台買えてしまいます。
したがって、100万円前後で車体を探すとお得感があるかもしれません。
- 最新「ビュート」中古車情報
-
本日の在庫数 138台 平均価格 130万円 本体価格 20~434万円
日産 パオ


パオは、1989年から1991年の平成初期に販売されたパイクカーです。同時期にフィガロや、Be-1、エスカルゴなどのパイクカーを日産が連続して販売しており、バブル景気の最後だった当時を垣間見ることができる1台です。
パオを語るうえで、コンセプトとなったバナナリパブリックがキーワードになり、レトロ調というのは後からついてきたという話があります。
それは、もともとパオがバナナリパブリックという、「旅行・トラベル」「サファリ」といったことをコンセプトにしていて、レトロ調とは少し離れた場所にあったということです。
ただ、バナナリパブリック(バナナ共和国)という言葉は、時より差別的なニュアンスが含まれるため、使い方には気を付けたい。
魅力的なポイント
コンセプト通りに語るのであれば、サイドのプレスラインはどこかジープ的で、サファリ感が漂います。また、むき出しのドアヒンジも同様です。
レトロ調と捉えられる部分ですが、ルーツを知ると少しパオがワイルドに見えてきます。
また、キャンパストップのオプションでは、開放感があり、屋根なしジープで旅をする、サファリ的な雰囲気を味わうことができるでしょう。
中古車情報・価格
パオは古い車だけに、これから在庫が増える期待をすることができない車種です。これからはどんどん減る一方となるでしょう。今のところは、60万円前後から200万円前後で取引がされています。
しかしながら、重要なポイントはこれから在庫がどんどん減っていくことが予想されること、即ちプレミア価格になってしまうことが危惧されます。
キャンパストップもまれに見かけるレベルですので、今を逃すと後悔するかもしれない1台です。
- 最新「パオ」中古車情報
-
本日の在庫数 48台 平均価格 130万円 本体価格 42~260万円
日産 フィガロ


フィガロも、1991年から1992年に販売されたパイクカーです。Be-1をかわきりに、パオの次となる、日産の販売したパイクカーの第3弾としても知られています。
このパイクカーシリーズの中でも唯一のターボ仕様エンジンを搭載しており、欧州風のキャンパストップなどの影響か、イギリスでも人気の車となり、フィガロUKなるお店まであったと噂されるほどです。
日産パイクカーシリーズの集大成というべき車両が、フィガロという言い方もできます。
魅力的なポイント
フィガロが、他のパイクカーと異なるのは、そのターボエンジンでしょう。同社のパイクカーシリーズの中では最もパワフルに走れる車両ではないでしょうか。
とはいえ、100kg近くベースとなるマーチから重たくなっていることを考えると、ターボは必須のアイテムだったかもしれません。
また、欧州車によく装備されるキャンパストップも大きな魅力のひとつです。
髪の毛がぐしゃぐしゃになると女性にはあまり人気のないタイプのボディですが、開放感がある車も趣のある乗り物ですので、髪を束ねるなどして満喫してみてください。
中古車情報・価格
2万台近く販売されたといわれるフィガロですが、もはやほとんど残っていません。価格は80万円前後から200万円前後と、同じパイクカーシリーズのパオと比較して、平均価格が高い車となっています。この機会を逃すと買えなくなる可能性が高まる1台です。
パオが、フィガロ同様に台数が少なくなれば似たような価格変動を起こすでしょう。
- 最新「フィガロ」中古車情報
-
本日の在庫数 21台 平均価格 224万円 本体価格 76~495万円
ダイハツ ミラ ジーノ


よくジーノは、イギリスのミニクーパーをモデルにしたと言われます。確かに、車好きが見ても似ていると思いますので、異論はありません。
しかし、実はもうひとつ説があります。同社には、1963年から1970年まで生産した乗用車、コンパーノのオマージュであるという説です。
これは、ある雑誌のインタビューにもある話なのですが、ダイハツ工業製品の企画部へのインタビューで、「ジーノの目指したレトロテイストのルーツは、コンパーノである」というコメントがあります。
正式には、ミニクーパーではなく、同社のコンパーノであることを、車好きであればぜひとも覚えておきたい話ですね。
魅力的なポイント
ミラジーノは、初代(1999-2004)、2代目(2004-2009)と生産が特別長い訳ではありませんが、在庫が豊富であることは十二分な魅力です。
また、人気車ミニクーパーを彷彿とさせる見た目は、本来は同社のコンパーノがルーツとなることに反するものの、「思いもよらない」人気の出かたとなったといえます。
外車は壊れた時の部品調達に難があり、国内で乗る分には国産車が安心という考え方もできます。そのため、同社のミラと部品を多く共有し、流通量も安定しているこの車を選ぶことで、外観を楽しみながらも、日常的に使用しても気にならないメンテナンスの手軽さがあります。
中古車情報・価格
初代、2代目ともに在庫が豊富です。色を選んで比較できるほどの車種があり、在庫が少ないとそうはいきません。価格は10万円前後から、120万円前後までと安価なものから、それなりの価格まで幅広くなっています。
この車両の特徴は、初期型でも2代目と価格がほぼ変わらない事です。これは、初代がローバーミニや、オースチンミニに似ていることが理由で間違いないでしょう。
ダイハツの思惑とは違いますが、人気の車種があるということは、喜ばしい結果といえるでしょう。
- 最新「ミラジーノ」中古車情報
-
本日の在庫数 1451台 平均価格 37万円 本体価格 0~218万円
光岡 レイ

光岡自動車のレイは、1996年から2004年にかけ3世代が生産されました。初代(1996-1999)は、マツダ・キャロルがベース車となっており、2代目(1999-2004)は、スズキ・アルトがベース車で、3代目(2002-2004)は、ミラジーノがベースとなっています。
光岡自動車では、ベース車が変わることがよくありますが、これだけベース車が安定しないことも珍しいといえます。
魅力的なポイント
光岡自動車は、イギリス車をよくオマージュの元にしますが、レイは、「ウーズレー」をイメージして作られているのではないでしょうか。
ADO16という車種統廃合政策にもと生まれた車両のひとつで、ミニのロールスロイス「バンデン・プラ・プリンセス」や、バンデンプラほど高級ではないが、豪華な「ウーズレー」といった具合です。
見た目の完成度は、初代が圧倒的で、2代目は、そこはかとなくベース車が透けているため、良いパイクカーとはいえないでしょう。したがって、魅力的に映るのは初代ということになります。
また、3代目はミニクーパーに似ているといわれるミラジーノがベースという事もあり、初代には及ばないものの、なかなかの再現度といえるでしょう。
中古車情報・価格
2代目を除いた、初代、3代目の価格をそれぞれ調べていきたいと思います。結論からいえば、安いですが、台数がありません。特に不人気と考えられる2代目は姿すらない状態です。
価格自体は、10万円以下から、高いものでも50万円で、キャロル仕様も、ミラジーノ仕様も、正直に大きな差はありません。であれば、部品供給が多いミラジーノを選ぶ方が賢明な判断といえるでしょう。
- 最新「レイ」中古車情報
-
本日の在庫数 4台 平均価格 69万円 本体価格 50~90万円
日産 マーチ ボレロ

マーチ ボレロ(以下、ボレロ)は、2代目(1992-2002)と、3代目(2002-2010)、4代目(2010-)にラインナップされた、クラシカルな雰囲気を漂わすモデルです。
イメージにあるのは、2代目がイギリスのウーズレーと思われます。3代目はイタリアのランチア・アウレリアかと思われます。最後の4代目は、2代目や3代目と比較してしまうと、「それっぽいグリルを付けた」簡単な仕様に留まっているように感じます。
魅力的なポイント
せっかくレトロ感を出そうとしているのに、4代目は少し残念なモデルといえるでしょう。
辛い評価に思うかもしれませんが、正直にただ単純に古臭い部品を付けても、「何のコンセプトも感じないダサいだけの車」で、4代目はまさにそういう車になってしまっています。
逆に、2代目や3代目には、ただ古臭い雰囲気の車を作ったという感じはしません。この車をオマージュしたかったという、雰囲気を感じ取ることができます。
中古車情報・価格
2代目、3代目、4代目に分けて価格を調査しました。そうしたところ、どれも同じような価格帯で変動しており、新しいわりに安値の4代目、古いわりに高値の2代目、その間の3代目という結果です。
したがって、底値の20万円前後でも2代目、3代目、4代目を選べます。150万円前後の高値の部分では、新しい4代目がその大半を占めている状態です。
2代目、3代目は高いもので60万円前後ですので、比較的安く購入できる車両といえます。
- 最新「マーチ」中古車情報
-
本日の在庫数 1825台 平均価格 51万円 本体価格 1~223万円
スバル ヴィヴィオ

スズキ・アルトや、ダイハツ・ミラに比べれば、マニアックな軽自動車として扱われることの多いスバルの軽自動車です。ヴィヴィオは、1992年から1998年まで販売されたスバルの軽自動車です。
ヴィヴィオは、RX-Rのラリーやジムカーナなどの自動車競技によく使われたモデルが有名ですが、ビストロというレトロ風のものもありました。
ですが、ここで注目したいのは、T-Topのモデルです。タルガトップや、Tバールーフとも呼ばれるタイプのルーフですが、スープラ、MR-2、フェアレディーZでも採用される、かなりスポーティーなイメージのルーフです。
それを軽自動車に搭載したちょっとリッチなモデル、それがヴィヴィオだったのです。
魅力的なポイント
スバルの拘りのエンジンは何も水平対向だけではありません。軽自動車にDOHCヘッドの4気筒エンジンを搭載し、ターボ全盛の中スーパーチャージャーで過給するスタイルは、先代のレックスから続く、スバルのこだわりのエンジンだったといえます。
名だたるスポーツカーにも採用されたタルガトップが味わえるT-Topは、3000台限定のモデルで、入手難易度的には高いですが、所有できれば価値ある1台に間違いはありません。
中古車情報・価格
今、買っておけばプレミア間違いなしのT-Topの中古車価格は、40万円前後から70万円前後です。安いのは今のうちというべき価格で、今後台数が減っていけば値段は跳ね上がるでしょう。
また、RX-Rというモデルが速いモデルで、スズキのアルトワークス、ダイハツのミラ・アヴァンツァートのライバルがおり、カスタムパーツも豊富にあったことから、T-Topも改造されているものもあります。
- 最新「ヴィヴィオ」中古車情報
-
本日の在庫数 48台 平均価格 62万円 本体価格 8~135万円
トヨタ ウィル Vi

トヨタ・ウィルVi(以下、ウィルVi)は、2000年から2001年というとても短い間に生産された車です。トヨタのWillブランド第1弾として販売されたモデルで、トヨタのエンブレムが一切ないのも特徴です。
当時のヴィッツをベースに、馬車をモチーフにデザインされたウィルViは、リアウインドウがクリフカットという絶壁になっています。かつて、マツダ・キャロルが似たようなリアウインドウをしていましたが、それを連想する人も多く居たそうです。
魅力的なポイント
ウィルViの魅力は、ファンシーな見た目です。他の基本性能は、当時のヴィッツ同等のため、特筆すべき点はありません。
しかし、せっかく馬車をイメージしたファンシーな雰囲気なのに、開放感のない屋根など、物足りなく感じてしまいます。そんな不満を想像したのかは分かりませんが、キャンパストップがあるのです。
このファンシーな見た目で、開放感のあるキャンパストップが加われば、メルヘン度が振りきれるでしょう。
中古車情報・価格
同年代のヴィッツと比較して、やや高めの中古相場になっています。価格はおよそ30万円から、70万円前後となっています。キャンパストップは少なめで、見つけたら買っておかないと後悔する1台といえるでしょう。
誰ともカブらないレア車でありながらも、基本はヴィッツとメンテナンス面でも困りにくい1台ですので、オススメです。
- 最新「WiLL Vi」中古車情報
-
本日の在庫数 35台 平均価格 39万円 本体価格 9~75万円
三菱 パジェロジュニア フライングパグ

三菱といえば、パジェロというほどの時代もありました。パジェロジュニア(以下、パジェロJr)は1995年から2000年に販売されたモデルです。
ベースになるのは軽自動車版パジェロとして作られたパジェロミニで、それにフェンダーを取り付けたり、1000ccを超えるエンジンを搭載するなどされています。そのため、ベースは軽自動車ながら、乗用車枠のコンパクトSUVといえます。
そんなパジェロJrフライングパグは、100年以上前のロールスロイスをデフォルメした風で、しっかり再現されるより「かわいさ」を感じる仕上がりになっています。
魅力的なポイント
狙ったかどうかは定かではありませんが、パジェロJrのFRレイアウトベースの4輪駆動故のロングノーズ、ボディの厚ぼったさ、細いボディにうねりのあるオーバーフェンダーなど、似ているポイントが多数ちりばめられています。
それをコンパクトな3500mm(100年近く前のロールスロイスファントムⅢのホイールベースとほぼ一緒)にギュッと詰め込むとこんな感じになります。前後に縮んだ分、上下に伸びましたとばかりのデフォルメ具合です。
なんとも愛らしい見た目をしています。
中古車情報・価格
パジェロJr自体は、レア車という訳ではありませんが、フライングパグはかなりレアモデルです。同じパジェロJrの標準モデルと比較して、倍近い価格になっていますが、それでも50万円前後から120万円前後という価格です。
人と違うSUVを探している人は、こういった車を探してみるのも面白いかもしれません。
- 最新「パジェロジュニア」中古車情報
-
本日の在庫数 17台 平均価格 62万円 本体価格 17~99万円
トヨタ クラシック

トヨタ・クラシックは、1996年から1997年に受注生産したパイクカーです。トヨタの市販車販売60周年を記念して作られたモデルで、1963年に完成したトヨタ初の量産車「トヨダ・AA型乗用車」をモチーフにしたモデルです。
ベースとなったのは、5代目ハイラックスで、原型が分からないほどの仕上がりになっています。
魅力的なポイント
他社のモデルを真似たパイクカーが多くある中、自社のモデルを基にしたパイクカーはそこまで見ることはありません。
例えば、アルピーヌA110のようにオマージュすることは多くても、ここまで元の車両が分からなくなるまで手を加えるのは、他に光岡自動車くらいのものでしょう。
パイクカーを語るうえで、トヨタ・クラシックは外せません。
また、トヨペット・クラウンをオマージュしたパイクカーがトヨタにあり、トヨタ・オリジンというセダンもある。初代と同じ観音開きを採用するなどのこだわり仕様です。
自社の車をオマージュするので遠慮をする必要がありません。できる限り同じものを作ればいい訳ですから、パイクカーとして最も作りやすい環境と考えられます。当然、その完成度は魅力的になります。
中古車情報・価格
クラシックは限定の車両だけあり、在庫は少なく、やや高額で取引がされています。価格は300万円前後で、決して安くはありませんが、光岡自動車のRAV4ベースのバディに比べれば、安価に取引されているといえます。
- 最新「トヨタクラシック」中古車情報
-
本日の在庫数 4台 平均価格 371万円 本体価格 285~470万円
国産レトロカー選びのポイントは?
以下の表は、各車種を検討しているユーザーがどのような要素を重視しているのかをまとめたものです。IGNITIONがユーザーの閲覧コンテンツの傾向などを分析・集計したデータに基づいています。
車名 | コンテンツ① | コンテンツ② | コンテンツ③ |
スズキ ラパン | インテリア (22.5%) | 趣味 (10.8%) | 走行性能 (10.6%) |
ダイハツ ネイキッド | 燃費 (25.1%) | インテリア (22.0%) | 走行性能 (11.9%) |
スバル サンバー ディアス | エクステリア (16.7%) | 安全性能 (16.7%) | 室内空間 (16.7%) |
日産 ラシーン | インテリア (26.4%) | 燃費 (19.8%) | 走行性能 (17.9%) |
日産 パオ | 燃費 (20.6%) | 趣味 (17.3%) | インテリア (16.9%) |
日産 フィガロ | 趣味 (27.1%) | インテリア (17.6%) | 燃費 (14.2%) |
ダイハツ ミラ ジーノ | 燃費 (30.1%) | インテリア (18.2%) | 趣味 (11.5%) |
日産 マーチ ボレロ | 趣味 (22.2%) | インテリア (15.7%) | 燃費 (15.7%) |
スバル ヴィヴィオ | 燃費 (29.0%) | インテリア (16.2%) | 趣味 (14.7%) |
トヨタ ウィル Vi | 燃費 (30.0%) | インテリア (20.0%) | 趣味 (15.0%) |
三菱 パジェロジュニア フライングパグ | アウトドア (28.6%) | インテリア (14.3%) | 趣味 (14.3%) |
トヨタ クラシック | 趣味 (26.0%) | 燃費 (16.4%) | 走行性能 (12.2%) |
※光岡 ビュートおよびレイはデータなし。上記データも絶対というわけではありませんが、参考にしてみてください
インテリアや室内空間も確認しよう
デザインやスタイルといった外観だけでなく、インテリアや室内空間も確認するユーザーが多いようです。見た目の好みを重視するなら、外装だけでなく内装もチェックしてみましょう。
また、中古車ではシートの傷みやオーディオ、ナビなどの装備がじゅうぶんか、購入後、DIYする必要はあるかなどもチェックポイントです。
レトロカーは燃費や安全性能をチェック!
やや年代が古い車だからか、燃費を気にするユーザーが多いことも特徴でした。基本設計自体が古いので、安全性や安全装備、走行性能も確認しておきましょう。
とはいえ、ご紹介した国産レトロカーのほとんどはコンパクトカーですので、ものすごく燃費が悪いというわけではありません。最新モデルと比較して、月のガソリン代などの目安を付けておくと安心です。
チョイ古くても乗りたい車を選ぶのはアリ!

オシャレな国産レトロカー、レトロな見た目でカワイイ車や、実際に時間が経ってレトロになった車、昔からよく使われる装備、一言でレトロといっても感じ方は人それぞれです。
レトロに限らず、何がオシャレかというところも感性に左右されるので難しい問題が多くあります。
ただし、巷でいうファッションリーダーは、オシャレである以上に、自分のやりたいことがブレない個性的な人であるように感じます。
車も同じで、自分の乗りたい車であれば、最新モデルかどうかは関係ありません。オシャレな国産レトロカーは、見た目を楽しむことが十分でき、所有欲も満たせるモデルばかりと言えるでしょう。
【初心者必見】初めての車選びをステップごとに紹介!これさえ押さえれば間違いなし
オシャレな車がほしい人にはこちらの記事もおすすめ!
女子はどんな車が好き?モテ車を調査!
データ協力 | IGNITION|自動車業界専用マーケティングデータプラットフォーム |
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...