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全部知ってる?普通運転免許証で乗れる車の種類とは?
普通運転免許証をとると、どんな車に乗れるの?
運転免許証を持つにあたって最も大切なことは、その免許でどんな車を運転できるか、ということです。しかし、普通運転免許証というのは、普通過ぎてどんな車を運転できるのかはあまり意識されていないのではないでしょうか。
マニュアル(MT)やオートマ(AT)の違いや、ガソリンとディーゼル、電気自動車やハイブリッドの違いは気にしても、普段の生活の中ではいちいち気にしなくても問題はあまりないというのが実感です。ただ、知識として知っておくことは大切なことでしょう。
普通運転免許証で乗ることができるのは、以下の条件を満たす自動車のみになります。
車両総重量
重量が3,500kg未満であること。
積載量
最大積載量が2,000kg未満であること。
定員
定員が10人以下であること。
重量や積載量はともかくとして、定員が10人を超える車は運転できないと覚えておけば、間違うことは無いでしょう。
普通運転免許証をとることで乗れる車の種類
普通運転免許証で乗ることができるのは、以下のものとなっています。
- 普通自動車
- 小型特殊自動車
- 原動機付自転車
普通自動車とは、小型特殊自動車や自動二輪車以外の、重量が3500kg未満、最大積載量が2000kg未満、定員が10人以下の四輪車のことです。
普通免許で乗れる小型特殊自動車ってどんな車?
小型特殊自動車とは、トラクターやコンバイン、フォークリフト、ロードローラーなどの農耕作業用自動車や、キャタピラのついた自動車のことを言います。
普通免許で乗れる原動機付自転車ってどんな車?
原動機付自転車とは、いわゆる原付のことです。具体的には道路交通法では50cc以下、道路運送車両法では125cc以下の原動機がついた二輪車のことです。法律の範囲内なら、車輪が三輪でも四輪でも原動機付自転車として扱われます。要は車輪の数ではなく、原動機のパワーによって区別されるということですね。
勘違いしやすい原付の上限に注意
50ccの原付を運転できる方の中には、自動二輪車を運転できる能力が備わっている方がいるかもしれません。
しかしそれは、法律に違反することになります。 できることとやっていいことは違うんだということを理解して、法律の範囲内で安全運転を心がけましょう。
運転免許の取得費用まとめ
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
- 監修者プロフィール
- 鈴木 ケンイチ
- 1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌/女性誌/PR誌/書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレー...