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運転免許の取り方とは?取得までのステップをわかりやすく解説!
1)取得する運転免許を決める

自動車運転免許は車の種別によって必要な運転免許が異なり、「普通」「準中型」「中型」「大型」などの種類があります。はじめて運転免許を取得する際は、普通自動車免許(普通免許)を取得するのが一般的です。
- 普通免許 AT限定:AT(オートマ)車のみ運転ができる
- 普通免許:MT(マニュアル)車とATの運転ができる
ATはアクセルペダルとブレーキペダルの2ペダル方式で、MTはアクセル・ブレーキペダルに加え、クラッチペダルが加わる3ペダル方式です。
国産車の98%以上がAT車(軽自動車除く)の現代では、MT車に乗る必要が無い場合、普通免許のAT限定で十分でしょう。
仕事にてトラックの運転を予定している人は18歳から取得できる「準中型免許」を取得することで普通自動車の運転もでき一石二鳥です。
- 総重量:3.5t以上7.5t未満・最大積載量:2.0t以上4.5t未満
- 普通自動車(AT/MT)が運転可
トランスミッションの意味と仕組み全種類まとめ!AT・MT・CVT・DCT・AMTとは?
2)教習所を決める
運転免許を取得するには、一般的に教習所(自動車教習所)に入学します。教習所は日本全国どこでも利用することができますので、通いやすい教習所を選びましょう。また教習所によって取り扱う免許の種類が異なりますので確認してください。
教習所には公安員会の指定を受けた「公認」と「非公認」の二種類があります。
公認は教習所卒業後に免許センターでの技能試験が免除され学科試験を受けます。非公認は免許センター(試験場)にて技能と学科の両試験に合格しなければならず、免許取得後に公認の教習所にて「取得時講習」も受けなければなりません。
はじめて運転免許を取得する人は、効率よく取得できる公認の自動車教習所が便利でしょう。自信のある人は独学で学んで免許センターにて、一発試験にチャレンジすることも可能です。
運転免許取得の費用
はじめて運転免許証を取得する場合、最短期間で取得できた際の費用をまとめました。
普通免許・準中型免許の費用は都道府県・教習所によって異なり、合宿の場合は宿泊する施設・設備によって価格差がありますので、あくまでも目安として参考にしてください。ネット割引・早割・学割や閑散期の利用で費用が安くなるケースもありますので、直接教習所に問い合わせて相談することをおすすめします。
普通免許 | 通学 | 合宿 |
AT限定 | 約29万円 | 約20万円 |
MT・AT | 約31万円 | 約23万円 |
準中型免許 | 通学 | 合宿 |
MT・AT | 約33~39万円 | 約30~40万円 |
運転免許(普通免許)の取得費用総まとめ!教習所・合宿免許の相場から安くする方法まで
短期間で取得したいときは合宿免許がおすすめ

合宿免許とは教習所に通って運転免許を取得するのではなく、宿泊施設に滞在して集中して運転免許を取得するシステムで、普通免許はスムーズに進めば最短14日前後で取得が可能です。
合宿で普通免許を取得する費用は、教習所に通うより安価に設定されているケースが多いので、長い休暇が取れる場合は時間と費用を節約することができます。
3)教習所にて卒業証明書を獲得する
教習所では「第一段階」「第二段階」に分けて技能教習と学科教習を学び、両教習の試験に合格しなければなりません。
教習所での流れ
第一段階+試験 →(仮免許取得)→ 第二段階+試験 → 卒業
- 技能教習:運転する技術を学ぶ
- 学科教習:法令・交通ルール・知識を学ぶ
教習所を卒業してもまだ運転免許証は交付されません。卒業して発行される卒業証明書は、この後「免許センター」での技能試験が免除されますので、運転免許を取得するまで紛失しないよう保管してください。
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4)運転免許センターで運転免許証を取得

卒業証書の有効期限1年以内に、住民票に記載されている住所の都道府県にある免許センターに行きます。一般的に免許センターでは、適性検査および技能・学科の試験を受けます。
公認の教習所で発行された卒業証明書があれば、免許センターでの「技能試験」は免除されますので、適性検査と学科試験を受けてください。
- 適性検査:視力・聴力・運動能力の検査
- 学科試験:マークシートで90点以上
適性検査・学科試験ともに合格すれば即日、運転免許証が発行されます。
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