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小型特殊免許とは?普通免許のおまけ?運転できる車種・取得方法・費用【運転免許Q&A】

小型特殊自動車とは?

トラクター
©monjiro/stock.adobe.com

小型特殊自動車とは、主に農作業や工場内、雪かきなどで使用される自動車です。まずは小型特殊自動車の特徴を詳しく見ていきましょう。

規格・規定

小型特殊自動車は、下記のすべてに該当する自動車です。

  1. 車両の長さが4.7m以下
  2. 車両の幅が1.7m以下
  3. 車両の高さが2m以下(ヘッドガード部分に限り2.8m以下)
  4. 最高速度が時速15㎞以下

小型特殊自動車のうち、農耕用トラクタやコンバインなどの農耕作業用自動車は下記のとおりです。

  1. 車両の長さは制限なし
  2. 車両の幅は制限なし
  3. 車両の高さ制限がなし
  4. 最高速度が時速35㎞まで

小型特殊自動車かどうかは、上記の項目だけで判断され、排気量などの制限はありません。なお、4つのうちの1つでも該当しない場合や、農耕作業用自動車で時速35kmを超える自動車は大型特殊自動車の扱いになります。

緑色のナンバープレート

小型特殊自動車の所有者は軽自動車税の申告を行い、緑色ナンバーの取得が必要になります。この申告は公道を走行するしないにかかわらず必須です。小型特殊自動車を所有してから15日以内の申告が義務付けられています。小型特殊自動車のナンバープレートは「課税標識」であり、公道を走行できることと必ずしもイコールではありせん。

フォークリフトは小型特殊免許で運転できるのか?

フォークリフトの運搬風景
©romaset/stock.adobe.com

フォークリフトは小型特殊免許では運転できません。フォークリフトの運転にはフォークリフト運転技能講習終了証が必要です。この終了証は労働安全衛生法で定められているため、道路交通法で定められている普通自動車免許とは別のものになります。なお積載荷重が1トン未満のフォークリフトは、フォークリフトの運転の業務に係る特別の教育を受けることで運転が可能になります。

【参考情報】小型特殊自動車の税金

小型特殊自動車は軽自動車税の課税対象になります。小型特殊自動車のうち、農耕作業用自動車については2,000円、その他の小型特殊自動車は5,900円です。毎年4月1日の時点で所有している場合に支払い対象となります。使用していない小型特殊自動車を所有している場合は、3月31日までに廃車手続きをしておきましょう。

【注意】新小型特殊免許との違い

「小型特殊」とよく似た区分に「新小型特殊」があります。新小型特殊自動車は、車両の長さや幅は小型特殊自動車と同じ規格ですが、車両の高さのみ2.8mまで認められています。新小型特殊自動車を運転するには大型特殊免許が必要です。小型特殊免許を持っていても、無免許運転違反になってしまいますので注意しましょう。

小型特殊免許の取得費用と方法とは?普通免許のおまけ?

小型特殊免許は、どのように取得できるのでしょうか。普通自動車免許を取得したらおまけとして付与されるのでしょうか。ここからは、具体的な小型特殊免許の取得費用や方法を紹介します。

原付と同じく普通免許で運転できる車種に含まれる

普通自動車免許は小型特殊免許の上位免許に該当するため、普通自動車免許を取得すれば小型特殊自動車を運転できます。原付バイク同様に、普通自動車免許を取得している方ならば、小型特殊自動車を公道で走らせることができます。

小型特殊免許単体で取得する方法と条件

小型特殊免許を単体で取得することも可能です。16歳以上で視力や視野など運転に関する能力が基準以上で適性検査や学科試験をクリアすることで交付されます。以下で具体的な取得までの流れや日数を紹介します。

取得方法・免許取得までの日数

小型特殊免許を取得するには、運転免許センターや運転免許試験場で適性検査と学科試験を受けます。この適性検査や学科試験は、原付や普通自動車免許を取得するときと同様の内容です。これらの試験に合格した後、乗り方講習を受講することで免許証が交付されます。最短1日で取得が可能です。

条件

小型特殊免許取得の条件は、①16歳以上であること、②視力が両眼で0.5以上であることです。一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上であることの2つをクリアすることです。

小型特殊免許の取得条件を単に16歳以上とし、原付試験と同様の取り扱いにしている自治体もあります。

【参考情報】運転免許証に「1」を記載する方法

「初めてとった免許が普面だった」という場合、原付バイクや小型特殊自動車も運転できるものの、運転免許証下段の種類欄に原付や小特(小型特別)の印字はありません。これは、まず普通自動車免許証を取得したからなのです。

一方、普通自動車免許証取得前に小型特殊免許や原付を取得した場合には、運転免許証下段の種類欄に記載されることになります。以前は、免許の種類名が記載してあり、その上にフラグの「1」が立っていましたが、現在では、免許証の種類が漢字で表記される方式に変更になっています。

小型特殊免許を取るために必要な費用はいくら?

小型特殊免許を取るために必要な取得費用は、受講料の1,500円と免許交付手数料の2,050円の合計3,550円です。普通自動車免許で小型特殊自動車を運転できるため、小型特殊免許のみを取得する方は減っています。しかし、取得年齢が16歳からであることや教習所に通学しなくても取得できることから、原付バイク同様にとりやすい免許証と言えます。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
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