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【メルセデスベンツ GLC】実燃費などの維持費からカスタムや内装の評価など
目次
- メルセデス・ベンツ GLCとは?
- 先代メルセデス・ベンツGLKとは?
- メルセデス・ベンツGLCの外装(エクステリア)デザイン
- メルセデス・ベンツGLCの内装(インテリア)デザイン
- メルセデス・ベンツGLCのパワートレイン
- メルセデス・ベンツGLCの走行レビュー
- メルセデス・ベンツGLCのAMGモデルについて
- メルセデス・ベンツGLC 350 e 4MATICとは?
- メルセデス・ベンツGLCの意味とクーペとの関係
- メルセデス・ベンツGLCの燃費について
- メルセデス・ベンツGLCの維持費について
- メルセデス・ベンツ GLC グレード別価格について
- メルセデス・ベンツ GLC カスタムについて
- メルセデス・ベンツGLCはスポーツ性と利便性を両立したモデル
メルセデス・ベンツ GLCとは?
メルセデス・ベンツ GLCは、ドイツのメルセデス・ベンツが2016年から販売しているSUV(多目的)車です。Cクラスをベースにしており、全長4,660mmサイズのSUV車として、BMW X5やアウディ Q5、ポルシェ マカンと競合しています。
評価の高いCクラスのプラットフォームや内装などを流用し、SUV車として、アイポイントの高さからくる運転のしやすさが特徴です。
最新の運転支援システムも搭載され、メルセデス・ベンツらしい質実剛健な造りのメルセデス・ベンツ GLCは、このクラスのSUV車として極めて高いレベルでまとまった車です。
先代メルセデス・ベンツGLKとは?
メルセデス・ベンツGLKは、2008年より販売が開始されました。Kとは、ドイツ語でクルツ(短い)の意味であり、GLクラスより一回り小さなサイズであることを表しています。
メルセデス・ベンツらしい上質な内装、SUVの車高からくる運転のしやすさ、疲労感の少ない走行性能など、ベースとなったCクラス譲りの良く出来た車でしたが、構造上の問題で左ハンドル仕様しか設定されておらず、日本での販売は苦戦しました。
2016年より、右ハンドル仕様のあるGLCにその役割を譲りました。
メルセデス・ベンツGLCの外装(エクステリア)デザイン
フロントのスリーポインテッドスター(メルセデス・ベンツのエンブレム)を中心に、左右のLEDヘッドライトの組み合わせは、Cクラスと共通しています。
車高が、1,645mmと高くなっており、SUVらしさを強調しています。
ベースグレードGLC200でも、18インチタイヤを採用しており、最低地上高が、180mmと悪路に対応しています。
Cピラーからリアにかけてのラインが、ほぼ直角のデザインは、力強さをGLCに与えています。
大きなサイズのタイヤに、車高の高さは、SUVの特徴であり、メルセデス・ベンツらしい、質実剛健さが備わったデザインです。
メルセデス・ベンツGLCの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・ベンツ GLCのインテリアは、ブラック調で統一されています。
アルミによってシルバーに縁取りされたパネル類が、高級感を演出しています。
GLKからホイールベースを110mm拡大し、後席のレッグスペースが広くなり快適になりました。
通常550リッター、後席のシートを全て倒すと1,600リッターものラゲッジスペースがあります。
後席は、40:20:40の比率で分割され、用途に応じて折り畳むことができ、利便性もよく考えられています。
メルセデス・ベンツGLCのパワートレイン
2Lガソリン車 | 2.2Lディーゼル車 | GLC 250 | |
---|---|---|---|
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCターボ | 直列4気筒DOHCターボ | 直列4気筒DOHCターボ |
排気量 | 2.0L | 2.2L | 2.0L |
最高出力 | 135【184】/5,500 | 125【170】/3,000~4,200 | 155【211】/5,500 |
最大トルク | 300【30.6】/1,200~4,000 | 400【40.8】/1,400~2,800 | 350【35.7】/1,200~4,200 |
トランスミッション | 9AT | 9AT | 9AT |
駆動方式 | FR | 4WD | 4WD |
使用燃料 | ハイオク | 軽油 | ハイオク |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4,670 | 1,890 | 1,645 |
ホイールベース | 車両重量 | 乗車定員 |
2,875 | 1,740~1,970 | 5 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
ベンツGLCにはAMGモデルとハイブリッドを除けば、3種類のパワートレインがあります。
2リッター直列4気筒は、出力別に2種類、ディーゼルは、2.2リッターのみです。
トルクはディーゼルの方が高いですが、出力はガソリンエンジンの方が上回っています。
車重はディーゼルが一番重く1,970kgですが、トルクが40.8kgf・mあるので、加速能力は充分以上あります。
トランスミッションは、9速ATのみです。
メルセデス・ベンツGLCの走行レビュー
CX-8、あのホイールベースだと民家の車庫や路地裏に入る時など小回りは効かないだろうなぁ😱
高速道路を走行する時はCX-5以上に安定すると思うけど💓
ベンツGLCやaudiQ7の購入層を取り込む気だろうから、そんなの関係ないかもだけど笑— さかイモ (@sakaimo_def) 2017年9月17日
感想
ちっちゃー、室内狭ー、走行音うるさー、足回り硬ー 。。。
ノーマルで道路の繋ぎ目とか、特にマンホール踏んだ時に感じたことだが、うまく絡めとったった!的な?GLCもそうだけど、粘りがある感じ?ぽく、うまくいなしてたところは小さくてもさすが!って感じだった。— ルッカ (@h4ei3ryc) 2017年6月21日
かなり、静粛性の高いという評価を受けています。
2リッターガソリンモデルでも充分な性能を持っているようです。
乗り心地は、足回りが硬めのわりにはいいようです。
メルセデス・ベンツGLCのAMGモデルについて
メルセデス・ベンツGLC には、AMGモデルがあります。
AMGとは、メルセデス・ベンツのモーターサイクル部門のことで、そこで製作したモデルをAMGといいます。
AMG GLC 43 4MATICは、3リッターV型6気筒ターボエンジンを搭載し、出力は367PS、最大トルクは53kgf・mと別格の動力性能を持っています。
21インチホイールと、AMGスポーツサスペンションに、強化されたブレーキが搭載されており、純粋な走りの性能が格段に上がっています。
トランスミッションは、9G-トロニックと呼ばれるトルコンATをアルミ素材で軽量化し、伝達ロスを低減したものです。
メルセデス・ベンツGLC 350 e 4MATICとは?
メルセデス・ベンツ GLCのプラグインハイブリッドモデル、GLC 350 e 4MATICについて解説します。
エンジンとモーター駆動のハイブリッドシステムに、充電設備で充電できる機能を持つのが、プラグインハイブリッドです。
GLC 350 e 4MATICは、モーターのみのEV走行を30.1kmの距離を走られます。
走行中にエンジンからも充電でき、ブレーキ時に発生する回生エネルギーによる充電機能もあります。
最大出力327PS、最大トルク70.4kgf・mの強力なハイブリッドシステムによる走行性能も魅力のモデルです。
メルセデス・ベンツGLCの意味とクーペとの関係
メルセデス・ベンツGLCには、Cピラーをクーペのようになだらかな曲線でリアに流したクーペボディがあります。
Cピラーを傾斜させるため、全長が4,735mmと65mm延長されています。
クーペのような形状でSUV車に仕立てるのは、GLCのスポーティな走りからすると、それほど矛盾しないように思えます。
GLCとは、GとGLがメルセデス・ベンツにおけるSUV車を表しています。
Cとは、そのままCクラスのことであり、Dセグメントの車格を示しています。
例えば、GLEならEクラスのSUVとなります。
メルセデス・ベンツGLCの燃費について
CクラスがベースとなるGLC。
大きく見えるけど思ったよりバカでかくなくてコンパクト…日本車だとハリアーに似ているサイズ感、車高も乗り降りし易い。
重厚感はあるけど四駆で9速だから加速はスムーズ、燃費は高速で8km/l 街乗りで11km/l。#GLC #メルセデスベンツ pic.twitter.com/KsE86vDREY— 中村拓也 なかむら接骨院/鍼灸院代表 たっくん (@hachibesa) 2016年11月30日
どちらも、GLC250 4MATICのデータです。4WDで車重が1,850kgあるので、リッターあたり、平均10km/Lは妥当な燃費性能だと思われます。
メルセデス・ベンツGLCの維持費について
エコカー減税
GLC 250(ガソリン) | GLC 220 d(ディーゼル) | GLC 350 e(ハイブリッド) | |
---|---|---|---|
自動車取得税 | 20%減税 | 免税 | 免税 |
自動車重量税 | 25%減税 | 免税 | 免税 |
自動車税 | – | 75%減税 | 75%減税 |
メルセデス・ベンツGLCの年間のガソリン代について
メルセデス・ベンツGLCの年間のガソリン代を算出します。
参考グレードは標準的な、GLC250 4MATICです。
平均リッターあたり10km、ハイオクリッター133円で計算します。年間のガソリン代は、10万6,400円という結果になりました(年間走行距離:平成27年度国土交通省「自動車燃料消費量統計」から試算し、8,000km/年(普通・小型乗用車)で試算)。
新車購入後3年間の維持費総合計
メルセデス・ベンツ GLC 250 | |
---|---|
自動車取得税 | 152,712 |
自動車税(初年度) | 39,500 |
自動車税(2年目) | 39,500 |
自動車税(3年目) | 39,500 |
自動車重量税(3ヵ年) | 22,500 |
ガソリン代(3年分) | 319,200 |
合計 | 612,912 |
単位 円(消費税込み) |
任意保険、駐車場代、点検費用、車検費用(税金除く)、オイル交換などのメンテンス費用が発生するが変動が大きいため、割愛しました。おおまかにこれらの諸費用を合計した3年間の維持費は、95万~105万円になります。
メルセデス・ベンツ GLC グレード別価格について
メルセデス・ベンツ GLC | |
---|---|
GLC 200 | 602万 |
GLC 200 Sports | 642万 |
GLC 220 d 4MATIC | 633万 |
GLC 220 d 4MATIC Sports | 688万 |
GLC 220 d 4MATIC Sports(本革仕様) | 750万 |
GLC 250 4MATIC Sports | 707万 |
GLC 250 4MATIC Sports(本革仕様) | 774万 |
GLC 350 e 4MATIC Sports | 878万 |
Mercedes-AMG GLC 43 4MATIC | 878万 |
[単位]円(消費税込み) |
興味深いのは、AMG GLC43と、GLC 350eとの価格が同じことです。最高の走行性能を誇るAMGモデルと、エコの先端ともいえるプラグインハイブリッドは、同一の価値を持つという、メルセデス・ベンツのメッセージのようにとらえることができます。4MATICとは、4WDのことでありGLC 200はFR(フロントエンジン後輪駆動)です。
高性能なBurmesterサラウンドシステムが標準装備されているのが、GLC 220 d 4MATIC本革仕様と、GLC250 4MATIC 本革仕様とGLC 350 eです。
- 最新「GLC」中古車情報
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本日の在庫数 630台 平均価格 549万円 支払総額 204~1,113万円
メルセデス・ベンツ GLC カスタムについて
メルセデス・ベンツのカスタムといえば、ブラバス、ロリンザー、カールソンです。ただ、昨年販売されたばかりのGLCのパーツ情報は、あまりありません。しかし、GLCにも当然ながらAMGのパーツが用意されています。
GLC 250 4MATICは最初からAMGスタイリングパッケージが付いていますので、アンダースポイラーにメッキが施されたフロントスポイラーが装着されています。
ECU(エンジンコントロールユニット)による簡易なエンジンパワーアップなら、安価にパワーアップできます。デジタルスピードのECUは、GLC 250の211PSを240PSにまで引き上げます。このECUの価格は13万5,000円です。
メルセデス・ベンツGLCはスポーツ性と利便性を両立したモデル
メルセデス・ベンツ GLCのオフロード走行動画です。
メルセデス・ベンツ GLCは、Dセグメント車として完成度の高いCクラスのSUV車として作られました。
アイポイントの高い操縦感覚や、オフロード走破性の高い4WD中心のラインナップ、大径タイヤなど、Cクラスとは異なる個性がGLCには備わっています。
用途に応じた多種類のパワートレインを選択でき、AMGモデルなど、走りに特化したラインナップも用意されています。
最近のトレンドである、クリーンディーゼルや、プラグインハイブリッドのラインナップもあります。
Cクラス譲りのスポーティで優雅な走りと、SUVの使い勝手の良さを両立したモデルが、メルセデス・ベンツGLCなのです。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...