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マツダ CX-5完全情報!グレード構成や人気カラー、スペックなどを解説
マツダ CX-5とはどんな車?


CX-5はマツダが製造・販売しているミドルクラスのSUVで、マツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」を初めて全面的に採用したモデルです。
2012年にマツダのデザインコンセプト「魂動」を初めて取り入れた初代CX-5が発売され、2016年に現行モデルとなる2代目CX-5がデビューしました。2代目CX-5では「魂動」をさらに深化させ、シンプルかつ洗練されたデザインのクロスオーバーSUVになりました。


マツダはCX-5のほかにもコンパクトなCX-3や大型のCX-8などのSUVを販売していますが、CX-5はそれらの車種に先駆けてデビューしており、現在のマツダの主力車種となっています。
マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を搭載した高い安全性をもつほか、4種類のSKYACTIVエンジンでパワフルな走りと低燃費を実現。さらにドライバーのハンドル操作に応じて車の姿勢を制御する世界初の技術「G-ベクタリング コントロール プラス」で快適なドライブを楽しむことが可能です。
CX-5のグレード構成と車両価格

2022年2月時点で販売されているCX-5のグレードは以下表のとおりです。(特別仕様車を除く)
ガソリンモデルのグレード
| グレード名 | 車両価格(税込) | 
|---|---|
| 20S PROACTIVE | 2,909,500円~ | 
| 25S L Package | 3,201,000円~ | 
ディーゼルモデルのグレード
| グレード名 | 車両価格(税込) | 
|---|---|
| XD PROACTIVE | 3,228,500円~ | 
| XD L Package | 3,520,000円~ | 
ガソリン車は2種類のエンジンがあるので注意
ガソリン車は、2.0Lの「20S」系、2.5Lの「25S」系となります。初めにどちらのエンジンにするかを決めるのがおすすめです。
ディーゼル車のほうが駆動方式・トランスミッションの選択肢が豊富
ガソリン車はATのみのラインナップですが、ディーゼル車は駆動方式・トランスミッションの組み合わせが豊富です。
特に、国産SUVで6MTの用意があるのは珍しいため、興味がある人は仕様を確認してみましょう。
特別仕様車のエクステリア、インテリアはこちら【画像ギャラリー】
2021年11月に行われた年次改良についてはこちらの記事で解説しています。
ボディカラーは全8色
CX-5のボディカラーラインナップは全8色。査定額が高くなるのは「ポリメタルグレーメタリック」「ソニックシルバーメタリック」「スノーフレイクホワイトパールマイカ」「ジェットブラックマイカ」などでしょう。
ボディカラーを詳しく見たい人はこちら(マツダ公式サイト)
| カラー名称 | カラーコード | 
|---|---|
| ソウルレッドクリスタルメタリック | (46V) | 
| スノーフレイクホワイトパールマイカ | (25D) | 
| マシーングレープレミアムメタリック | (46G) | 
| ディープクリスタルブルーマイカ | (42M) | 
| ソニックシルバーメタリック | (45P) | 
| ジェットブラックマイカ | (41W) | 
| ポリメタルグレーメタリック | (47C) | 
| ジルコンサンドメタリック | (48T) | 
マツダ CX-5のスペック

ボディサイズ
| 全長 | 4,575mm | 
|---|---|
| 全幅 | 1,845mm | 
| 全高 | 1,690mm | 
| ホイールベース | 2,700mm | 
| 車両重量 | 1,540~1,730kg | 
| 乗車定員 | 5人 | 
マツダはCX-5より大きなSUVとしてCX-8を販売しています。CX-8とCX-5の大きな違いは、CX-8が3列シート・最大7人乗りなのに対して、CX-5は2列・5人乗りとなっていることです。CX-5はその分全長が短いため、取り回しの良さに優れています。最小回転半径はCX-8が5.8m、CX-5は5.5mです。
上位モデルのCX-8と同じ全幅のゆとりがあるボディサイズとなっているため、広々とした室内になっています。ラゲッジルームは最大505Lの容量を確保しており、さらに4:2:4の可倒式リアシートも備えているため、シートアレンジで大きな荷物を積むことも可能です。
パワートレイン
| エンジン | 直列4気筒 | 直列4気筒 | 直列4気筒 | 直列4気筒 | 
|---|---|---|---|---|
| 排気量 | 1,997cc | 2,488cc | 2,488cc | 2,188cc | 
| 最高出力 | 115kW[156PS] /6,000rpm  | 138kW[188PS] /6,000rpm  | 140kW[190PS] /6,000rpm  | 147kW[200PS] /4,000rpm  | 
| 最大トルク | 199N·m[20.3kgf・m] /4,000rpm  | 250N·m[25.5kgf・m] /4,000rpm  | 252N·m[25.7kgf・m] /4,000rpm  | 450N·m[45.9kgf・m] /2,000rpm  | 
| トランスミッション | 6速EC-AT | 6速EC-AT | 6速EC-AT | 6速EC-AT | 
| 駆動方式 | FF 4WD  | 4WD | FF | FF 4WD  | 
| 使用燃料 | レギュラー | レギュラー | レギュラー | ディーゼル | 
CX-5に搭載されるパワートレインはガソリンエンジン2種、ディーゼルエンジン1種の計3種で、グレードによって搭載されるエンジンが異なります。「20S」には2.0L自然吸気の「SKYACTIV-G 2.0」、「25S」は2.5L自然吸気の「SKYACTIV-G 2.5」がそれぞれ搭載されます。
「XD」には2.2Lのクリーンディーゼル「SKYACTIV-D 2.2」が採用されており、最大トルク45.9kgf・mを2,000回転から発揮し、最高出力は200馬力とパワフルです。また、WLTCモード燃費は2WDで17.4km/L、4WDで16.6km/Lと低燃費を達成しています。
歴代モデル
【初代】CX-5:KE系(2012年~2016年)

初代CX-5は2012年に登場。
現在のマツダを代表するエンジン「スカイアクティブ」を採用した最初の車としても知られています。当時、ヨーロッパを中心にクリーンディーゼルが流行の兆しを見せていたこともあり、ハイブリッドとクリーンディーゼル車が人気になりました。
こうした人気を受け、2012-2013年日本カーオブザイヤーを受賞。人気車として一気に認知されることに。その人気は発売開始から、2012年12月までに35,438台を売り上げ、SUV売り上げランキング1位を記録しています。しかも、その8割がディーゼル車で、国内でのディーゼル人気を牽引する車両となりました。
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マツダの現行CXシリーズ車種一覧まとめ
- 執筆者プロフィール
 
- MOBY編集部
 - 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...