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「ジウジアーロデザインをハンドメイドで…いや、やっぱりコスト優先で」“美しすぎる名クーペ”なのはどの顔?いすゞ 117クーペ【推し車】

あまり輸出しないのにアメリカン?存在はありがたい後期型

筆者のように40代後半~50代前半のアラフィフ世代にとって一番馴染み深い117クーペはこの後期型なので、「これは違う!」と否定されてしまうと、ちょっとさみしい
出典:flickr.com Author:sv1ambo CC BY 2.0

GMからの支援に便乗し、排ガス規制もうまく乗り越えて存続してきた117クーペですが、さすがにデビューから10年近くではそのまま作り続けるのも気が引けたのか、1977年のマイナーチェンジで「後期型」となります。

この後期型は角目ヘッドライトへ変更されて識別は容易なものの、やはり長命を誇った姉妹車的な4ドアセダンの後期型「フローリアンSII」と並び、現在では賛否両論の評価を受けるデザイン変更となりました。

曰く「ジウジアーロのイタリアンデザインが、もはやアメ車のようだ」というもので、北米にでも輸出しているならともかく、そもそも輸出自体ほとんどしていない117クーペのデザイン改良として、この方向性は正しかったのか…と言われれば、なるほどそうも見えます。

ただ、1974年(昭和49年)生まれの筆者など、幼少時にまだ117クーペが現役で売っていた世代にとっては、「むしろ117クーペとはこれなのでは?」と思うのもまた事実。

何しろ街で見かける117クーペはほとんどこの後期でしたし、ウッカリすると1.9リッター(1,949cc)まで拡大されたガソリンエンジンどころか、信号待ちで隣に止まるとガラガラ言うディーゼルエンジン車(1979年追加)もいすゞらしいと感じたくらいです。

前期や中期のイタリアンなエレガントさは認めるものの、後期の野性味あふれるデザインも、これはこれでアリかもしれず、いずれ再評価されるかもしれません。

さすがに1981年に後継のピアッツァ(これも同じくジウジアーロのデザイン)が発売されると、やはり1960年代生まれで1970年代のクルマ…と思わせるも、似たような立場のフローリアンや三菱 デボネアのようにオヤジ臭さを感じさせなかったのは、さすがでした。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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