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シボレー・シェビーバンまとめ|燃費や故障などの維持費と中古車価格・スペック
目次
シボレー・シェビーバンとはどんな車?
シェビーバンとはシボレーが1964年から1996年まで発売していたキャブオーバーワンボックスのこととなります。モデルチェンジは2回あり全3世代のモデルがあります。
1998年以降もシボレーからバンは発売され続けており、これらも本国アメリカで「シェビーバン」としていることがあります。シンプルな車名ゆえ、分類にしくいのですが、ここでは1996年型までをシェビーバンとして取り扱います。
「シボレー・シェビーバン」と表記されることが多いですが、これはメーカー名の二重表記となってしまっています。シェビー(Chevy)とはシボレー(Chevrolet)のアメリカでの通称名です。
アメリカ人はフランス語の人名称の“Chebrolet”の発音がしにくいため、略して“Chevy”と呼んでいます。また、シェビーがしばしば正式名称のように取り扱われることがあります。
シボレーのバンという、そのままわかりやすい名称の車です。「シェビーバン」というと、たいていは3代目のこととなっています。そのため、まずは、3代目シェビーバンについてをメインにご紹介させていただきます。
シェビーバンは、同じGMのブランドでSUV・トラック・バンを専門とする“GMC”からも、そのままの名称“GMC・バン”でラインアップされていました。シボレーの歴史、代表的な車など詳しくはこちらのまとめ記事をご覧ください。
【自動車の歴史】シボレーの歴史、ルーツと車種の特徴を知ろう!
シボレー・シェビーバンの輸入状況
シェビーバンは3代目を三井物産が正規輸入していました。また、並行輸入も多くありました。
並行輸入は新車、中古車の両方、数は少ないですが初代、2代目が国内に入ってきています。
3代目シェビーバンのスペック(1971年〜1996年型)
3代目シェビーバンは、フルサイズのバン、強力な大排気量エンジンが特徴となっています。
■エンジン
直列6気筒:4.1L
V型6気筒:4.3L
V型8気筒:5.0L
V型8気筒:5.7L
V型6気筒:7.4L
V型8気筒:6.2L ディーゼル
V型8気筒:6.5L ディーゼル
※モデルイヤーによって搭載するエンジンが変わります。
■トランスミッション
3速AT
4速AT
4速MT
■ボディサイズ
全長
ショートボディ:4,526mm
ロングボディ:5,669mm
全幅:2,019mm
全高:2,017mm~2,080mm
シェビーバンの維持費
燃費
1980年代から1990年代の年型の3代目シェビーバンの燃費は、市街地3km/Lから6km/Lとかなり悪い数値となっています。初代や2代目などさらに古くなると1km/Lから3km/Lといった燃費となる場合があるようです。
もともと燃費の悪いアメ車で、さらに大排気量、大きく重たいボディを持つシェビーバンは、燃費を気にするような方は乗っていない、もしくはそもそも燃費を測ったこともないオーナーが多いという傾向があります。
車のエンジンの排気量とは?調べる方法は?税金額までまとめて解説!
故障・修理費
アメ車はもともと故障の多い車です。
多少の故障でもある程度は走ってしまうのがアメ車ではありますが、発進・停止の多い日本の道路事情ではさらに故障率は高くなります。
故障は付きものと考えて乗る必要があります。また、修理代、部品代も高くなる傾向です。
年式が古いことと、部品の流通が少ないことから、費用の増加と修理期間が長くなります。
シェビーバンの中古車価格
※画像は1992年型のシェビースポーツバン
流通台数は非常に少なくなっています。
100万円を切るものから300万円までと幅の広い価格帯が現在の中古車価格です。とりわけ正規輸入車は価格が高くなっています。
また、初代、2代目も希少な車となっていることから、中古車ディーラーでは価格は応相談とプライスを出していないことが多く、実際の価格で300万円を超すことも珍しくありません。
- 最新「シボレーシェビーバン」中古車情報
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本日の在庫数 28台 平均価格 336万円 支払総額 140~500万円
初代 シェビーバン(1964年〜1966年型)
※画像は1964年型 初代 シェビーバン
初代シェビーバンは、コンパクトなバンのコンセプトでデビューしています。エンジンは直列6気筒2.5L、直列6気筒3.2L・3.8L(モデルイヤーで異なる)とシボレーが得意とするV8、V6エンジンは搭載されていませんでした。
かわいらしい顔つきが今でも人気となっています。
2代目 シェビーバン(1967年〜1970年型)
※画像は1968年型 2代目 シェビーバン
2代目シェビーバンは初代よりボディもエンジンも大型化します。
エンジンは直列4気筒の搭載がなく、直列6気筒4.1Lが最小となり、パワフルなV型8気筒が搭載されます。V型8気筒の排気量はモデルにより、4.6L・5.0L・5.7Lが搭載されます。
迫力のボデイサイズと豪快な走りが魅力のバン
3代目は迫力のある大きなボディに、大型のエンジンで豪快な、いかにもアメリカのバンといった雰囲気があります。対して、初代と2代目は、かわいらしさが魅力的ではないでしょうか。日本で乗ったら目立つこと間違いなしです。
MOBYでは、ほかにもシボレーのバン、SUVをご紹介しています。ぜひ、あわせてご覧ください。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...