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非金属タイヤチェーンおすすめ10選!金属との違いや付け方を紹介!

タイヤチェーンの金属と非金属の違いは?

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タイヤに巻きつけることで雪道でのグリップ力を高められるタイヤチェーンは、スタッドレスタイヤの補助やスタッドレスタイヤを装着しない地域における雪への備えとして役立つ装備です。

タイヤチェーンは金属チェーンと非金属チェーンに分けられ、スチール製の鎖を巻きつける金属チェーンに対し、非金属チェーンにはネット状に加工された「樹脂チェーン」や繊維布をタイヤに装着する「布チェーン」などいくつか種類があります。

使用される素材が異なることで、タイヤチェーンとしての特性にも大きな違いが現れます。

滑り止め効果の違い

積雪路・圧雪路に強い金属チェーン

金属チェーンは、固い金属製の鎖が路面に食い込みやすい積雪路および圧雪路でとくに高い滑り止め効果を発揮します。

タイヤに対して横方向に鎖を張ることで縦滑りに強い「はしご型」と、縦と斜め方向に張ることで横滑りの抑制を強化した「亀甲型」が存在します。

路面を問わず安定した性能の樹脂チェーン

複雑な形状に整形できる樹脂素材のメリットを活かした樹脂チェーンは、亀甲型金属チェーンの素材をゴムやウレタンに置き換えたものといえるでしょう。

樹脂チェーンは、亀甲型金属チェーンと同じく積雪路の縦滑りと横滑りのどちらにも効き、さらにピンスパイクも備わるため、圧雪路や凍結路でも平均的な走行性能を発揮します。

滑り止め効果よりも使い勝手重視の布チェーン

布チェーンは、金属チェーンや樹脂チェーンのように突起を雪や氷に引っ掛けるのではなく、接触面の水分をが吸収した樹脂繊維が雪や氷に張り付く性質を滑り止めとして利用しています。

軽く携帯性に優れるものの、絶対的な滑り止め効果は他のチェーンに比べて高くありません。

上限速度と静粛性の違い

チェーンの材質によっておおよその上限速度が設定されています。ただし金属、非金属を問わず、上限速度は製品によって異なります。使用前に取扱説明書で上限速度を確認しておくようにしましょう。

金属チェーンの上限速度は30km/h前後

金属チェーン装着時は激しい騒音と振動が発生するため、上限速度はもっとも低い30km/h前後です。また、乾燥路を走り続けると路面との摩擦で発生した熱により10km程度の走行でチェーンが切れてしまうため、金属チェーンでの乾燥路の走行はなるべく避ける必要があります。

樹脂チェーンなら50km/h前後での走行が可能

非金属チェーンも騒音や振動は発生するものの金属チェーンほどではなく、上限速度は50km/h前後での走行が可能であり、短距離であれば乾燥路も走行できます。圧雪路と乾燥路が混在する道で使いやすいのは樹脂チェーンです。

布チェーンは40km/h前後

布チェーンは他のチェーンのように突起がないため騒音や振動がほとんど発生せず、雪道はもちろん乾燥路でもそれほど違和感を覚えることなく走行できます。しかし素材自体の強度に劣るため、上限速度は40km前後に設定されています。

寿命の違い

金属チェーンを長く使うには手間が掛かる

金属チェーンの寿命は5〜10年とされており、極端な摩耗劣化を起こさなければもっとも長く使えるタイヤチェーンです。ただし金属製であるため錆びやすく、長く使うためには付着した凍結防止剤を洗い流し、しっかりと水気を取ったうえで防錆処理をしてからの保管が求められます。

安定して長期間使える樹脂チェーン

樹脂チェーンは使用後に簡単な洗浄を行い、保管方法にさえ注意すれば5年程度は使えます。金属部品が備わる樹脂チェーンは、走行後にフックやスパイク部などの金属部をよく洗浄しておきましょう。本体は樹脂製であるため紫外線や熱には弱く、冷暗所に保管する必要があります。

一般財団法人 日本自動車交通安全用品協会(JASAA)が認定した商品なら、購入後5年間、雪道600km以上を走行できる十分な耐久性が備わっています。

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布チェーンは手間要らず

布チェーンも素材が樹脂繊維であるため、樹脂チェーンと同じく紫外線と熱を避けて保管する必要があり、適切に使用すれば5年程度は保つとされています。布チェーンを長く使うには適切な保管方法に加え、走行による摩耗に注意を払うとよいでしょう。使用後は中性洗剤でなどで洗浄するのが理想的です。

着脱性・収納性の違い

重い金属チェーンの装着は重労働

装着時にジャッキアップが必要な商品は少なくなったものの、金属チェーンは重いうえ取付方法も非金属チェーンに比べてやや煩雑です。そのうえ緩みがあると、たわんだチェーンがホイールハウス内を破損させてしまう危険があります。

その代わり、チェーンは小さくまとめられるため金属チェーンの収納性は布チェーンに次いで高くなります。

樹脂チェーンは金属チェーンより着脱が楽

樹脂チェーンは金属チェーンに比べて軽く扱いやすいうえ、ほとんどの商品がジャッキアップや車の移動をさせることなく装着できます。また、特殊な固定方法を採用することで取り付けを簡略化した商品も多くあります。

ただし、樹脂チェーンは小さく折り曲げることが難しいため、商品によっては金属チェーンよりもかさばってしまうのが難点です。

布チェーンは誰でも簡単に装着できる

着脱性・収納性ともにもっとも優れるのは布チェーンです。布チェーンの重量は1kg程度と樹脂チェーンよりもさらに軽いうえ、タイヤにかぶせて走行するだけで適正位置に収まるよう設計されているため、誰でも簡単に装着できます。

価格の違い

タイヤチェーンの価格はタイヤサイズによって変動するものの、平均価格では金属チェーンがもっとも安く、コンパクトカーに適合するサイズであれば5,000円以下で購入できます。

樹脂チェーンの価格はタイヤサイズに加え製品による違いも大きく、海外製品なら1万円程度で購入可能ですが、より信頼性が高い国産のJASAA認定品は2万円前後です。布チェーンはタイヤサイズによる変動幅が少なく一般的なタイヤサイズ向けなら1万円前後で購入できます。

タイヤチェーンの付け方

©CandyBox Images /stock.adobe.com

金属チェーンは「はしご型」と「亀甲型」の違いはあっても取付方法はほとんど同じです。それに対し、非金属チェーンは商品によってチェーン形状やフックの構造などが商品によって違うため取付方法もまったく異なります。

非金属チェーンを使用する際は製品の取扱説明書をよく読んでから取り付けるようにしましょう。ここでは、金属チェーンと一般的な樹脂チェーンに共通する取付方法を解説します。

  1. チェーンの裏表と向きを確認。フック等によりタイヤやホイールにキズが付きづらい方向が正しい方向。
  2. タイヤにチェーンをかぶせる。
    2分割式となっている樹脂チェーンは、分割部分をタイヤ接地部に合わせて上でフックをかけるように。
    一体式は上からタイヤを覆うようにかけて接地面付近でフックをかける。前輪に取り付ける場合は、ハンドルをいっぱい切っておくと取り付けやすい。
  3. タイヤ内側のフックを止める。
  4. 形状を整えつつ、タイヤ外側のフックを止める。
  5. 製品ごとのロック方法にしたがってチェーンを固定。
  6. 1〜5の手順を繰り返し、反対側のタイヤも同じように取り付ける。
  7. 左右輪にチェーンを取り付けたら数十mほど低速走行をし、緩みなどがないか取り付け状態を確認。必要であれば位置調整や増し締めをする。

チェーンを取り付けるタイヤは前? 後?

タイヤチェーンは原則として駆動輪の左右2輪に取り付けて使用します。FFの場合は前輪、FRの場合は後輪に取り付け、4WDの場合は主となる駆動輪側に装着します。装着するタイヤが判断できない場合は、車の取扱説明書を確認しましょう。

タイヤチェーンの取り付け方について詳しく知りたい方はこちら

非金属タイヤチェーンおすすめ10選

【SOFT99】救急隊ネット

救急隊ネットは、洗車用品でお馴染みのソフト99から販売されている樹脂チェーンです。素材は耐寒性と耐摩耗性に優れたウレタンエラストマーを採用。分割式であるため車を移動させることなく取り付けられ、チェーンの固定はゴムバンドを用いた標準的な方法で行います。JASAA認定の安心して使える非金属チェーンです。

【カーメイト】バイアスロン クイックイージー 

幅広いカー用品を取り扱うカーメイトのバイアスロンはJASAA認定を受け、自動車メーカーの純正品としても採用される人気の樹脂チェーンです。

-20℃でも柔らかさを保つ高性能ポリウレタンエラストマーの本体に、108個の超硬マカロニ型スパイクピンを配置にすることで、アイスバーンでの性能も十分。また3箇所を専用工具でひねるだけで固定できるクイックロック機構もこの商品の大きな特徴です。

【Saiveina】スノーチェーン

この樹脂チェーンはタイヤ全体にチェーンをかぶせるのではなく、1輪に対して3点の滑り止めを単体で取り付ける商品です。その特性により軽量で安価なうえ収納時にはかさばらず、幅165mm〜265mmであればタイヤ径に関わらず装着できます。

ただし、ホイール内側に樹脂ベルトを通して固定するためブレーキとホイールの隙間が極端に少ない車や、特殊なホイール形状の車には取り付けできない場合があります。

【MASTORE】非金属タイヤチェーン

海外製でありながら日本製の部品を使うことで価格を抑えつつ信頼性を高めた樹脂チェーンです。素材は耐摩耗性が高く-20℃に耐える熱可塑性ポリウレタンを使用し、4箇所を専用工具でひねるだけで簡単に固定できるロック機構を採用。日本語の取扱説明書も付属します。

 【ISSE(イッセ)】 スノーソックス クラシックモデル

スノーソックスは、2003年に誕生したスペインのイッセ セイフティ社が開発した布製タイヤチェーン。世界中の規格に準拠し、ヨーロッパをはじめアメリカでも人気の商品となっています。

「クラシックモデル」は素材にポリオレフィンを使用した標準モデルで、赤と黒の縞模様が特徴です。オートセンター機能により、装着して走行するだけで正しい装着位置に自動調整してくれます。

 【ISSE(イッセ)】 スノーソックス スーパーモデル

白い外観が特徴のスノーソックス「スーパーモデル」はSUVや大型乗用車など大径タイヤ向けの布チェーンです。素材にはポリエステルが用いられ、標準モデルのクラシックよりも氷雪上での制動距離が30%短く、耐久性も2倍ほどに高められた高性能版といえるでしょう。もちろんオートセンター機能も備わっています。

【AutoSock】オートソック

オートソックは1998年にノルウェーで誕生した元祖布チェーンです。白いトレッド面と赤いベルトがオートソックのトレードマークであり、世界60ヵ国で販売され自動車メーカーの純正部品や緊急車両にも採用される高い実績があります。

ポリエステルを使用した高い滑り止め効果と、ほとんどのタイヤサイズに適合するラインナップの広さがオートソックの特徴です。

‎【KT】布チェーン

TKから販売される布チェーンは、オートソックやイッセ スノーソックと同じコンセプトの類似商品。速度上限は40km/h以下とやや低く設定されているものの、圧倒的な安さが特徴です。

布製チェーンに信頼性や使い勝手や性能を試してみたい方や、正規品は高すぎると感じる方におすすめの格安布チェーンです。

‎【FEZZ】車 滑り止め チェーン

滑り止めの突起がついたナイロン製インシュロックタイ(結束バンド)をタイヤに装着する変わったタイヤチェーンです。本体の長さは900mmで10本入り。175〜295mmまでのタイヤ幅に対応し、装着時の上限速度は30km/h以下に指定されています。

雪道だけでなく泥道でも使えますが、あくまで緊急脱出用です。使い捨てであるため切断用のニッパーも用意しておきましょう。

【SNOW GRIP】スプレー式タイヤチェーン

ノルウェー生まれのスノーグリップは、タイヤに装着するのではなく、スパイク状になる天然樹脂成分をタイヤに塗布して滑り止め効果を発揮するスプレー式のタイヤチェーンです。

1本(450ml)で最大タイヤ20本分に塗布可能。製品試験ではタイヤに悪影響を与えず、雪道で70km持続することが確認されていますが、乾燥路を走行すると急激に滑り止め効果が失われてしまいます。

絶対的な滑り止め効果は弱く、ほとんど雪が積もらない地域の備えとして用いるのがよいでしょう。車以外にも自転車や靴底にも使えます。

おすすめのタイヤチェーンについて詳しく知りたい方はこちら

用途や使いやすさの観点から非金属が適しているか判断する

@Pattarisara/stock.adobe.com

非金属チェーンは、昔ながらの金属チェーンの扱いづらさを改善した商品といえるでしょう。豪雪地帯などで頻繁に使用するなら丈夫で安価な金属チェーンが適しています。しかしそれ以外の場所や状況では、取り付けしやすいうえ舗装路もある程度走行できる樹脂チェーンの方が明らかに便利です。

その他の非金属チェーンは高い使い勝手を誇るもののチェーン規制には適合せず、チェーン規制対応とされる布チェーンであっても地域によっては規制道路の走行が許可されない場合があることから、これらは雪が降らない地域の備えとしての使い方が適しています。

お住まいの地域の気候や着脱性、携帯性や価格などを加味して、どのチェーン使うか判断するとよいでしょう。

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タイヤチェーン徹底比較!価格から取付方法など

オートソックスとは?メリット・デメリットも紹介!

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執筆者プロフィール
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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