MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > カー用品 > アイテム > ロードノイズの原因と対策まとめ!タイヤ交換の効果は?遮音・防音アイテムやノイズの小さい車も
アイテム

更新

ロードノイズの原因と対策まとめ!タイヤ交換の効果は?遮音・防音アイテムやノイズの小さい車も

ロードノイズとは?

©Dragana Gordic /stock.adobe.com

ロードノイズとは、車が走行しているときに聞こえる「ゴー」といった音です。その他にも「ヒュルヒュル」「ガー」などのように聞こえることもあります。

車に乗っている人のほうが「うるさい」と不快に感じやすく、騒音が気になるままで車に乗っていると、運転疲れや車酔いの原因になったりします。

ハイブリッド車が普及した現代では、今まで気にならなかった小さなノイズでも耳障りに感じてしまいます。昔の車であれば、エンジン音によりかき消されていたロードノイズもあるでしょう。

しかし、現在ではモーター駆動になったことから、近づいても気づかないくらい静かな車も増え、同時に「ロードノイズが気になるようになった」と感じる方もいるのではないでしょうか。

60dB以上の騒音が出ているのかも

ロードノイズの周波数は約50~500Hz。低い音から高い音まで発生していることが分かりますが、人間がうるさいと感じる音の大きさは、約60dB(デシベル)以上です。

60dBであれば会話程度の音の大きさですが、90db付近になれば犬の鳴き声やピアノの音などきわめて不快と感じるようになります。

現在、ロードノイズがうるさいと感じているのであれば、すでに音の大きさが60dBを超えている可能性が高いと考えられます。

ロードノイズ発生の大きな原因はタイヤ

©beeboys/stock.adobe.com

ロードノイズはタイヤが地面を転がることで発生します。タイヤが地面を転がったり、段差を超えることでどうしても発生してしまいます。また、薄いタイヤなどではロードノイズが発生しやすい特徴があります。

路面状態が悪ければ歪む音やきしむ音が発生するため、いつもよりノイズがうるさくなりがちです。しかし、どんな道でも同じようにロードノイズが発生しているのであれば、タイヤが原因かもしれません。

ロードノイズが気になる人に向けて、タイヤ選びのポイントや気をつけたいことを解説します。

ロードノイズが気になる人はタイヤ交換もおすすめ

扁平率の低いタイヤはロードノイズが起こりやすい

扁平率(へんぺいりつ)の低いタイヤは、ロードノイズが発生しやすい特徴があります。扁平率とは、タイヤの幅(太さ)に対する、側面幅の割合です。つまり、扁平率の低いタイヤは薄いタイヤということです。

側面幅が薄ければ扁平率の低いタイヤであり、タイヤの薄さが目立つようになります。メジャーなのは扁平率45%ほど。35%以下になるとかなり薄いタイヤだと判断できるでしょう。

扁平率が低いということは、単純に薄いだけでなく太いタイヤだともいえます。つまり、地面との接地面積が増えるのです。接地面積が増えるとグリップがよく、高速走行時でもキビキビとしたハンドル操作が可能です。

しかし反対に、タイヤ内の空洞が減るため、道路からのノイズが車内に伝わりやすくなります。

また、薄いということは硬くしないと形状を維持できないため、どうしてもクッション性が低くなりがちです。この要因もロードノイズに大きく関係しています。

もし現在、薄いタイヤを使用しているのであれば、一度扁平率の高いタイヤに変えてみてはどうでしょうか。

ロードノイズを抑えるタイヤを選ぶのもおすすめ

現在では、ロードノイズを抑える性能を持つタイヤも販売されています。

例えば、ダンロップでは特殊な技術を用いて、ロードノイズを低減するタイヤを販売しています。サイレントコアと呼ばれる特殊吸音スポンジをタイヤ内に貼り付けて、空洞共鳴音を抑えているのです。

また、ブリヂストンでもロードノイズ対策タイヤを販売しています。「REGNO GR-XⅡ」では、ノイズ吸収シートとショルダー部分にクッション効果のある3Dノイズカットデザインを採用し、ロードノイズが発生しない工夫をしているのです。

このように、タイヤも進化しており、購入者のニーズを満たす性能が開発されています。ロードノイズがうるさく感じるのであれば、ロードノイズを抑えるタイヤの検討をオススメします。

荒れた路面でのロードノイズ対策は何が有効?

荒れた路面ではロードノイズが発生しやすくなります。ロードノイズの要因である路面状況は、自分自身ではどうすることもできません。

ロードノイズを抑えるタイヤに交換するのが最も変化が期待できますが、道路そのものが荒れているのであれば快適性・静粛性を確保するのは難しいと考えましょう。

乗り心地やロードノイズ対策を重視するなら、コンフォートタイヤがオススメ!

タイヤから発生するその他のノイズ(騒音)

タイヤから発生する音はロードノイズだけではありません。主に3つに分けることができるので、それぞれご紹介しましょう。

ロードノイズ| 「ゴー」や「ガー」 音

「ゴー」や「ガー」などのタイヤからの振動で伝わる音のことです。タイヤからサスペンションへ伝わり、車内に入ってくるためこのように聞こえます。

扁平率の低いタイヤなどで起こりやすく、車の遮音性能の違いが顕著に現れる音でもあります。

また、タイヤだけが原因ではなく、塗装されていない道路で発生する場合も。路面状態が悪い場合でも発生しやすく、古い車であればショックの「ギシギシ」音なども発生します。

パターンノイズ|「ヒュルヒュル」や「シャー」音

パターンノイズとは、車が加速する際に聞こえる「ヒュルヒュル」や「シャー」などの音です。タイヤのパターン(溝の形状)が原因で発生します。

タイヤによって溝の形が異なりますが、その中を空気が通ることでパターンノイズが発生します。高速走行で発生するのは、溝の中を通る空気量が増えるからです。

あまりにもパターンノイズがひどい場合、タイヤを変える選択肢も必要になってくるでしょう。

空洞共鳴音

空洞共鳴音は段差などを乗り上げた際に発生する音です。発生した音がタイヤ内部で共鳴し、発生した音よりも大きな音になります。

太鼓を思い浮かべてもらうと分かりやすいと思います。太鼓は中に空洞を作り、叩いた音よりも大きな音が出る仕組みですよね。この状態と同じことがタイヤで起こっています。

防ぐことができない音だと言われていましたが、タイヤの製造技術の進化により、現在では空洞共鳴音を抑えるタイヤも販売されています。

異音に関する記事はコチラも参考にしてみてください

ロードノイズの大きい・小さい車種

道路の舗装状況や車によっても、発生するロードノイズの種類や音は異なります。遮音性能の低い車では少しの音でもよく聞こえますが、遮音性能の高い車では同じ音でも運転席まで聞こえません。

高級セダンはロードノイズが小さい?

レクサス LS

ロードノイズの少ない車種はたくさんあります。中でもセダンタイプの高級車に多く、使用している素材、製造コストや走行性能など、多面的に見てもロードノイズが発生しづらい車種であると考えられます。

例えば、メルセデス・ベンツ Cクラスやレクサス LSなどは静寂性の高さをメーカーが宣伝しており、実際に静寂性に関しては高い水準を保つ車です。

通常、車を製造する際、できるだけ製造コストを抑えることを考えて作られています。そのためパネルを薄くしたり、プラスチック部品を多くしたりと工夫がされています。もちろん不要な吸音材などは取り付けていませんし、配線の固定なども最低限です。

しかし、高級車であれば外の音が車の中に入らないよう、吸音材を多く使用したりパネルもある程度分厚くできます。また、高級車に乗る人は快適性を重要視している人も多くいるでしょう。そのため、標準装備でもノイズ対策を行なっているのです。

ただし、スポーツ性能が高い高級車は例外と考えよう

高級車といっても、走りに特化している場合、この限りではありません。

走りに特化するということは、車の性能を最大限引き出すことを重視しています。そのため、防音対策など余計なものは取り付けていない場合が多いです。

装置を増やせば増やすだけ重くなることからも、走りに特化した車での快適性は期待できないと覚えておきましょう。

軽自動車はロードノイズが大きい?

ホンダ N-WGN

軽自動車だからといってロードノイズが大きいわけではありません。しかし、軽自動車は維持費や車体価格の安さから購入する人が多いため、車両の製造にあまりお金をかけることができない車だといえるでしょう。

そのため、パネルが薄かったり内装が安っぽかったりする場合もあります。そういった軽自動車では、ロードノイズをはじめ走行音が大きく聞こえてしまいます。

しかし、軽自動車もここ数十年で進化し、防音性能に関してもレベルアップしています。人気車種のスズキ ハスラーやホンダ N-WGNなどは、静穏性に優れておりオススメです。

静粛性の高さで車選びをするのもオススメ

トヨタ プリウス

セダンタイプの高級車は静寂性が高いとお伝えしましたが、現在では高級車でなくても静寂性の高い車は数多くありす。また、軽自動車だから不快なロードノイズが発生するわけでもありません。

いろんな条件が重なることでロードノイズが発生するので、諦めず自分に合った車を見つけましょう。

こちらの記事に静寂性の高い車をご紹介しているので、参考にしてみてください。

DIYでロードノイズ対策をしてみよう!

©noon@photo/stock.adobe.com

タイヤは値段が高くて簡単に変えられないという方は、DIYでロードノイズ対策をしてみましょう。簡単にでき、低価格でできる対策もありオススメです。この記事ではロードノイズを抑える3つの方法をご紹介します。

デッドニングを行う

デッドニングとはボディやパネルに吸音材や防音材を貼り付けること。発生したノイズの反射を抑える効果が期待できます。

フロアにデッドニングを行うと、タイヤから発生した音を吸音材で吸収し、ドライバーまで伝わらないようにしてくれます。また、パネルが薄い箇所に重りをつけることで、振動によるノイズ発生を防ぐ効果も。

ロードノイズならばフロアへの施工がオススメです。フロアの施工はシートを外したりと大変な作業ですが、しっかりと音止めを行うので効果は抜群です。

吸音材をフロアに敷く

デッドニングほど本格的にしなくてもいいという人は、フロアに吸音材を敷いてみましょう。吸音材で音を吸収してくれるので、何もしない状態よりも静かになります。

何度もご説明しているとおり、ロードノイズの音はタイヤから発生します。そのため音の伝わる道に置いておくことで、ノイズの緩和が期待できます。

車専用アイテムはもちろん、部屋用防音マットでもOK

吸音材の種類に決まりはないので、いろいろな商品を試してみましょう。

マットタイプや部屋の防音に使用するような吸音材でも問題ありません。

アクセルやブレーキのペダル操作の妨げにならないよう、注意!

しかし、運転席に敷く際は、吸音材でアクセルペダルを押してしまわないよう注意が必要です。分厚い吸音材を置いたままだと、足が当たり吸音材が浮き、アクセルペダルの上に乗ってしまうかもしれません。

とっさの場面で、アクセルが戻らず事故を起こすことも十分に考えられるので、運転席に敷くのであればしっかりと床に貼り付けておくことが大切です。

タイヤハウスにスプレーするだけのロードノイズ対策グッズも

タイヤハウスにスプレーするだけのロードノイズ対策グッズもあります。下回りの防錆塗装に使用されるスプレーですが、タイヤハウスに塗ることで、ロードノイズ対策としても使用できます。

ただ、単体ではあまり効果は期待できません。なぜなら、スプレーではどうしても音を吸収しきれないからです。他の防音対策との併用で、効果が発揮される方法だと覚えておきましょう。

タイヤハウスのバタバタ音などは、スプレーすることで少しは緩和される可能性があります。

ロードノイズ対策で外の音を遮断しすぎると危険な場合も

新緑 GW 車 ドライブ

ロードノイズ対策をすれば、車内に入り込むノイズが減り、快適にドライブを楽しむことができます。

しかし、ロードノイズ対策をするということは、少なからず外の音を遮断していると考えることもできます。外の音を遮断しすぎると、自転車や人の話し声などが聞こえず、事故につながる可能性もあり危険です。

例えば、見通しの悪い交差点で曲がる際、遠くのバイク音が聞こえず、向こうには誰もいないだろうと勝手に判断し事故が起こる可能性もあります。

こういった事故が起こる可能性もゼロではないので、防音効果の高い車に乗るなら、事故を起こさないためにも人一倍注意して運転する必要があります。

車の異音についてはコチラの記事も要チェック

カーブを曲がるときの「キキーッ!」という音はスキール音

エンジンルームからの「キンキン」音はノッキングかも

ブレーキ鳴きがひどい場合は、ブレーキパッドを点検してみよう

スポーツカーが消える?新たな騒音規制についてはコチラ

執筆者プロフィール
山北吏(つかさ)
山北吏(つかさ)
1989年生まれ。現役整備士(整備士3級)webライター。webライター歴は1年半。愛車はインプレッサ(GH8)。車に乗るなら絶対MT!実家が田舎だったこともあり山道は得意!整備士として働き始め3年目。前職は輸入業...
すべての画像を見る (9枚)

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード