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ロードノイズの原因と対策まとめ!タイヤ交換の効果は?遮音・防音アイテムやノイズの小さい車も

DIYでロードノイズ対策をしてみよう!

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タイヤは値段が高くて簡単に変えられないという方は、DIYでロードノイズ対策をしてみましょう。簡単にでき、低価格でできる対策もありオススメです。この記事ではロードノイズを抑える3つの方法をご紹介します。

デッドニングを行う

デッドニングとはボディやパネルに吸音材や防音材を貼り付けること。発生したノイズの反射を抑える効果が期待できます。

フロアにデッドニングを行うと、タイヤから発生した音を吸音材で吸収し、ドライバーまで伝わらないようにしてくれます。また、パネルが薄い箇所に重りをつけることで、振動によるノイズ発生を防ぐ効果も。

ロードノイズならばフロアへの施工がオススメです。フロアの施工はシートを外したりと大変な作業ですが、しっかりと音止めを行うので効果は抜群です。

吸音材をフロアに敷く

デッドニングほど本格的にしなくてもいいという人は、フロアに吸音材を敷いてみましょう。吸音材で音を吸収してくれるので、何もしない状態よりも静かになります。

何度もご説明しているとおり、ロードノイズの音はタイヤから発生します。そのため音の伝わる道に置いておくことで、ノイズの緩和が期待できます。

車専用アイテムはもちろん、部屋用防音マットでもOK

吸音材の種類に決まりはないので、いろいろな商品を試してみましょう。

マットタイプや部屋の防音に使用するような吸音材でも問題ありません。

アクセルやブレーキのペダル操作の妨げにならないよう、注意!

しかし、運転席に敷く際は、吸音材でアクセルペダルを押してしまわないよう注意が必要です。分厚い吸音材を置いたままだと、足が当たり吸音材が浮き、アクセルペダルの上に乗ってしまうかもしれません。

とっさの場面で、アクセルが戻らず事故を起こすことも十分に考えられるので、運転席に敷くのであればしっかりと床に貼り付けておくことが大切です。

タイヤハウスにスプレーするだけのロードノイズ対策グッズも

タイヤハウスにスプレーするだけのロードノイズ対策グッズもあります。下回りの防錆塗装に使用されるスプレーですが、タイヤハウスに塗ることで、ロードノイズ対策としても使用できます。

ただ、単体ではあまり効果は期待できません。なぜなら、スプレーではどうしても音を吸収しきれないからです。他の防音対策との併用で、効果が発揮される方法だと覚えておきましょう。

タイヤハウスのバタバタ音などは、スプレーすることで少しは緩和される可能性があります。

ロードノイズ対策で外の音を遮断しすぎると危険な場合も

©metamorworks/stock.adobe.com

ロードノイズ対策をすれば、車内に入り込むノイズが減り、快適にドライブを楽しむことができます。

しかし、ロードノイズ対策をするということは、少なからず外の音を遮断していると考えることもできます。外の音を遮断しすぎると、自転車や人の話し声などが聞こえず、事故につながる可能性もあり危険です。

例えば、見通しの悪い交差点で曲がる際、遠くのバイク音が聞こえず、向こうには誰もいないだろうと勝手に判断し事故が起こる可能性もあります。

こういった事故が起こる可能性もゼロではないので、防音効果の高い車に乗るなら、事故を起こさないためにも人一倍注意して運転する必要があります。

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執筆者プロフィール
山北吏(つかさ)
山北吏(つかさ)
1989年生まれ。現役整備士(整備士3級)webライター。webライター歴は1年半。愛車はインプレッサ(GH8)。車に乗るなら絶対MT!実家が田舎だったこともあり山道は得意!整備士として働き始め3年目。前職は輸入業...

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