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【HORNETハンドルロックLH-12R】特徴や取り付け方法、評判など紹介

加藤電機の「HORNET ハンドルロックLH-12R」とは

「ダブルロック方式」によりハンドルをしっかりと固定できる、HORNET ハンドルロックLH-12R

近年、車両の盗難事件が相次いで発生しています。さまざまなセキュリティアイテムが販売されています。

「HORNET ハンドルロックLH-12R」は、加藤電機が販売しているダイヤル式の商品です。

ハンドルを固定する際、4桁の番号をダイヤルに登録しておけるため、別途解錠するためのキーが不要です。4桁の番号さえ覚えておけば、すぐに取り外すこともできます。キーを紛失して取り外せないといった心配もなくなります。

車のハンドルのスポーク(握る部分)をダブルで挟み込むように2箇所で固定する「ダブルロック方式」を採用。スポーク部分が切断されたとしても、ロックが解除されにくくなっています。

さらに、22段階で長さを調節してハンドルを固定できるため、ハンドルの大きさに制限されることなく取り付けられます。

HORNET ハンドルロックLH-12Rの特徴

HORNET ハンドルロック LH-12R

HORNET ハンドルロック LH-12R

8,980円(04/18 19:30時点)
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商品特徴

  • 4桁の番号を登録してハンドルを固定できる。
  • ダイヤル式なので、キーを持ち歩かなくても良い。
  • ハンドルを2箇所で強力に固定できる「ダブルロック方式」を採用。
  • 22段階の長さ調節を採用し、さまざまな車種に取り付け可能。

商品概要

  • 本体重量は2,350gでずっしりとした重量感。
  • 本体の長さは最も短い状態で146mm、最大まで伸ばした状態で850mm。
  • ハンドルを挟み込む部分の厚みは105mm。
  • 希望小売価格1万2,980円(税込)

HORNET ハンドルロックLH-12Rはこんな人におすすめ!

既存のセキュリティ対策では不安な人

多くの車には、アラームで周囲に知らせる盗難防止装置が搭載されていることがあります。しかし、アラーム音だけでは盗難を防げないことがほとんど。

既存の盗難防止装置では不安だという人には、物理的にハンドルを固定できるアイテムを導入することをおすすめします。

HORNET ハンドルロックLH-12Rを導入すれば、鍵を開けられてエンジンをかけられてしまったとしても、ハンドルを物理的に固定でき、盗難対策をより強化できます。

ハンドルを固定しておけば、車はスムーズに曲がることができなくなるため、盗難のリスクを大幅に低減できるでしょう。

イモビライザー(車両に標準搭載されている盗難防止システム)について詳しく知りたい人はこちら!

HORNET ハンドルロックLH-12Rを使用する際の注意点

取り付けは作業用手袋があると安心

本体重量は約2.35kg。持ってみると重さを感じますが、簡単に取り外しができないようにするための安心感があります。

ギア型の設定ダイヤルをRやL方向に回す際も、かなり手応えが固く、回しにくくなっていました。

素手でも取り付けは可能ですが、手を痛めてしまうのでは?とも感じたので、しっかりとグリップできる作業用の手袋などを装着して取り付けることをおすすめします。

本体は重量は2キロを超えていてずっしりと重い
最大まで伸ばすと850mm

右ハンドル車は持ち手を左にして取り付けよう

製品の特性上、持ち手部分が長いため取り付け時には制限があります。

具体的には、右ハンドルの場合は持ち手が左になるように取り付けないといけません。持ち手が右になるように取り付けてしまうと、持ち手がドアに干渉し閉められなくなる可能性があります。

また、窃盗犯にハンドルロックがかかっていることをアピールするためにも、取っ手部分を車外からも見えるように、少しハンドルを斜めにして取り付けておけば、注意喚起になるでしょう。

ハンドルはできるだけ水平にして取り付けよう

車はエンジン停止後に、ハンドルを右もしくは左に少し動かすことでハンドルロックがかかります。その際、ハンドルが少し右に傾いた状態でロックがかかり固定されます。(下写真参考)

ルームミラーに干渉しないように取り付け角度に注意が必要

このとき、ハンドルが極端に傾いた状態で取り付けると、持ち手とルームミラーが干渉することもあるので、注意してください。今回の検証では、40°くらいまでの傾きであれば問題なく取り付けができました。

ハンドルロック(車両に標準搭載されている防犯機能)について詳しく知りたい人はこちら!

使わないときは車内に放置しない

使わないときは、くれぐれもハンドルロックを車内に放置せず、大型の工具箱などに収納してください。

外出先などでどうしても車内に置いておかなければならない場合は、トランクなど、人がいない空間に置き、ハンドルロックが動かないように固定するようにしてください。

車内の温度変化やハンドルロック本体の重みなどによって、ハンドルに傷がついたり、変形したりする可能性も考えられますので、数週間にわたって取り付けたまま放置するのは避けたほうが無難だと思います。

少なくても、数日に一回は、一旦取り外し、ハンドルに何らかの影響がでていないか確認するようにしてください。

取り付けは「3ステップ」でスムーズ

防犯性能を高めるため、本体は実測で約2.35kgあり、ずっしりと重みがありますが、取り付け方法は3ステップで完結します。

1.持ち手と反対側のロック部分(先端)を伸縮させ、ハンドルの大きさに合わせて調整し、取り付けます。

2.ギヤ型の設定ダイヤル(LR表記あり)をR方向へ止まるまで回します。

固くて回しにくくなっている設定ダイヤル

3.好きな数字4桁を決めて、ギヤ型の設定ダイヤルをL方向へ止まるまで回せば、取り付け完了です。

4桁の番号を設定しロックボタンを押せば取り付け完了だ

完了後に、数字を見破られないように適当な4桁の数字に変えておきましょう。

取り外す場合は、解錠できる4桁の数字にダイヤルを合わせて、ギヤ型の設定ダイヤルを引き抜けばロックを解錠できます。

かなりハンドルロック本体が重いので、作業中は運転席にしっかりと腰掛けてから作業することをおすすめします。

口コミの評価を実際に検証

実際に通販サイトに書かれている口コミの評価の真偽は本当なのかどうか、実際に検証してみました。

取り付けておけば本当に車は動かせないの?

ハンドルロックを付けたままで、車を走らせることができるのか検証してみました。

まず、車のエンジンをかけるためには、ハンドルそのものに備わっているハンドルロックを解除しなければいけません。HORNET ハンドルロックLH-12Rが取り付けてあれば、エンジンをかけるのは難しいと思われます。

万が一、車に備わっているハンドルロックを解除され、エンジンがかけられてしまったとしても、HORNET ハンドルロックLH-12Rの持ち手部分が邪魔をして、ハンドルを回しにくくなります。

ただし、直角に曲がることはできないというだけで、ハンドル自体を回すことは可能なので、直線や軽いカーブなら走行できてしまいます。車の真正面にキャリアカー(車載用車両)を置いてそのまま載せれば、盗難されてしまう可能性はあるかもしれません。

つまり、車に備わっているハンドルロックを確実にかけ、その上でHORNET ハンドルロックLH-12Rを取り付けることが絶対条件といってもいいでしょう。

どんなに強固な盗難対策を実施したとしても、絶対に盗まれないようにすることは、難しいのかもしれませんが、駐車場の大きさや規模によっては、積載車が入れないケースもあるでしょう。

そういった場合は、HORNET ハンドルロックは効果を発揮すると思います。

ダイヤルの番号が逆さになってしまう

右ハンドル車に取り付けた場合、ダイヤルの番号が逆さになってしまいます。しかし、ダイヤルが逆さになっても番号を読み取ることは可能なので問題ないと思われます。

正しい番号にダイヤルを合わせてもロック解除ができなくなった

最も多い声が「ロック解除できない!」というもの。この点については今回のレビューでも何回か遭遇しました。しかし、本体自体をハンドルが破損しない程度に軽く動かしたり、ダイヤル部分を軽く叩くことでロックを解除できました。

おそらくロックをかけるために押し込む「ロックボタン」が固くなっているために、スムーズに解除できないのではないかと思います。

また、ダイヤルの番号を正しく合わせていても、ダイヤルの4つの数字が少しでもずれていると開かなくなります。その場合は叩くことで開けられることもあったので試してください。

4桁の番号を忘れてしまうこともあるので、設定した際に、ダイヤルの番号をスマホなどで撮影しておけば忘れても安心です。

どうしても開けられない場合は、メーカーに相談するなどの対応が必要かもしれません。

車両盗難の手口や対策について詳しく知りたい人はこちら!

HORNET ハンドルロックLH-12Rに関するよくある質問

外車にも取り付けられますか?

ステアリングの太さ約35mm以下、直径約250~450mm以下までのハンドルであれば取り付けが可能です。外車でも、この範囲内のハンドルであれば取り付けられます。

ただし、ハンドルに音量調節ボタンやクルーズコントロール機能の操作ボタンなどがついている場合もあります。その場合には、操作ボタン部分の長さが上下約90mm以下、左右60mm以下であれば取り付け可能です。

一般的な車であれば、ウインカーレバーやパドルシフトにも干渉しない

鍵が開かなくなったらどうすればいい?

4桁の数字を忘れたり間違えたりして開かなくなってしまった場合、自力で解錠することはほぼできません。鍵を解錠してくれる専門の業者などに依頼して、取り外してもらう必要があるので注意が必要です。

HORNET ハンドルロック LH-12R

HORNET ハンドルロック LH-12R

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撮影:室井大和

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Q. 愛車を盗難から守るためにどのようなセキュリティを施していますか?

愛車を車両盗難から守るために講じているセキュリティを教えて下さい。複数ある場合は「複数を組み合わせている」、該当する...

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執筆者プロフィール
室井大和
室井大和
1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...

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