更新
最強のハンドルロックおすすめ10選!効果的な使い方と解除方法も解説
ハンドルロックとは?どんなカー用品?
ハンドルロックは盗難防止装置です。ステアリングロックとも呼ばれ、車を簡単に盗難されないよう、後付けできるカー用品として売られています。
ちなみに、車の標準機能として搭載されているハンドルロックは別モノです。こちらは車のエンジンを切ったあと、ハンドルを右か左に思いっきり回すと、正しい始動方法を行わなければエンジンがかけられないという盗難防止装置です。
ハンドルロックの効果的な使い方
愛車盗難の抑止力ともなるハンドルロック。使い方を誤るといざというときに役に立ちません。本章ではハンドルロックの効果的な使い方として、以下の3つを解説します。
- 自車のハンドルに合うサイズや形状のものを使用する
- 警報音を鳴らして撃退する
- 視覚的な防犯効果を利用する
1.車のハンドルに合うサイズを使用する
ハンドルロックは、自分の車のハンドルに合ったサイズや形状のものを選ぶことが重要です。主に、ハンドルの幅や内径、操作ボタンのふくらみなどを確認して、装着できるかどうかをチェックします。
ハンドルロックには「鍵式」と「ダイヤル式」の2種類があります。鍵式は鍵を回すだけで簡単にロックできるタイプで、鍵を持ち歩く必要がなく、初心者や手軽に対策したい方にもおすすめです。
また、ハンドルロックにはロック部分の異なる以下の通りです。
- ハンドルの中心部分とグリップ部分をロックするタイプ
- スポーク部分をロックできるタイプ
- シフトレバーを一緒にロックできるタイプ
- ブレーキペダルを一緒にロックできるタイプ
スポーク部分やシフトレバー、ブレーキペダルといった他部分もロックできると、防犯効果が高まります。
ハンドルロックは、自社のハンドルに合うかサイズや形状を確認して、自分の好みや使いやすさに合わせて選びましょう。
2.警報音を鳴らして撃退する
ハンドルロックは、車内の不審な動きや音に反応して警報音を鳴らすセンサー付きのものもあります。
センサー付きのハンドルロックは、盗難犯を威嚇したり周囲に注意を喚起したりする効果があるため、効果的な使い方と言えます。
3.視覚的な防犯効果を利用する
ハンドルロックは、目立つ色やデザインのものを選ぶと、視覚的な防犯効果が高まります。
盗難犯はハンドルロックがついている車よりもついていない車を狙う傾向があるため、ハンドルロックの存在をアピールすることで盗難防止に繋がります。
ハンドルロックの解除方法
ハンドルロックを解除する手順は、ハンドルロックの種類や形状によって異なります。
そのため、本章では以下のハンドルロックのタイプ別に解除方法を解説します。基本的には購入したハンドルロックの説明書をよく確認するようにしてください。
- 鍵・ダイヤルタイプの場合
- スポーク部分をロックできるタイプの場合
- シフトレバーやブレーキペダルもロックできるタイプの場合
1.鍵・ダイヤルタイプの場合
ハンドルロックが鍵タイプの場合、鍵を差し込んで回しながら、ハンドルを左右に動かしてロックを外します。
ダイヤル式のハンドルロックの場合は、暗証番号を入力してロックを解除します。
2.スポーク部分をロックできるタイプの場合
スポーク部分もロックできるハンドルロックの場合は、鍵やダイヤルでグリップ部分のロックを解除した後、スポーク部分のロックも外します。
スポーク部分のロックは、ボタンやレバーなどを操作してロックを解除するタイプが多いです。
3.シフトレバーやブレーキペダルもロックできるタイプの場合
シフトレバーやブレーキペダルも一緒にロックできるハンドルロックの場合は、まず鍵やダイヤルでハンドル部分のロックを解除。ハンドルロック部分のロックが解除できたら、シフトレバーやブレーキペダル部分のロックを外します。
シフトレバーやブレーキペダル部分のロックは、鍵やダイヤルで解除するタイプが多いです。
【最強】ハンドルロックおすすめ10選
「ハンドルロック買ったことないからわかんない」という人もいると思います。
以下の章では、最強のハンドルロックおすすめ10選を紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
1.LESTA(レスタ)ハンドルロックシリーズ(LST12S)
LESTAのハンドルロックシリーズ(LST12S)は、二重防犯機能と堅牢シリンダーが特徴的な車用ロックランキングで4年連続販売数1位を記録したアイテムです。
簡単に切断することができない高硬度合金鋼をヘッド部分に使用。ハンドルを無理に動かそうとするとクラクションが鳴るという二重の防犯機能を搭載しています。
また、持ち手部分はレザー素材なので車内を傷つける心配がなく、ヘッド部分は窓割りハンマーとして使用できます。この商品のメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット
- 二重防犯機能で高い防犯効果を発揮
- コンパクトなので収納場所に困らない
- ヘッド部分を窓割りハンマーとして使用できる
デメリット
- ハンマーの突起部分がむき出し
- 車内温度が高いと金属部分が熱くなる
LESTAハンドルロックシリーズは、人気のあるアイテムが欲しい人やワンランク上の高い防犯機能を求めている人におすすめのアイテムです。
2.LESTA(レスタ)ハンドルロックシリーズ(LST7)
LESTAのハンドルロックシリーズ(LST7)は、二重防犯機能と堅牢シリンダーが特徴的なアイテムです。
1のアイテム(LST12S)との違いは、専用カギの同梱数です。LST12Sは3本、LST7は2本となっています。
複製されにくいデザインの鍵となっており、ガードは万全。万が一車内に侵入されてもハンドルロックがかかっており、専用の鍵でロックを解除しない限り、ハンドル操作が出来ずに車は持ち去れません。
この商品のメリット・デメリットは、1と同様です。ぜひLESTAハンドルロックシリーズ(LST12S)の紹介を参考にしてみてください。
3.Igatta(イガッタ)ハンドルロック
イガッタのハンドルロックは、人目を引くカラーがラインナップされたワイヤー式のハンドルロックです。
高強度のメタルワイヤーで切断されにくく、一般的なキーに比べてピッキングが難しく防犯性の高い内溝キーが採用されたアイテムとなっています。
さらに、金属部分の露出が極限まで抑えられているため、愛車が傷つきにくいのも嬉しいポイントです。この商品のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 防犯効果の高いカラーバリエーション
- 付属の保護カバーでハンドルが傷つきにくい
- サイドポケットやグローブボックスに収納可能
デメリット
- 車種によってワイヤーの長さが短い場合がある
- 付属の保護カバーがつけられないハンドルがある
イガッタのハンドルロックは、ワイヤー式のハンドルロックを探している人や視覚的な防犯効果を高めたい人におすすめです。
4.HORNET(加藤電機)ハンドルロック LH-12R
簡単に切断等ができない特殊合金製で、ハンドルの内側にセットするタイプのアイテムです。
鍵を使わないダイヤルロックタイプなので、余計な鍵を持ち歩く必要がありません。本体は赤く塗られているため視認性が高く、視覚的な防犯効果も高くなっています。
この商品のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 鍵が必要ないダイヤルロック方式
- シンプルな操作性
- 防犯予防効果のある目立つデザイン
デメリット
- エアバック等により、中央部に膨らみのあるハンドルなどには装着できない場合がある
- 温度変化や製品の重みなどで、ハンドルに傷がつく恐れがある
HORNETのハンドルロック(LH-12R)は、持ち歩く鍵を増やしたくない人や強力な防犯性を求めている人、使い勝手の良いアイテムを求めている人におすすめです。
5.HORNET(加藤電機)ハンドルロック LH-17R
ステアリングのリム部に取り付けるT字タイプのアイテムです。
リム部の直径が40mm以下の車両に使用できます。ピッキングに強い円形特殊キーを採用し、ダッシュボードの傷付きを防止する保護用クッションテープも付属しています。
この商品のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- ハンドルロックとしては軽量
- コンパクトサイズなので収納や取り扱いが楽
- 視覚的防犯効果も高い
デメリット
- 装着条件を満たしていても、ステアリングの形状によっては取り付けできないことがある
- 色移りが生じる場合がある
- 専用キーの複製を行なっていない
HORNETのハンドルロック(LH-17R)は、できるだけ軽量なアイテムが欲しい人や簡単に取り付けられるタイプを好む人、視認性の高いアイテムが欲しい人におすすめです。
6.エマーソン(Emerson)ハンドルロック
エマーソン(Emerson) 簡単装着で盗難抑止効果抜群のカーロック 3WAYロック ハンドル内径290mm~490mm以内、…
内径290〜490mm以内、太さ56mm以下のハンドルに使用できる、強度の高い構造用炭素鋼を使用したアイテムです。
目立つ赤色のPVCコーティング仕上げで、車内に傷を付けにくく視覚的な防犯効果も高められています。
ラチェット式で自動的にロックされ、簡単に開けられないクロス式キーが4個付属しています。この商品のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- シンプルで使いやすい構造
- 軽自動車から10tトラックまで幅広く使用可能
- ハンドルカバーにも対応
デメリット
- 鍵の切り欠きと鍵穴のマークと合わせないと刺さらない
- 伸ばした長さによっては鍵がかかり難い
エマーソンのハンドルロックは、さまざまな車種に使用したい人や目立つハンドルロックが欲しい人、さまざまな使い方をしたい人におすすめです。
7.Tatsumiロック ハンドルロック
Tatsumiハンドルロックは、ハンドルをロックする機能と無理に動かしたときにクラクションが鳴る仕組みとなっている二重防犯アイテムです。
スポーク幅7cmまでのハンドルには99.9%対応と、ほぼ全ての車種に対応しているアイテムでもあります。
取り付け方法は簡単で、スポークが上に来るようにしてエンジンを止め、ハンドルロックの鍵を開けてセットするだけとなっています。この商品のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 存在感があり、防犯効果が高まる
- 取り付け・取り外しが簡単
- スポーク部分もロックできる
デメリット
- 炎天下で金属部分が熱くなる
- 非常に重く扱いづらい
- 脱出用ハンマー機能の突起部分がむき出しになっている
Tatsumiロックのハンドルロックは、リレーアタック対策グッズをまとめて購入したい人におすすめのアイテムです。
8.ACFREED ハンドルロック
ACFREEDのハンドルロックは、ハンドルロックと緊急用脱出ハンマーとしても活用可能な2Way仕様のアイテムです。
収納しやすい長方形型で、持ち手部分は手触りのよい高級感ある合皮レザーとステッチが採用されています。この商品のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 高級感がある
- 取り付け・取り外しが簡単
- スポーク部分もロックできる(レンチで調整可能)
デメリット
- 炎天下で金属部分が熱くなる
- グローブボックスに収納できると謳っているものの、重くて置き場がない
- 緊急用脱出ハンマー機能の突起部分がむき出しになっている
商品にはリレーアタック防止のポーチもついているので、お得にリレーアタック対策をしたい人におすすめのアイテムです。
9.OKLOCK ハンドルロック
折り畳むことができ、収納や持ち運びに便利なアイテムです。キーシリンダーにはデジタルロック技術を採用し、こじ開けることが困難な構造になっています。
鍵は2本付属しており、角度・長さ調整用の六角レンチも付属しています。この商品のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 先端部分の角度や長さが調整できるので、適合車種が幅広い
- 折り畳んでコンパクトに収納できる
- ハンドル部は滑り止めのスポンジで包まれており、滑りにくく傷も付きにくい
デメリット
- 長さや角度を調整するのに六角レンチが必要
- バー部分の先端が尖っているので、傷が付く可能性がある
ONLOCKのハンドルロックは、コンパクトに収納したい人やきっちりハンドルに合わせて調整したい人、ハンドルの傷付きが気になる人におすすめです。
10.キタコ ハンドルロック KML03
キタコのハンドルロックは、茨城県警本部の意見を取り入れて制作されたアイテムです。KML03はベーシックモデルであり、高級車や乗用車、ワンボックスカーまで車種を選ばずに装着可能です。
ハンドルのスポーク部分に装着する強固でハンドル破壊防止プレートを備えています。さらに、ホーンシャフトと内装干渉用ハンドル回転防止シャフトは一体化され、高い防犯予防効果を発揮します。
2023年10月現在で価格は税込60,500円と決して安くはありませんが、愛車のために本格的な防犯アイテムを探している人におすすめです。
ハンドルロックを使うときの注意点
本章では、ハンドルロックを使用する際の注意点として以下の3つを解説します。
- 仕組みや解除方法を理解する
- ハンドルのサイズ・形状を確認する
- 盗難を完全に防いでくれるわけではない
リレーアタックやCANインベーダーのような盗難手口の抑止力にもなるハンドルロック。効果を存分に発揮させるためにもぜひ本章を参考にしてみてください。
仕組みや解除方法を理解する
ハンドルロックは愛車の盗難防止のために有効なアイテムです。しかし、誤って作動させてしまうとハンドルが動かせなくなったり、エンジンがかからなくなったりします。
たとえば、鍵式やダイヤル式などのハンドルロックの種類によって、ロックや解除の方法が異なります。誤作動を防ぐためにも、ハンドルロックの仕組みや解除方法を理解しておくことが重要です。
また、無理に回そうとするとキーが曲がったり折れたりする恐れもあるので、力を入れずにゆっくりと回すことを意識しましょう。
ハンドルのサイズ・形状を確認する
ハンドルロックを選ぶ際は、ハンドルの幅や内径、操作ボタンのふくらみなどを確認して、装着できるかどうかをチェックしましょう。
購入しようとしているハンドルロックの適合車種を確認するのも必須です。
装着できないものを選んでしまうとハンドルロックが正しく機能しないだけでなく、ハンドルやキーを傷つけてしまう恐れがあります。
盗難を完全に防いでくれるわけではない
ハンドルロックは盗難を完全に防いでくれるわけではありません。自動車の盗難犯はハンドルロックを壊したり外したりする方法や道具を持っている場合があるためです。
また、盗難手口のひとつリレーアタックでは、スマートキーの電波を中継して車両を開錠・エンジン始動させてしまうこともあります。
愛車の盗難対策はハンドルロックだけに頼らずに、他の防犯対策も併用することが望ましいです。
「キープログラマー」による車両の盗難被害が急増…
ダミーセキュリティライトの人気おすすめ商品と選び方
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...