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ハンドルロックの解除方法は?盗難防止効果を高めるおすすめ後付けアイテム6選

ハンドルロックとは盗難防止装置のこと

ハンドルロック
©Benjamin Sibuet/stock.adobe.com

ハンドルロックは盗難防止装置です。ステアリングロックとも呼ばれ、車を簡単に盗難されないよう、現在の車には必ず採用されています。

装置そのものだけでなく、ハンドルをロックしている状態のことも指します。ハンドルがロックされてしまうと、解除しない限りハンドルを回すことができません。

また、車に標準搭載されているハンドルロック装置の他に、文字通りハンドルに鍵をかける後付けのハンドルロック商品も売られています。後付けハンドルロックについては、記事後半で解説します。

ハンドルロックにはどんな効果がある?

ハンドルロックをしていると、車をまっすぐに転がすことができません。そのためけん引などによる車両盗難を防止できます。

また、ハンドルロックをかけている状態ではエンジンをかけることができません

ハンドルロックが無い場合、ドアを開けられなくても、後輪を浮かせてけん引すれば盗難できてしまいます。また、カギを開け車内に入り込み、サイドブレーキを外してしまえば、人が押して転がすことも可能です。

しかしこのような場面でも、ハンドルロックをかけていればタイヤを転がすことはできません。当然、けん引もできませんし自走もできなくなります。

ハンドルロックの仕組み

イグニッションロック付きステアリングコラム
©anastasiya_m/stock.adobe.com

ステアリングシャフトと呼ばれる、ステアリングの軸の一部にへこみがあります。そのへこみに突起物をひっかけることでハンドルをロックするというのが、ハンドルロックの仕組みです。

昔のハンドルロックは、機械的にカギを挿し込み回すことで突起物を収納する仕組みでした。しかし、プッシュスターターが普及してからは、突起物の収納は電動で行うようになっています。

電動式の場合、イグニッションスイッチのセンサーを感知し、ステアリングロックのモーターを回転させてハンドルロックを解除する仕組みとなります。

機能はどちらも同じであり、電動式か機械式かの違いだけです。

ただし、電動式の場合、ステアリングロックのモーターが故障すると、ハンドルロックが解除できないトラブルに発展することもあります。しかし、これはめったに起こらないトラブルなので過剰に心配する必要はないでしょう。

ハンドルロックのやり方・使い方

車のハンドルを握る男性の手
©fotofabrika /stock.adobe.com

エンジンを切ったあと、ハンドルを右か左に思いっきり回すとロックできます。ただし、ハンドルロック解除後はロックがかかりづらくなることがあります。

その場合は、一度運転席のドアを開けてみてください。ドアを開けることで簡単にロックがかかることがほとんどです。

この方法でもロックがかからない場合、シフトポジションを確認しましょう。AT車の場合、「P」に入れておかないとハンドルロックはかからないので注意しましょう。

ロックをかけると車のエンジンはかからなくなる

ハンドルロックをかけるとエンジンはかからなくなります。盗難防止装置であることから、ハンドルロックの解除がエンジンをかける許可となるのです。そのため、カギ挿し込み式の車の場合、ハンドルロックを解除しないとカギが回りません。

プッシュスタートタイプも同様で、いくらエンジンスタートボタンを押してもハンドルロックがかかっているとエンジンはかからなくなります。その際、メーター内に「ハンドルロックを解除してください」などの表示がされており、エンジン始動はできません。

このように挿し込みタイプ、プッシュタイプ共に、ハンドルロックを解除しなければエンジン始動はできないようになっています。

ハンドルロックの解除方法

車のイグニッション ロックにキーを挿入する男性のクローズ アップ
©Кирилл Рыжов/stock.adobe.com

メカニカルキー(カギ挿し込み式)

ハンドルロックは、イグニッションキーを回しながらハンドルを少し揺らすことで解除できます。

もし、なかなか解除できなければ、ハンドルを回している方向に思いっきり切ってみましょう。突起物のあたり具合によって、少し揺らしただけでは突起物が収納されない場合もあります。

その場合、上記の方法を行い、突起とへこみ部分の隙間を作ってあげることで、スムーズにハンドルロックを解除できます。力づくで解除しようとせず、方法を工夫することにより小さな力で解除可能です。

キーレスエントリー・スマートキー

キーレスエントリー・スマートキーもハンルロックの解除方法は、アナログキーと大きく変わりません。ハンドルを左右に動かしながら、エンジンスタートボタンを押すだけなので、むしろアナログキーの解除方法よりも簡単にできます。

ハンドルロックが解除されていなければ、エンジンスタートボタンのインジケーターが点滅するので目安にしてください。

メーカーが違っても解除方法は同じ

ハンドルロックの解除方法は製造メーカーによって異なることはありません。上記の方法であれば、基本的にどのようなハンドルロックでも解除可能です。

それでもロックが解除できない場合はどうする?

ステアリングロックユニットが故障しているのかも

ハンドルロックが外れない場合は、上記の方法を試してもらいたいのですが、それでも外れない場合、ステアリングロックユニットが故障している可能性もあります。

ステアリングユニットとはハンドルロックの部品名称です。この装置にハンドルをロックするための突起物が収納されています。

何度もお伝えしているように、滅多に壊れる部品ではないので心配する必要はありません。しかし、メーカーのなかにはリコールやサービスキャンペーンを実施ている車種もあります。

ハンドルロックを対象としたサービスキャンペーンが出ている車種も

スズキや日産、三菱の一部の車種でハンドルロックのサービスキャンペーンが発表されています。対象車種は以下のとおりです。

メーカー対象車種メーカーサイトURL
スズキワゴンR/アルトラパン/パレット/アルトスズキリコール情報
日産ルークス/モコ日産リコール情報
三菱デリカD2三菱リコール情報

もし突然、ハンドルロックが解除されずエンジンがかからなくなってしまった場合、サービスキャンペーンの対象かもしれません。自腹で修理しようとせず、必ずディーラーへ確認しましょう。

ハンドルロックのよくあるトラブル

ハンドルロックのマークが表示されたら故障かも

ハンドルロックのチェックランプが点灯した場合、ハンドルロックが故障している可能性があります。ハンドルロックのチェックランプの種類は車種によって違いがあり、一概に形状をお伝えすることはできません。

ハンドルロックの故障では、ハンドルロックが解除できない、ロック時の音がおかしいなどの症状が挙げられます。なかには、ハンドルロックとは関係のないタイミングでチェックランプが点灯したりといった事例もあるようです。

ハンドルロック以外に、キーレスが原因であることも考えられるので、詳しい状態をしっかりと把握することが大切です。

あまり故障するパーツではないものの、特定の車種で不具合が確認されています。もし車を使用中や駐車中にチェックランプが点灯した場合、すぐに行きつけのディーラーや整備工場、JAFなどに連絡しましょう。

エンジンがかからない理由はハンドルロックだけじゃないかも

ハンドルロックが解除できていなければエンジンをかけることはできません。しかし必ずしも、「エンジンがかからない=ハンドルロックされている」ではありません。

バッテリー上がりやキーレス電池切れ、シフトが「P」に入っていないなど考えられる原因はたくさんあります。もし突然、エンジンがかからなくなった場合、ハンドルロックだと決めつけずまずは基本的な部分を確認しましょう。

エンジンがかからないときに考えられる原因や対処法は、以下で詳しく解説しています。

後付け用のハンドルロックで盗難防止効果を高めるのもおすすめ

保護車両
©Thomas Sztanek/stock.adobe.com

ここまでお話ししてきたハンドルロックは、車に初期状態から搭載されているものでした。しかし、ハンドルロックは純正のものだけではありません。

防犯グッズとしてのハンドルロックも売られており、この記事では防犯グッズを「後付けハンドルロック」と呼ぶことにします。後付け用のハンドルロックはさまざまなメーカーから、多種多様な形状で販売されています。

後付けハンドルロックの取り付け方

後付け用ハンドルロックの基本的な取り付け方は、ハンドルの大きさに合わせ固定し、カギをかけるだけ。

なかにはハンドルと同時にフットブレーキペダルを固定するタイプも。施錠方法も一般的なカギから、ダイヤル式と種類は多いです。

解除方法はカギを外し、取り付けとは逆の手順で外すだけとなります。純正のハンドルロックよりも簡単に取り外しできるので、苦戦することはないでしょう。

しかし、取り外すためのカギを無くしてしまったり、ダイヤル番号を忘れると取り外すことができなくなってしまうので注意が必要です。

後付けハンドルロックの選び方

自分の車のハンドル幅を確認してから購入を

検討しているハンドルロックが、自分の車のハンドル幅に合うかどうかは必ず事前に確認しましょう。ハンドルの上からかぶせるように固定するタイプであれば、対応可能なハンドル内径も確認しましょう。

また、ハンドル操作ボタンなどのふくらみが大きいと装着できない場合もあるので注意してください。

スポークをロックできるものがおすすめ

スポーク部分もロックできるタイプは、グリップ部分だけをロックするタイプより高い防犯効果が期待できます。ロック部分ごと切り取られ盗難されてしまったというケースもあるので、切り取られる心配がないほうが安心感は高まります。

シフトレバーも二重ロックできるタイプはさらに安心

シフトレバーも二重ロックできるタイプは、ハンドルだけをロックするタイプより安全性を高めることができます。

ちなみに、ハンドルロックには、シフトレバーとサイドブレーキをロックするものや、ハンドルとペダルをロックするものなども販売されています。

警報機が鳴るセンサー付きタイプもおすすめ

車内の不審な動きを察知して警報音を鳴らしてくれる超音波センサーや、ガラスが割られるなどの大きな音に反応する騒音センサー、車への衝撃やドアのこじ開けなどに反応する振動センサーを内蔵した、センサー内蔵タイプのハンドルロックもあります。より高い防犯効果を求める場合は、このようなタイプがおすすめです。

サイズは40cm未満がコンパクト

ハンドルロックは常に車内に携帯しておけるように、収納に便利な40cm未満になるハンドルロックがおすすめです。使用しないときはどの場所に置いておくかも事前にイメージしておくとスマートです。

最強の後付けハンドルロック6選

LESTA ハンドルロック

LESTAが販売するハンドルロックは、ホーンとメーターの上に突起物が当たるよう設計されています。無理に取り外そうとすればホーンを鳴らしてしまい、目立つ仕組みです。

取り付けや取り外しは、ハンドルの上部にかけるだけとワンステップで行えます。緊急脱出用のハンマーにもなる優れものです。

HORNET ハンドルロック

HORNET ハンドルロック LH-12R

HORNET ハンドルロック LH-12R

5,770円(07/24 00:41時点)
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オーソドックスなハンドルロックがHORNETが販売するこちらのタイプとなります。ハンドルに固定し、突起物がセンターコンソールにあたることでハンドルを回させないようにしています。

施錠はダイヤル式を採用しており、ピッキングされる不安がありません。カギを持ち歩く必要もないので、なくす心配もなく安心です。

WRAP ハンドルロック

WRAP ハンドルロック 車両盗難防止装置

WRAP ハンドルロック 車両盗難防止装置

15,880円(07/25 00:10時点)
Amazonの情報を掲載しています

WRAPが販売するハンドルロックは、特殊な形状となっています。ハンドルを大きく包み込むように作られていおり、スチール製なので鉄でできたハンドルロックよりも軽い特徴があります。

一般的なハンドルロックより高いものの、設置中、LED警告灯が点灯したりと視覚的にも防犯性能が高い商品です。また無理に外すなど衝撃が加わると警報装置が作動するため、安心して駐車できます。

ToFIT ステアリングロックアラーム2

こちらの商品は3つのセンサーで盗難を感知する優れものです。

  • 超音波センサー・・・車内への侵入を感知
  • 気圧センサー・・・ドアの開閉などによる気圧の変化を感知
  • 振動センサー・・・車を揺らすなどの振動を感知

この3つのセンサーで盗難を感知し、異常だと判断した場合、警告音を鳴らしリモコンへ信号を送ります。車が少し遠い場所にあったとしても、リモコンでお知らせしてくれるので安心です。(有効範囲1キロメートル)

またロック中は青のLEDが点灯しているので、うかつに近づけません。盗みづらい車だと警告する意味合いも込めると、高い防犯性能を兼ね備えたグッズであるといえます。

MAIKEDIAO 緊急脱出ハンマー付きハンドルロック

MAIKEDIAOが販売する商品は、シンプルな形状の後付け用ハンドルロックです。使い方は一般的なハンドルロックと同じですが、ピッキングされないよう特殊な形状のカギを採用しています。スペアキーも3本あるので、万が一なくした場合も安心です。

また、先端を硬い素材で作っているので、緊急時の脱出用ハンマーとして使用することもできます。柄が長いので力のない方でも簡単に窓を割ることができます。1つのアイテムで2つの使用方法がありお得です。

エマーソン 盗難防止 ハンドルロック

一般的なハンドルロックより長い仕様となっているアイテムをご紹介します。ハンドルとフットブレーキペダルを固定することや、サイドブレーキとシフトレバーを固定することもできます。もちろん一般的な方法であるハンドルにかけて使用することもできる、使い勝手の多い商品です。

ハンドルの固定だけよりも、フットブレーキを同時に固定した方が安心感は強くなります。また、柄が長いので乗用車だけでなく大型トラックにも使用できるのも長所の一つです。

純正と後付けのハンドルロックどちらが優秀?

クエスチョンマーク
©Rawpixel.com/stock.adobe.com

ここまで純正のハンドルロックと後付け用のハンドルロックをご紹介してきましたが、どちらが優秀なのでしょうか。それぞれの違いを比較してみました。

純正ハンドルロック

メリット:エンジン始動もロックするため、単体での防犯性能は高い

純正ハンドルロックのメリットは、初めから車に搭載されている装置なので別途で購入する必要がない点です。そして、車のカギがなければ解除するのは困難です。また、ステアリングコラムの中に装置が入り込んでいるので、場所を取りません。

エンジンとも連動しており、ハンドルロックを解除しなければエンジン始動ができないようになっているため、単体で見た場合、後付け用のハンドルロックよりも防犯性能は高いです。

デメリット:リレーアタックに弱く、簡単に解除されてしまう

しかし、近年増加中のリレーアタックをされてしまうと、簡単に解除できてしまいます。リレーアタックとは、スマートキーが発している電波を中継し、遠く離れた車両を開錠、エンジンを始動させてしまう盗難手口です。

場合によっては、なかなかロックが外れないこともあり、煩わしさを感じることもあるでしょう。防犯面では高い性能を持ちますが、その反面、簡単に解除できてしまうデメリットもあります。

リレーアタックとは?手口と防止対策法を解説!ブリキ缶が有効?

後付けハンドルロック

メリット:物理ロックのため、エンジンをかけられてもハンドルは回せない

後付け用のハンドルロックは、車の装置との連動がないので、仮にエンジンをかけることができてもハンドルを回すことができないメリットがあります。

物理的にロックをしているので、取り外さなければ運転はできません。そのためリレーアタックをされても、車を盗難から守ることができます。

デメリット:別途購入が必要、商品によっては高額になる

なかなか外れないトラブルを起こしづらいのも、後付け用のハンドルロックの特徴です。アイテムのなかには緊急脱出用ハンマーとして使用でき、お得なものも多くあります。しかし使いたい場合、別途購入する必要があります。

そして高い防犯性能を求めるのであれば、それなりに高額な商品です。また、純正に比べ取り付けや取り外しが面倒であり、車内に入れておかなければならず場所を取ります。

結論「リレーアタック対策に後付けハンドルロックを併用すると安心」

後付け用ハンドルロックは、ハンドルロックとしての性能は純正に負けるものの、盗難犯を寄せ付けない警告アイテムとして有効です。

リレーアタックなど、純正ハンドルロックが解除された場合の保険として使用することをオススメします。

ハンドルロックをしていたのに盗難?気をつけておきたいこと

自動車保険、保護、安全のコンセプト
©Proxima Studio/stock.adobe.com

ハンドルロックをかけていても盗難される可能性はあります。なぜなら新しい盗難防止グッズが販売されても、さらに新しい盗難方法が出てくるからです。例えば、リレーアタックで盗難する方法は近年増加しています。

スマートキーが普及した今、車の施錠を外したとしても簡単に盗むことができなくなっています。セキュリティ付きの車も多く、けん引して盗難することもできないなんて車も珍しくありません。

そこでカギがあると車に錯覚させ、自走して逃げる盗難方法が編み出されました。このように新しい防犯グッズには新しい盗難方法ができてしまい、イタチごっこになっているのです。

また、防犯性能を高くしたい場合、気軽に取り付けや取り外しはできなくなります。そのため、防犯性能が高すぎるグッズはあまり普及しないという背景もあるようです。

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エンジンのかからない車でも盗難される可能性はある

純正ハンドルロックをかけている場合、エンジンをかけることはできません。結果的に、車の運転はできません。

しかし「エンジンをかけることができない=盗難されない」わけではないことを覚えておきましょう。先ほどもお伝えしましたが、100%盗難されない防犯グッズはありません。

ハンドルロックをしていても、ドアを開けてサイドブレーキを外してしまえば、前輪だけ持ち上げた状態でけん引することも可能です。また純正ハンドルロックは、リレーアタックに対し効果を発揮できないデメリットもあります。

後付け用ハンドルロックも防犯性能は高いのですが、ハンドルロック解除用のカギを盗まれてしまえば効果はなくなってしまいます。「ハンドルロックをしているから絶対に盗難されないだろう」と思いこまないよう注意が必要です。

愛車を盗難されないためには盗難防止グッズの併用が望ましい

完ぺきな防犯対策は不可能ですが、車を盗難しづらい環境にすることはできます。オススメ方法は、防犯グッズの併用です。一つの防犯グッズでは盗難されてしまう場面でも、複数の防犯グッズを使用することで盗難される確率を下げることができます。

複数使用すれば、当然、盗難するまでの時間は長くなります。その間に気づく可能性もありますし、なにより、「防犯グッズが多い=防犯意識が高い」証明にもなるでしょう。つまり盗難犯に、「盗むのはめんどくさい車だな」と感じさせることで、防犯対策になるのです。

ただし、防犯グッズが増えるということは、取り付けや取り外しの手間が増えるということ。その点も意識して防犯グッズを選んでみてください。

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