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家庭で使える凍結防止剤おすすめランキングTOP5!愛車への影響と融雪剤との違いは?

凍結防止剤は氷点下の冬に道路が凍結することを防ぐためのもので、積雪が多い地域だけでなく降雪しなくても氷点下になる地域で使用されます。家庭でも使える凍結防止剤のおすすめランキングとともに、愛車への影響と融雪剤に違いについてまとめました。

凍結防止剤とは?融雪剤との違い

凍結した路面

日本の冬は全国各地の降雪や凍結によって、車の横滑りや制動距離が伸びることで自動車事故が増加します。

スタッドレスタイヤやチェーンを装着しても滑りやすい路面では、「凍結防止剤」「融雪剤」は欠かせない存在で、積雪地域だけではなく降雪しなくても道路が凍結する地域で活躍しています。

その「凍結防止剤」「融雪剤」とはどのような製品なのか?またどのような違いがあるのか解説します。

凍結防止剤とは?

凍結防止剤とはその文字が表すように「凍結することを防ぐ」製品です。凍結の可能性がある場所に「凍結防止剤」を事前に散布することで、水分の凝固点(0℃ / 気圧)を下げることにより凍結を防ぎます。

凍結防止剤の成分は?

凍結防止剤の主成分は「塩化ナトリウム」です。
塩化ナトリウムの凝固点は-20℃程度で、効果に持続力があることが特徴。そのため、降雪に備えて事前に散布しておくことができます。

このほか凍結防止剤には「酢酸ナトリウム」「尿素」「グリセリン」「エタノール」など、主成分に塩素を含まない製品もあります。

融雪剤との違いは?

融雪剤

融雪剤の主成分は「塩化カルシウム」です。

塩化カルシウムが水に溶けて凝固点を-50℃まで降下させ、融点が気温以下になることで雪は水に変わります。また、同時に塩化カルシウムが水に溶ける際に発生する溶解熱も雪を溶かす作用として働きます。

融雪剤(塩化カルシウム)は凍結防止剤(塩化ナトリウム)と比較して凝固温度が低いので、固まった雪や氷を溶かしやすくなっています。そのため「融雪剤・凍結防止剤」と、併記されている製品がありますが、これは「凍結防止効果がある」という意味。製品としては塩化カルシウムを主成分とした「融雪剤」であると理解しましょう。

愛車への影響は?

凍結防止剤・融雪剤に含まれている塩化ナトリウム / 塩化カルシウムには「塩化物イオン」によって、金属を腐食させてしまう作用があります。植物やコンクリートにも悪影響を及ぼすこともあり、これを「塩害」といいます。

そのため、塩素を含む凍結防止剤・融雪剤が撒布された道路を車が走行し、薬剤を巻き上げることで車の底面・ホイールハウス、 ホイール / タイヤ / ボディに付着し金属部分が腐食してしまう可能性があります。

凍結防止剤・融雪剤が散布された道路を走行したあとは、高圧洗浄機など勢いよく水を噴射できるもので速やかに洗い流すようにしましょう。

これに対し、主成分に「酢酸ナトリウム」「尿素(UREA)」などを用いた凍結防止剤・融雪剤は、金属への負担が少なく土壌にも優しいので塩害を抑えることができますので、家庭用に向いているといえるでしょう。

凍結防止剤の使い方

凍結した路面

凍結防止剤の使い方は製品に記載されている量を基本として散布しますが、車が往来する道路と家庭内では散布する量・散布後の対応で注意することが異なりますので、「道路」「家庭内」それぞれの使い方について説明します。

道路での使い方

道路の雪かきをしてから凍結防止剤を撒布しましょう

一般的な凍結防止剤は、雪が降る前に撒布することが一番効果的です。雪の降り始め程度であれば気温が下がる夜を迎える前に撒布することでも、凍結を事前に防ぐことができます。

雪が積もった後に凍結防止剤を使用する場合は、路面が見える程度に雪かきをした状態で撒布する方がより効果的です。

自宅前の道路に散布する際は、できる限りご近所と同じ主成分の凍結防止剤で揃えた方が、効果を揃えることができます。そのため可能であれば凍結防止剤を購入する前にご近所と相談することをおすすめします。

凍結防止剤(粒状)の一般的な散布量は、1平方メートルにつき30~100グラムが適正量で目安としては成人男性の一握りぐらいに量です。凍結防止剤は水分と化学反応を起こしますので、散布作業時は念のためゴム手袋をして肌を保護してください。

家庭での使い方

家庭内で使用する場所としては、家の外で凍結する恐れがある「玄関前」「階段」「駐車場」などでしょう。

散布する量は道路よりも若干少なめでも問題ありませんが、散布後は同じ場所だけを歩かないように注意して、凍結防止剤にムラを作らないようにしましょう。

また屋内に凍結防止剤を持ち込まないように玄関先で靴底についた凍結防止剤を落とし、塩害の影響を避けるように注意してください。

家庭内で凍結防止剤を使用する場合には庭の土壌や植物に悪影響を及ぼさないよう、塩害の恐れがない塩化ナトリウム以外の凍結防止剤を使う方が安全でしょう。

凍結防止剤おすすめ人気ランキングTOP5

【第1位】酢酸ナトリウム 凍結防止剤 25kg

・主成分:酢酸ナトリウム

参考価格: ¥ 6,000
(2019年05月29日現在)

「酢酸ナトリウム凍結防止剤」は従来の「塩化ナトリウム」と同等な効果を発揮しながらも、塩害を防止します。

酢酸ナトリウム凍結防止剤の特長
 ・「塩化カルシウム」と同等の凍結防止効果がある
 ・塩害を防止
 ・-25℃以下の環境でも効果あり
 ・微生物によって無害な物質に分解する
 ・融雪氷の場合、水溶液にして散布すると効果がはやくなる
 ・セメントに2%程度添加するとモルタル・コンクリート吹付工事の凍結防止になる

【第2位】コンパル 無塩 凍結防止剤 融雪くん 5kg

・主成分:尿素

参考価格: ¥ 1,810
(2019年05月29日現在)

尿素を主成分とした「無塩」の凍結防止剤ですので、従来の塩化剤(塩化カルシウム)とは異なり金属への腐食が少なく、植物の近くにも安心して使用できます。

即効性があり散布から30分ほどで効果があらわれ、アイスバーンが短時間でシャーベット状になります。持続性も十分なため、雪が降る前に散布することでより効果があります。
開封後の使用期限は3年です。

【第3位】古河薬品工業(KYK)凍結防止剤 コオランブルー 1L

・主成分:グリセリン/エタノール
・液体タイプ

参考価格: ¥ 469
(2019年05月29日現在)

主成分には化粧品にも使用される毒性の少ない「グリセリン」「エタノール」が使用され、金属の防錆効果・ゴムやプラスチックへの悪影響もなく安心して使用できます。

 ・液体タイプの凍結防止剤
 ・化粧品にも使用される毒性の少ないグリセリンとエタノール
 ・希釈することで-10~-55℃まで対応
 ・トイレ / 排水トラップ / 玄関 / ドアの凍結防止
 ・肌 / ペット / 環境に優しい

幅広い温度範囲で効果があり、豪雪地帯でも効果が期待できるでしょう。

【第4位】アイスメルター 無塩凍結防止剤・融氷雪剤

・主成分:尿素

参考価格: ¥ 4,320
(2019年05月29日現在)

主成分が尿素なので金属腐食性が少なく、土壌に優しい環境配慮型の無塩凍結防止剤です。

 ・積雪がある場合は除雪後に散布するとより効果的
 ・1㎡当たり150~200グラムを均一に散布
 ・気温が低い場合は多めに、高い場合は少なめに散布
 ・金属の腐食を抑える
 ・土壌への負荷が少ない

【第5位】科研 一般家庭用 凍結防止剤

・主成分:食添用グリセリン / サトウキビ100%天然由来の発酵アルコール
・液体タイプ

参考価格: ¥ 2,151
(2019年05月29日現在)

塩素が含まれていないので環境にやさしく -60℃まで対応できる液体の凍結防止液です。

 ・-15℃〜-60℃まで対応
 ・サトウキビ成分から生成
 ・流れる雪溶け水、子供やペット、畑や庭などの草木にも安心
 ・路面や階段、駐車場だけではなくトイレ / 玄関 / ドア / サッシにも利用可
 ・積雪が3cm以上ある場合は除雪をしてから散布
 ・人・車の往来が多い場所には1平方メートル当たり100〜200ccを散布

凍結防止剤の選び方のポイント

凍結防止剤を家庭で使用することを考えると、保管で場所を取らない液体タイプが便利だと思われます。

また、自宅前の道路が私道ではなく、公共の生活道路で塩害を誘発する可能性がある塩化剤系の凍結防止剤を撒く場合は、トラブルにならないようご近所に説明をしましょう。
粒状の塩化カルシウム・塩化ナトリウムは水分(湿度)と反応しますので、一度封を開けると保管状態によっては1シーズンほどしかもちませんので、計画的に無駄が出ないように使ってください。

冬季に凍結することが多い地域では、お住いの環境にあった凍結防止剤を使うことで、寒い冬の朝でも安全に車を運転することができます。

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