ETC2.0徹底解剖│ETCが次世代型2.0に進化して何が違うのか?その内容と実力は?

高速道路の料金決済システムであるETCが、サービス内容と機能を拡張させ、バージョン2.0として運用を開始しました。そのサービス内容と利用方法、今後の展開を紹介!

ETCがバージョン2.0に大きく進化!

ETC2.0の仕組み

出典:http://www.go-etc.jp/etc2/etc2/pdf/its_spot_all.pdf

この記事を読んでいる方でしたら、おそらくETCのことを知らない方はほぼいないでしょう。

ETCとは「Electronic Toll Collection System」の略称でして、高速道路の料金所の通過をスムーズにし、なおかつ割り引きサービスも受けられる、車に乗らない人にもお馴染みのサービスのことです。

ETC2.0とはどのようなものなのか? 今度はどんなことが便利になるのか?それをご紹介しましょう。

具体的にETC2.0はどのようなものかというと、先程記した従来のETCのサービスに加えて、さまざまな運転支援サービスをドライバーに提供しようというものです。

その仕組みは、2016年1月1日現在、既に全国の高速道路の約1600カ所に設置されている(都市間高速道路ではおよそ10~15kmごとに設置)、道路側のアンテナである「ITSスポット」と、車載機器が高速かつ大容量の双方向通信=DSRC(Dedicated Short Range Communications:スポット通信)通信を行うことで実現されます。

もはや車社会にとってなくてはならいそんなETCですが、次世代型のバージョン2.0に進化し、現在運用されています。

全国のITSスポット配置図一覧

全国のITSスポット

出典:http://www.go-etc.jp/etc2/etc2/pdf/its_spot_all.pdf

首都圏のITSスポット

出典:http://www.go-etc.jp/etc2/etc2/pdf/its_spot_tokyo.pdf

大阪付近のITSスポット

出典:http://www.go-etc.jp/etc2/etc2/pdf/its_spot_osaka.pdf

全国のITSスポットを設置したSA/PA、道の駅など

出典:http://www.go-etc.jp/etc2/etc2/area_st.html

インフラとしては既に存在するものを利用します。
実はETC2.0は、これまでは「ITSスポットサービス」と呼ばれていたものを本格導入する(普及させる)に当たって国土交通省が改称したもので、決してここ1年位の間に始まったものではなく、もう何年も前から進められているものなのです。

車載機器側も「ITSスポット対応」や「DSRC対応」とうたわれている製品なら、ハードウェア的には2.0に対応していまして、製品としては2009年から発売されています。

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