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ダイハツのスマートアシストとは?事故は起きてないの?口コミや必要性から後付け方法まで

ダイハツが開発したスマートアシストは、衝突を未然に防ぐブレーキが自動的に作動する技術のことです。今回はそんなスマートアシストの気になる事故の有無や、必要性、後付けの方法まで詳しく解説していこうと思います。

スマートアシストとは?

スマートアシスト  イメージ図
スマートアシスト  イメージ図

スマートアシストとは、ダイハツが開発した車両事故防止システムのひとつ「衝突被害軽減ブレーキ」のことを言います。
簡単に言うと「自動でブレーキを掛けてくれるシステム」であり、レーザーレーダーによって監視を行い、事故原因となる衝突を未然に防ぐ事を目的としています。
(注意:自動運転とは異なります。また、自動でブレーキがかかるには条件があります)

軽自動車への衝突回避自動ブレーキが初めて実用化されたのがこのスマートアシストであり、2012年12月に発売されたダイハツ・ムーヴ、技術協力体制を組んでいるスバル・ステラに搭載されました。

2015年4月にはこれに単眼カメラを追加した改良版「スマートアシスト2」、更に2016年11月30日からは世界最小ステレオカメラ搭載した「スマートアシスト3」も登場しています。

スマートアシストの3つの機能

スマートアシストは文字通り安全な走行のアシストを目的としており、「止まる」「飛び出さない」「気付く」の3点の機能を主軸としています。
スマートアシスト2では、この3つに加えて「滑らない」の4つをサポートします。

【止まる】 衝突回避支援ブレーキ

前方衝突の危険性が高まると音と表示によって注意を喚起、更に危険性が基準を超えると自動ブレーキが作動します。

【飛び出さない】 誤発進抑制制御

ギアの入れ力間違いやアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防止します。
急加速や急発進に対して8秒間のエンジン出力制御がかかります。

【気付く】先行車発進お知らせ / 衝突警報

先行する車と約3mの距離が空くと音と表示によって注意を喚起します。
またスマートアシスト2以降では、歩行者と車両の違いを認識出来るようになり、速度と距離に合わせて安全な停止の補助を行っています。

【滑らない】横滑り防止機能「VSC&TRC」

スマートアシスト2搭載の車両では、これに加えてが横滑り防止機能「VSC&TRC」が全車標準装備されています。
ただしこれは本来スマートアシストの機能である衝突被害軽減ブレーキとは別のものです。
初代スマートアシスト対応車両でも一部にこの技術が反映されているものもあります。

【夜の運転をアシスト】オートハイビーム

スマートアシスト3以降、新機能である「オートハイビーム機能」が搭載されています。

速度25km/h以上の走行時に車体前方の明るさを感知し、状況に応じて自動的にヘッドライトをハイビーム・ロービーム切り替える機能です。

監視システムと自動ブレーキの共同作業

以上の3点から、スマートアシストは運転者の視野視覚を補いながら必要に応じて自動ブレーキを作動させるシステムである事が分かります。
また「衝突被害軽減」とあるように、あくまでも事故発生の際の被害を軽減するための機能であり、エアバックやシートベルトなどの安全装置と同様の存在であると言えます。

スマートアシストの後付け方法・価格

スマアシ後付け方法と価格

後付けは可能か?

走行時の緊急事態に特化しスマートアシスト3の搭乗により利便性も兼ね備えたスマートアシスト。

気になる後付け方法ですが、残念ながらスマートアシストは既に購入済みの自家用車や中古車などへの後付けは不可能なものとなっております。

スマートアシストのような誤発進防止システムには、センサー感知タイプとアクセル感知タイプの2種類が存在し、スマートアシストは前者のセンサー感知タイプのシステムです。

ダイハツでは開発・販売はされておりませんが、後者のアクセル感知システムの後付けは可能です。

スマートアシストは追加オプションとして搭載・購入可能

スマートアシストはメーカーから対応の車種を購入する際に取り付けの選択が可能な追加オプション品です。

スマートアシストの取り付けを検討する場合には、新車購入時の追加オプションとして購入する方法があります。

オプション追加価格

前述したようにスマートアシストはメーカーから対応の購入する際には、取り付けの選択が可能です。

オプション追加時の費用は、初代スマートアシストでおおよそ5万円前後となっております。
スマートアシスト2では単眼カメラの搭載により1万円程度追加し6万円程度です。

スマートアシスト3においては搭載可能車両のマイナーチェンジと共に打ち出されており、標準装備されている車種の価格は据え置きとなっております。

安全性は?スマートアシストの事故例を調査


現在販売されている新車には多様な事故防止システムが標準装備で導入されており、スマートアシストもその例外ではありません。
普及率は上がる一方ですが、安全性は本当に信頼できるものなのかが気になる所ですね。

以下、スマートアシストに関連する事故事例について調査した結果をご紹介します。

自動ブレーキ搭載車の事故例

自動ブレーキ搭載車による、誤作動やシステムの無作動による衝突などは無数に発生しているようです。
例えば、東京の首都高速道路では、トヨタのプリクラッシュセーフティーシステム搭載車が走行中に自動ブレーキがかかり後続の車に衝突される事故が発生しています。
また一般に大きく報道されたものですと、2013年11月のマツダ体験試乗会での衝突事故があります。

では、なぜ安全を確保するためのシステムであるにも関わらず、なぜこのような事故が起きるのでしょうか。
またスマートアシストに関してはどのような事故発生の可能性があるのでしょうか。

誤作動・誤感知の原因

誤作動を起こした原因の多くは、対象を認識するセンサーの誤感知です。
事故例にはトンネルの壁面を先行車と認識したため自動ブレーキが作動したケースや、歩行者を障害物として感知し急停止した事故も発生しており、やはり人間の目のように正確に区別出来ないという決定的な問題点が浮上しています。

スマートアシストが想定する事故と防止策

そもそも自動ブレーキシステムには想定されるシーン別の起動速度や状況設定が設けられています。
ダイハツの衝突被害軽減ブレーキ・スマートアシストの走行時速の設定は約30~50kmで、混雑した一般道での追突などを想定しています。
各社が売り出す自動ブレーキシステムにはこのような事故想定に応じた設定がされており、スマートアシストとは違い中~高速の事故に対応したものも発表されています。
上記の事から、どのような状況下でも必ず正確に作動する訳ではないことを、十分に理解しておく必要性があります。

スマートアシストは本当に必要?ネット等での口コミ調査

スマアシ必要性口コミ

これまで問題点ばかりが目立つ結果となり、必要性は本当にあるのか疑わしくなってしましますね。
しかし本来スマートアシストとは、運転者の安全を守ってくれる非常に便利なシステムです。
あって便利だと感じる事、事故防止に繋がった事例はないのでしょうか。

実際に試乗・購入したユーザーの声や、スマートアシストの必要性に関する口コミを調査してみました。

肯定的意見が多い反面性能に対する不満の声も

ネットの口コミサイトでは「現在スマートアシスト搭載車の購入を検討しているが必要性はあるの?」と言った声が上がっています。
実際に試乗をした、購入したというユーザーの多くは安全性に対する肯定的な意見を持っており、スマートアシストの機能性を裏付けた口コミをよく見かけます。

そしてやはり肯定的意見の根本には「もしもの時」を想定した考え方があり、「自動車保険の一環」との捉え方を提唱する声が多くみられました。

スマアシ車に乗ってましたが機能してれば警告もしてくれるのでより安全運転に心がけることになります。
今後、この手の予防安全装備は標準と言ってもいい時代が来るでしょうから無いよりはあったほうがいいですね。

出典:http://bbs.kakaku.com/

雨の日はお休み?スマートアシストの意外な欠点

スマアシの欠点は雨の日に弱い

センサー感知型の安全装置の欠点に「カメラが曇ると機能しない」「雨の日は使えない」と言った天候による不具合があります。
スマートアシストにおいても天候に左右によって機能性が下がる点が示唆されており、水溜りにレーザーが当たった際に障害物として認識してしまう事もあるようです。
こうした事象に対する対策として、スマートアシストはワイパーを作動すると自動的に自動ブレーキシステム機能を停止する設定がされています。

こういった問題点もスマートアシストの必要性に対しての不信感に繋がる要因のひとつであると考えられます。

安全快適なドライビングの為に出来ること

安全快適なドライビングのために

ダイハツ・スマートアシストの機能性や口コミ、後付け方法や価格についてのまとめ記事は、いかがでしたでしょうか?

スマートアシストの必要性や問題点など様々な意見が交錯していますが、ダイハツは本来スマートアシストを「本来は作動させるべきものではない」ものとし、「あくまでも自動ブレーキに頼る走行はしないで欲しい」と強く提唱しています。
交通事故を防止する為に作られたスマートアシストですが、機能を過信した無謀な走行はしないよう心掛けて行く必要があります。

安全快適なドライビングの為に我々が出来る事は、装備を充実させるだけではなく、普段から事故防止を意識する事が大切でしょう。

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