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「助けて!」子どもにできるSOS…保護者約8割が“車内置き去り事故対策”教えた

約6割の人が教えた子どもにできる“車内置き去り事故対策”とは

「車内置き去り」に遭った子どもが自分自身で対応するには、周囲に存在を知らせるためにクラクションを鳴らすことや、子ども自ら車のドアを開けて脱出するなどの対応があります。

以前MOBYがCarQで行った「【緊急時】子供にドアの開け方、教えてる?」というアンケートがあります。このアンケート結果では「クラクションの鳴らし方を教えた」と回答している方が執筆時点(2022年11月9日)で57.7%と半数を超えています。

さらに他の緊急時の対応として「ドアの開け方を教えた」「カギ&ドアを開ける方法を教えた」という項目を含めると、執筆時点(2022年11月9日)で80.5%と全体の8割を超える方が車内に置き去りにされた場合の対応を子どもに教えている結果になりました。

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児童がバスに置き去り…保護者の教えで危険回避

©stockbusters/stock.adobe.com

「車内置き去り事故」発生の報道が増えるなか、2022年11月8日に岩手県一関市の小学校でスクールバスの車内に児童を置き去りにするミスが起こっていたことが報道されました。

この車内置き去り事故は2022年11月2日の午後に発生。一関市教育委員会によれば、スクールバスが終点の駐車場に到着した際、運転手が確認を怠り、車内に残って寝ていた児童に気づかないまま業務を終えようとしていたことにより発生したものとされています。

バスのドアが閉まる音で目覚めた児童は普段、保護者から何かあったらクラクションを鳴らすように教えられており、自らクラクションを鳴らす対応をしたことで周囲の大人が児童の存在に気づくことができたようです。

この児童のように自らクラクションを鳴らすことは、子どもが「車内置き去り事故」から自らの身を守るために有効な方法のひとつであることがわかります。

しかし、子どもの体格などによってはクラクションを鳴らす力が足りない、ボタンに手が届かないといった場合も考えられます。ひとつの手段だけでなく、複数の対策を無理なく教えることでより安全を確保できるようになるのではないでしょうか。

本来、「車内置き去り事故」は子どもの周囲にいる大人たちが注意や確認をしっかりと行っていれば、事故が起こる可能性は低くなります。子どもの安心・安全な毎日を守るため、子どもに“車内置き去り事故対策”を教えるだけで安心せず、大人が自分自身の意識を見直す必要があります。

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