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「他人の恐怖エピソードで事故を防ぐ?」雪道で危ない目に遭った経験談4選
目次
スタッドレスタイヤへの過信は禁物
スタッドレスタイヤは雪道の強い味方ではありますが、それでも「絶対に滑らない」というわけではありません。
「初めて自分の車でスキーに行ったとき、スタッドレスタイヤを履いていたのですが、滑って自損事故を起こしてしまいました。行きは問題なく到着できたのですが、帰りはかなり雪が降っていて、視界が悪かったんです。
それで、カーブの深さを読み違え、曲がる角度に対してかなり速いスピードで入ってしまい、ブレーキが間に合わずに左前方を雪の壁にぶつけてしまいました。
幸いバンパーが割れたくらいで怪我はなく、自走も問題なくできましたが、ブレーキがロックしたときの恐怖は忘れられません」(20代男性)
いくら高性能なスタッドレスタイヤでも、グリップ力の限界を超えれば当然スリップしてしまいます。4WDの車にも同様のことが言えますので、雪道や凍結路を走る際には車やタイヤの性能を過信せず、「普段とは違う」ことを常に意識しながら運転する必要があります。
急加速・急ブレーキ・急ハンドルは避け、車の重心が突然変わらないような運転を心がけましょう。
降雪地域への帰省や観光にも注意したい
さらに、雪道の運転に慣れている人とそうでない人とでは、やはり車の挙動に大きな違いが生じ、そのギャップがトラブルの原因になることもあるようです。
「東北に住んでいますが、年末年始の時期はとくにレンタカーが増えるので、見ていて怖い思いをすることが少なくありません。前を走っている車が、緩いカーブで滑り、真横になって道路を塞いでしまったり。とくに少し滑り出してから、うまく対処できずに大事になってしまうことが多いなと感じます」(50代男性)
もちろん地元の人でもスリップ事故はありますが、降雪地域への帰省や観光に際しては、「周りのドライバーとのギャップ」を念頭に置く必要があるのかもしれません。ペースの速い車に着いていかず、自分がコントロールできる範囲を丁寧に見極めながら、安全を確保できるペースを保つことが大切です。
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...