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ネットに詳しい人なら思わずニヤリ?車メーカーの404エラーページが面白い!
目次
ウェブサイトの404エラーページとは?
「404エラー」とは、「そのページは存在しないよ!」と教えてくれているもので、URLが間違っている場合などに404エラーページが表示されます。
昔は白背景にテキストで「404 FILE NOT FOUND」などと味気のない表示がされていたものですが、現在はその404エラーページを個性豊かに表現するウェブサイトも多く生まれました。
今回は、そんな404エラーページを、日本、ドイツ、イタリア、イギリス、そしてフランスと全5カ国の自動車メーカーごとに調べてみました!
無難なトヨタ、オシャレなマツダ、詰め込むホンダ?
トヨタ
まずは日本を代表する自動車メーカー、トヨタから。
とても丁寧にエラーであることを示していますが、無難ですね。
ダイハツ
トヨタの子会社であるダイハツも、トヨタと同じく無難な内容となっています。
日産
日産も無難です。
ホンダ
ホンダの404エラーページは、グレード、パワートレイン、駆動方式、カラーリングの組み合わせを合計するとなんと268にもなるフィット同様、情報がたくさん詰められていました。
スバル
熱狂的なスバルファンのことを「スバリスト」と呼びますが、スバリストにとって青は特別な色。404エラーページもしっかりと青です。
マツダ
「魂動デザイン」が国内外で高く評価されているマツダは404エラーページもオシャレ。
2020-2021年の日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)は、「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」をMX-30が受賞していますが、「404エラーページ・オブ・ザ・イヤー」があったとしたらこれもマツダが獲得していたでしょう。
三菱
三菱のダイナミックシールドは、インパクトのあるシャープな目つきでとても攻撃的ですが、404エラーページは意外にもかわいいイラストでした。
ビックリしてる車さんがキュート。
スズキ
スズキは、一部のファンにとっては「虚飾を配し」「名車を数多く排出」「イランナップ」などの誤植がおなじみです。
しかし、404エラーページでは特におかしな箇所はありませんでした。
レクサス
レクサスの404エラーページはトヨタと同じ内容。ただし、文字のフォントや余白の取り方にトヨタよりも高級感があるような・・・?
遊び心あふれる海外メーカー8選
国内だけでなく、海外のメーカーにも目を向けてみましょう。
日本向けの公式ウェブサイトがないメーカーや、404エラーページにアクセスできないメーカーなどもあったため、8つのメーカーをピックアップしています。
メルセデス・ベンツ
ベンツの404エラーページは、黒い背景とどこかの道路の風景写真を表示。高級っぽい。
BMW
BMWの404エラーページは、ベンツとは対象的な白いページ。写真はなく、文字だけなのは少しさみしいですね。
フェラーリ
真っ赤なボディに甲高いエンジン音、スポーツカーファンなら誰もが憧れるフェラーリの404エラーページは、シンプルながらカッコいいものに仕上がっています。
ランボルギーニ
ハイパワーかつ過激なスタイリングのスーパーカーを扱うランボルギーニは、404エラーページも「走り」を予感させるもの。
マクラーレン
イギリスのスーパーカーメーカー、マクラーレンの404エラーページには、マクラーレンテクノロジーセンター、通称パラゴンが表示されています。
しかし、この施設はアメリカの投資会社に売却済み。日本円で約270億円売却だったとのことです。
ミニ
イギリスで生まれたものの、現在はドイツのBMWが製造をおこなうミニの404エラーページ。
404エラーページで表示される写真もイギリス風で、ドイツらしさは感じません。名古屋生まれの台湾まぜそばみたいなものですね。
ルノー
続いては世界第3位の自動車メーカー、フランスのルノーです。
フランスと聞くとオシャレなイメージがしますが、404エラーページは傘下の日産よりも味気ないもの。ちょっと意外でした。
MOBY的404エラーページ・オブ・ザ・イヤーはこれ
プジョー
そして最後はプジョーです。この記事はこれを紹介するために書いたと言っても過言ではありません!
404エラーページは美しいスタイリングのクラシックカーが表示されていますが、なんとこの車の名前は「プジョー 404」なのです!
プジョーの404はプジョー 404
1960年に登場したプジョー 404は、ピニンファリーナがデザインしたはじめてのプジョー車です。
404エラーページに表示されているセダンボディのほか、5ドアワゴン、2ドアクーペ、2ドアカブリオレ、さらにピックアップトラックと豊富なバリエーションとなっていました。
乗り心地の良さや耐久性に優れていたため、さまざまな国で生産がおこなわれ、1988年に生産を終えた時点での生産台数はなんと288万台!
インターネットが普及する以前から、実に多くの人が「404」を目にしていたのです。
404エラーページにはメーカーの個性が溢れてた!
国内外あわせて17メーカーのウェブサイトに使われている404エラーページを紹介しました。
普段ならイラッとしてしまうエラーページですが、遊び心ある表示になっていたら思わずニヤリとしてしまいますよね。
プジョー 404を使ったプジョーのエラーページは、まさに傑作でした!
今回紹介した自動車メーカー以外でも、ネタを仕込んでいるメーカーがあるかもしれません。
ヒマになったときや、仕事をしているフリをしたいときに探してみてはいかがでしょうか?
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 高山 志郎
- 平成元年生まれ、東京都出身。学生時代にモータースポーツ活動を開始し、大小さまざまな耐久レースへ参戦。優勝の経験も持つ。エンジニアとして複数の業界を渡りながら趣味で車やバイクに触れ続け、縁あって自動...