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カーナビで高音質の音楽を楽しむにはSDカードがおすすめ!ハイレゾやBluetoothについても

車で音楽を聴くとき、音質を決める要素は4つ

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車で音楽を聴くときに、音質を決める要素は4つ。重要な順番に並べると以下のようになります。

  1. カーナビ
  2. スピーカー
  3. 楽曲データの形式
  4. 再生メディア

車内で音楽を楽しむ際、最も音質を左右するのはスピーカーやカーナビといったカーオーディオです。

すでに純正のカーナビやスピーカーを使用しているという方は、市販のオーディオ機器に交換すると、音質が大幅に向上する場合があります。カーナビまたはスピーカーのどちらか片方だけでも一定の効果が見込めます。

カーナビで高音質の音楽を聴くのにおすすめのメディア

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音質を意識するのであれば、なるべく高性能なSDカードやUSBカードを使用しましょう。ここでの性能は、データの転送速度が速いものを指します。

データ転送速度が速いものがおすすめな理由は下記の2点です。

  1. 転送速度が低いメディアだと、大容量のハイレゾ音源を処理しきれないから
  2. PCからメディアへのデータ移動がスムーズになるため

古いSDカードやUSBの場合、大容量のハイレゾ音源を処理する能力がなく、音質を若干劣化させてしまう可能性があります。

似たような理由で、無線接続よりも有線接続の方が音質が良い傾向にあります。無線でデータをやりとりするためには、少なからず楽曲データを圧縮する必要があるため、音質が若干劣化します。

4位 CD

おすすめ度:★★

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市販のCDを再生する、オーソドックスな再生方法です。ハイレゾ音源に次いで高音質に再生できます。

CDは、聴きたい曲が入ったシングルやアルバムごとにディスクを交換する必要があり、手軽さに欠けてしまうことから、あまりおすすめできません。

3位 スマートフォン

おすすめ度:★★★

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スマートフォンやウォークマンに入っている楽曲を、BluetoothまたはAUXケーブルなどでカーナビに接続して再生する方法です。

有線接続のほうが無線接続よりも高音質で再生することができます。使用するスマートフォンによる音質の変化はありません。

スマートフォンやオーディオプレイヤーをBluetoothでなく有線で接続する場合、AUXケーブルなどを使用します。

カーナビがスマートフォンに対応していない場合はFMトランスミッターを

スマートフォンの楽曲を再生したいのに、カーナビが接続に対応していなかった場合、FMトランスミッターを使用しましょう。

FMトランスミッターとは、楽曲データをFM電波に変換し、自動車のラジオ機能で再生できる機械です。音質は落ちてしまいますが、どんな車両でも対応できるうえ、安価なのでおすすめです。

2位 USBメモリ

おすすめ度:★★★★

おすすめ規格USB 3.0〜

USBメモリを選ぶときは規格(バージョン)を意識しましょう。現在の最新は「USB3.1」。従来のUSB2.0よりも通信速度が高速で、音楽の再生にも適しています。

容量はSDカード同様、32〜64GBがおすすめです。

1位 SDカード/microSDカード

おすすめ度:★★★★★

おすすめ規格class 10

通常であればSDカードのおすすめ容量は32〜64GBです。しかし、ハイレゾ音源は容量が大きいため、大量の楽曲を持ち運ぶのであれば、なるべく128GB以上のものが良いでしょう。

SDカードは、通信規格が「class10」のものがおすすめです。

高音質を追求するならハイレゾ環境を整えよう!

音楽の音質を追求するのであれば、ハイレゾ再生に対応したカーナビとスピーカーの導入がおすすめです。これらのハイレゾ再生環境を整えた上で、ハイレゾ音源をSDカードに保存して管理しましょう。

ハイレゾとは?

ハイレゾは「ハイレゾリューション」の略で、CDでは収録しきれない音の情報を含めた高音質な楽曲データのこと。

つまり、「CDよりも音質がいい曲データ」です。

高音質なハイレゾを車内で楽しむには、カーナビやスピーカーがハイレゾ再生に対応している必要があります。

おすすめのハイレゾ対応カーナビランキング

©kucheruk/stock.adobe.com

カーナビのなかには、音楽の高音質再生を重視した「高音質カーナビ」があります。さらに、カーナビでハイレゾ音源を再生するには、ハイレゾ再生に対応している必要があります。

近年はBluetoothでもハイレゾ音源を楽しむことが可能な「LDAC」という規格が登場。使用スタイルによってはこれに対応したモデルを選ぶと良いでしょう。

高音質カーナビに採用されている主な機能

ハイレゾ音源対応

高音質な楽曲再生に必須の機能です。この機能がないと、ハイレゾ音源を再生できません。

LDAC(エルダック)

Bluetoothでもハイレゾ音源を楽しめる高音質コーデックです。スマートフォンの音源を再生することが多い場合、これに対応したモデルを選ぶといいでしょう。

SDXC/USB3.0対応

最新のSDカードやUSBメモリの規格に対応したモデルを選ぶことで、より高い性能を引き出すことが可能になります。さらに、せっかく購入したメディアが使えない、といった事態も防ぐことができます。

おすすめの高音質カーナビランキング

第3位 三菱電機 ダイヤトーン

ダイヤトーン「NR-MZ300PREMI」シリーズ。現在の最新モデルはNR-MZ300PREMI-3です。

音に影響を及ぼすパーツを最適化することで、再生時のノイズを限りなく減らしているとのこと。

92kHz/24bitまでのハイレゾ音源に加え、DSF音源にも対応していますが、再生時には44.1kHz/24bitにダウンコンバートされます。

第2位 パイオニア カロッツェリア サイバーナビ

92kHz/24bitまでのハイレゾ音源に加え、DSF音源にも対応していますが、再生時には96kHz/24bitにダウンコンバートされます。

マスターサウンドリバイブという独自技術によって、映像もハイレゾ音源に近い高音質で楽しむことができます。

第1位 ケンウッド 彩速ナビ

性能・価格ともに最もおすすめな高音質カーナビ。

高音質化技術「K2テクノロジー」により、CDやMP3などの音源をハイレゾ音質(192kHz/32bit)にアップコンバート(引き上げ)することができます。

音楽だけでなく、高画質な動画再生も可能。最新の「MDV-M907HDF/M907HDL」であれば、HDMIの入出力に対応し、スマートフォンやビデオカメラと接続することでハイビジョン映像を楽しめます。

カーナビの最新情報はこちらから

おすすめのハイレゾ対応スピーカーランキング

©alefat/stock.adobe.com

ハイレゾ対応カーナビの性能をフルに発揮させるためには、スピーカーも同様にハイレゾ対応モデルを取り付ける必要があります。

スピーカーを選ぶときはカーナビの定格出力に対応したモデルを選択してください。スピーカーはなるべくカーナビと同じメーカーのもので統一することをおすすめします。

第3位 アルパイン X-160S 2WAY

エッジの効いた癖のない音を再生する高性能スピーカーです。ボーカルがはっきり聞こえるとのレビューが多く見られます。

第2位 ケンウッド XSシリーズ

彩速ナビを販売するケンウッドのハイグレードスピーカー。

キレのある高音域、迫力のある低音域が特徴の、いわゆる「ドンシャリ系」スピーカー。クリアな音を求める方におすすめです。

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同じくケンウッドのサブウーファー「KSC-SW30」と組み合わせることで、より力強い重低音を実現することができます。

第1位 パイオニア カロッツェリア Cシリーズ

サイバーナビと同じパイオニアのスピーカーです。臨場感のあるサウンドを追求したており、サウンドにライブ感を求める方におすすめです。

執筆者プロフィール
MOBY編集部 カー用品チーム
MOBY編集部 カー用品チーム

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