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「今の車は大きすぎて駐車場に入らない…」今と昔でどれくらい違う?歴代カローラで見るボディサイズの変化!「高い軽」売れる理由はこんなところにも?
目次
- コンパクトカーですら「3ナンバー」が当たり前?車が大きくなった!
- 【1966年(昭和41年)発売】初代・10系カローラ
- 【1970年(昭和45年)発売】2代目・20系カローラ
- 【1974年(昭和49年)発売】3代目・30系カローラ
- 【1979年(昭和54年)発売】4代目・70系カローラ
- 【1983年(昭和58年)発売】5代目・80系カローラ
- 【1987年(昭和62年)発売】6代目・90系カローラ
- 【1991年(平成3年)発売】7代目・100系カローラ
- 【1995年(平成7年)発売】8代目・110系カローラ
- 【2000年(平成12年)発売】9代目・120系カローラ
- 【2000年(平成18年)発売】10代目・140系カローラ(初代カローラアクシオ)
- 【2012年(平成24年)発売】11代目・160系カローラ(2代目カローラアクシオ)
- 【2019年(平成31年)発売】12代目・210系カローラ
- 代を重ねるごとに長く広くなったカローラ
- 最新の安全性を享受できるのは広い家を持つ層だけ?
最新の安全性を享受できるのは広い家を持つ層だけ?
初代カローラにあわせた大きさの駐車スペースを設けた家を持っている人が最新のカローラを買おうとすれば、かなり窮屈か、入庫することが不可能かもしれません。
カローラでなくとも、「古めの家に新しめの車がギリギリ入ってる」という光景は古くからある住宅街などに行くと見ることができますが、家は車よりも長い期間所有することが一般的かつ、かたちなどをそう簡単には変更できないものですので、車が肥大化したからと言って駐車スペースを拡げることは簡単ではありません。
こうした住宅事情も軽自動車への乗り換えを後押ししていると言え、実際に現在の日本でいちばん売れている車はカローラではなく、ホンダの軽自動車「N-BOX」です。軽自動車の安全性は、現在はNCAPの評価で星5つを獲得するほど進化していますが、評価の詳細、点数を見てみるとやはり普通車と比較すれば劣っています。
車のボディサイズが大型化している主な理由は安全性向上のためですが、その結果、駐車スペースに余裕がない住宅の利用者は、普通車よりも安全性に劣る軽自動車へ乗り換えることになってしまっているというのは、皮肉な結果であると言えるかもしれません。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...