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ハザードランプとは?使い方やスイッチの位置が車種ごとに違う理由

ハザードランプとは

ヘッドライトのハザードランプ
ヘッドライトのハザードランプ

ハザードランプとは、車検や日常点検でも需要な保安部品です。 正式名称は「非常点滅表示灯」といいます。

使用するタイミングは、故障などやむを得ない事情で車両の停止を余儀なくされた時、車が牽引されるとき、渋滞の最後尾など周囲のドライバーに危険を知らせる時などがあります。

最近の車両では、急ブレーキを踏むと連動してハザードが点滅するシステムを搭載したものもあります。

テールランプのハザードランプ
テールランプのハザードランプ

変則的な動きをするときに使用することが多いハザードランプですが、運転しながらそのときに、スイッチへスっと手が伸びるでしょうか。

万が一の時に探すようでは、スマホのわき見運転と差が無くなってしまい非常に危険です。

昨今のカーシェアやレンタカーの需要の高まりとともに、自家用車のように同じ車に乗るわけではありません。よりスイッチの配置には注意が必要になっているといえるでしょう。

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ウインカーとの違い

ハザードとウインカーは、同じオレンジ色のライトを点灯させるスイッチですが、意味が異なります。

ハザードが「非常点滅表示灯」ですが、ウインカーは「方向指示器」として扱います。

方向指示器の役割は、進路変更や、車線変更、交差点での右左折の意思表示に使われます。
それぞれに3秒前や、30m手前など指示の条件もあり、順守することも重要ですが、交差点が近い場合や、路地がある場所では状況に合わせたタイミングで使用することも重要です。

同じ意思表示に使われるハザードやウインカーですが、意味合いが大きく異なります。

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ハザードランプスイッチの位置

一般的なハザードランプスイッチ
赤い三角が記されたボタンがハザードランプのスイッチ
©jipen/stock.adobe.com

ハザードランプのスイッチは、運転席と助手席の間にあることがほとんどです。万が一の時に必要なスイッチですので、赤いスイッチや、夜間は赤く光るものが多く、助手席からも操作できるようになっています。

運転席と助手席の間にある理由としては、運転手がスイッチを押せない状態になってしまった時、助手席に人が乗っていれば、その人が操作できるようにするためといわれています。

ボタン式のハザードランプスイッチ
車種によっては赤いボタン式のハザードランプスイッチも。三角のマークは共通。
©Fredio/stock.adobe.com

実際に、助手席から操作する可能性の低いタクシーの、コンフォートや、クラウン スーパーデラックスでは、ハンドル右側のライト関係のスイッチが集まるレバーの先端に取り付けられたものもあります。最新のJPN TAXIはハンドル右側のダッシュボードにスイッチがあり、運転手が操作する前提の取り付け位置になっています。

このように、ハザードランプの位置は特定の場所という決まりはなく、だいたいこの辺というようにインテリアデザインがされることが多いようです。

ハザードランプの使われ方

ハザードランプ使用時に点灯するライト
ハザードランプを使用していると、ウインカーと同じライトが点滅する。ウインカーの場合はどちらか片方のみだが、ハザードランプ使用時は両方点滅している。

法律的には、みだりに点灯することがないとされる「非常点滅表示灯(ハザードランプ)」ですが、実際の道路上ではコミュニケーションのひとつとして用いられることがあります。

具体的には、駐車場の車庫入れ、サンキューハザードなどがその例ですが、それを理解するためには、その前後の相手の動きや、自分の動きを相手に意識させる必要があります。

簡単にいえば、周囲の様子をみて空気を読む運転といえます。

実際の使用例

例えば、2車線の道路で右車線を走行している際、左車線に自車と並走する車がいたとします。左前方に駐車している車がいた場合、左車線を走行している車は車線変更しなくてはいけません。

その際、自車のスピードを緩めることで並走を止めれば、左車線を走行する車が車線変更するスペースを作ることができます。

車線変更をしやすくしたことで、相手がハザードを2~3回点灯させてお礼を言う、というコミュニケーションが成立します。

また、日本の駐車場ではバック駐車することが多いのですが、順路方向と駐車するためのバックが交錯してしまいます。具体的には、「今から止まってバックするから、車間開けてね」とアピールする行為です。

“サンキューハザード”は違法なのか?

※動画内の1:32にて、覆面パトカーがサンキューハザードを行っています。

「サンキューハザード」というのは、車線変更や交差点などで道を譲ってもらった際、ハザードランプを点灯させてお礼の意思を伝える行為のことです。

このサンキューハザードが、目的外使用で違法だという話を耳にすることがあります。実際はどうなのでしょうか。

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法律では違法になるが、取り締まられる可能性は低い

ハザードランプの法的な記載は以下の通りです。

自動車(大型自動二輪車、普通自動二輪車及び小型特殊自動車を除く。)は、法第五十二条第一項前段の規定により、夜間、道路(歩道又は路側帯と車道の区別のある道路においては、車道)の幅員が五・五メートル以上の道路に停車し、又は駐車しているときは、車両の保安基準に関する規定により設けられる非常点滅表示灯又は尾灯をつけなければならない。

道路交通法施工令18条2項

要約すると、夜間かつ歩道のある一定以上(5.5mなので概ね2車線)ある道路で駐停車するときは、ハザードの点灯を付ける必要があるとした内容です。

このことから、自車が動けない非常事態や、牽引されていて危険を周知する、駐停車、以外の使い方は、本来の目的では無いといえます。走行中のハザードの点灯で、周囲に対して著しく危険が伴う場合があれば取り締まり対象となる可能性は高いです。

しかしながら、動画のように警察官も行っているため、通常のサンキューハザードの場合であれば、取り締まられることはないでしょう。

【要確認】知らずに捕まる道路交通法!意外と知らない違反に注意

空気を読む運転を!

©paylessimages/stock.adobe.com

非常時なのか、サンキューハザードなのか、などを見分けるためには、周囲をよく観察し、適切な状況判断を行うことが必要です。

ハザードは「すみません、今からバックします」や、「ありがとう、すみません」という本来の意味合い以外でも使われ、相手が何を思ってハザードを点灯させたのか想像する必要があるからです。その判断をするためには、その人の前後の行動や周囲の状況が関連してきます。

逆もしかりで、サンキューハザードをしたけど相手が「何?」となってしまっては、一方通行の意思表示になってしまい、コミュニケーションとはいえません。

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乗る前にハザードスイッチの確認を

ハザードランプの位置を確認する人

サンキューハザードのように、道路交通のルールでもない暗黙のコミュニケーションを指摘されても、何のことかサッパリというケースもあるでしょう。

ですが、運転している時に、「何だよ、挨拶もせずに」とか、「ルールに無いから知らない」といった些細なことが、残念ながらあおり運転のキッカケになる可能性もあります。

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慣れない車に運転する機会が増えている

近年はカーシェアやレンタカーが普及したことによって、たまにしか運転をしないという方が以前よりも増えてきています。

当然ですが、レンタカーのように乗り慣れていない車で、そんな細かな操作やコミュニケーションができるとはいえません。

そういった事態を避けるために、余裕を持った操作ができるように事前の確認をしておくことが重要なのかもしれません。

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多機能になった自動車だからこそ機能の理解が必要!

また、かつてはハンドルにスイッチが付いていればハイソカーとして取り扱われ、たくさん取り付けられたスイッチ類はカッコイイ、先進的というイメージで取り扱われていました。

最近では、レンタカーにもハンドルにスイッチが付いていて、燃費、走行可能距離、ハイブリッドバッテリーの充電状況など、さまざまな情報を表示するようになりました。
走行中に何だろうこのボタンと操作するのは面白いですが、注視するのはやはり危険です。

車が多機能になったからこそ、事前に操作を確認しておくことで、よりドライブも楽しくなるでしょう。

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