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【盗難注意】愛車にこの貼り紙があったら超危険!窃盗グループの犯行手口だからすぐ剥がして!
目次
駐車中の愛車に貼り紙があったら要注意?
「勝手に貼り紙すみません!車を買い取らせてください」
屋外の駐車場に停めている車に、以下のような文言のチラシが挟まっていたという声が、定期定期にTwitterやヤフー知恵袋で相談・拡散されています。
勝手に貼り紙してすみません。勝手なお願いですが、この車を買い取らせていただけないでしょうか。また、廃棄車などありましたら、そのまま引き取りますので、ご連絡下さいませ。お電話お待ちしております。
こういったチラシはイタズラと思って放置していると、愛車が盗難される可能性がある!というのが界隈では常識のようです。
MOBY編集部へ被害にあった読者の声も……
以前この記事を読んで被害についての情報を提供してくれた読者も。
同じような買取業者のチラシが車に挿してあり、その数日後車のエンブレムが盗まれたそうです。チラシの古物商許可番号などを検索してもヒットしなかったため、警察署に盗難の被害届とチラシを提出したそう。 全国的に被害が発生しているようです。
チラシは窃盗犯による「盗みたい車」「盗みやすい車」の目印

車に「怪しい貼り紙」が貼ってある場合、以下に該当し、車の窃盗犯による目印である可能性が非常に高いようです。
- 盗みたい価値のある車
- 盗みやすい駐車場に置いてある車
盗難の手順としては以下のようなパターンが考えられます。
- 車に詳しい人間が価値のある「盗みたい車」に目印(貼り紙)を付ける
- オーナーが愛車を頻繁に管理していない場合、しばらく貼り紙が放置される
- 貼り紙が放置された車両はオーナーにばれる可能性が低いため盗まれる
怪しい貼り紙を見つけたら放置せず、剥がそう
全てのチラシを貼る業者がそうとは限りませんが、窃盗団による可能性がある以上、怪しい貼り紙や不要なチラシが車にある場合はすぐに剥がしましょう。
そのまま放置すると「オーナーが車に注意を払っていない」と見なされ、窃盗団にマークされるおそれも。剥がしても貼り紙が続く場合は、警察に相談するのもよいでしょう。
実際に貼られるチラシの例
MOBYが独自に調査したところ、いくつかの買取業者によるチラシや貼り紙がTwitter上で見つかりました。
日●自動車商会
ミ●ミオート株式会社
ク●ストモータース
エキ●パートモータース
電話番号や古物商許可ナンバーをググってみよう
怪しい貼り紙があった場合、住所や電話番号、古物商許可ナンバーをネット検索してみましょう。問題ない買取業者の場合は、社名、住所、電話番号、古物商許可ナンバーがヒットします。
同じ名前の別会社に注意
怪しい貼り紙に掲載されている会社名は、全く問題ない他の会社や業者と同一の可能性もあります。したがって社名で検索して住所や電話番号が出てきた場合は、チラシに掲載されているものと同一かを照らし合わせましょう。
自動車盗難に有効な防犯対策とは?

通報・追跡タイプ+ハンドルロックやタイヤロック、イモビライザー
イモビライザーとは、不正に作られたキーではエンジンがかからないようにする防犯装置。ハンドルロックやタイヤロックは物理的にタイヤをロックし、車を移動されないようにするアイテムです。
しかしこうしたアイテムを使っていても、プロの窃盗団は最終的に車を持ち出してしまうことができるようです。したがって、こうした盗難防止グッズは時間稼ぎアイテムとして捉えましょう。
よって、窃盗団が車を盗もうとする振動や音を検知して、オーナーの手元にある機器に通報してくれる警報タイプ、車の位置を知らせてくれる追跡タイプとの併用をおすすめします。
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複数タイプのセキュリティグッズを組み合わせるのがおすすめ
車の防犯対策グッズは様々なものがありますが、どれを使う場合でも、違うタイプのものを組み合わせて使用するのがおすすめです。
ダミーの威嚇灯だけ、標準装備のイモビライザーだけでは、効果が薄い場合も。駐車場との距離なども考えつつ、最適なカーセキュリティをセッティングしましょう。
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バイク盗難や空き巣にも同じ手口が使われることも
ちなみにこの貼り紙は、自動車泥棒だけでなく車上荒らしやバイクの盗難、そして空き巣まで、泥棒の犯行の手口として、事前に盗みやすいかをチェックする目的で同じようなことがあるようです。
もしも車に貼り紙があったら、しばらく駐車場を変えてみる、防犯対策を強めるなどの対応もした方がいいでしょう。
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