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タイヤロックを施したレクサス LXが盗難!致命的な脆弱性が発見される

タイヤロックをつけたまま盗難された

2021年3月1日、愛知県でレクサス LXが盗難に遭う事件が発生しました。

このニュースで衝撃的なのは、盗難されたLXがハンドルロックとタイヤロックを装着していたということです。

監視カメラの映像では、犯人は犯行に及ぶ際、バンパー付近で工具のようなものを使用し、ドアを解錠。運転席に乗り込んでハンドル付近をライトで照らし、何らかの作業をしています。その際、火花も散っていました。

再度バンパー付近を確認した後、犯人は車に乗り込み、さらに10分ほど作業をし、タイヤロックをつけたまま逃げ去っています。

原因は車の強力なパワー

タイヤロックの例
今回盗難に遭ったのは画像の形状に似たタイヤロックを装着していた
©xiaosan /stock.adobe.com

今回被害に遭った男性によると、「パワーがある車なので、付けたまま(ホイールが)回転してそのまま(タイヤロックが)外れて転がっていったっていう感じなので意味がなかった」とのことです。

つまり、LXやトヨタ ランドクルーザーといった車両では、タイヤロックが意味をなさない場合があるということです。

レクサス LX 570のホイール
参考:レクサス LX 570のホイール

もちろんタイヤロックをつけることが全くの無意味ということではありませんが、今回のような事例も起こりうることを念頭に置いたほうがいいでしょう。

ハンドルロックが破られる例は以前にも

ハンドルロックの例
ハンドルロックの例
©Benjamin Sibuet/stock.adobe.com

ハンドル付近で作業している際に発生した火花は、おそらくハンドルロックを切断しているものと思われます。

ハンドルロックが切断される事例は2021年1月もあり、同じく愛知県で発生しています。当時の情報はこちらの記事でお伝えしています。

対抗策は無い?

これまでMOBYでは、リレーアタックを始め、近年ではコードグラバーCANインベーダーといった数々の盗難手口を解説してきました。

その中でハンドルロックや、タイヤロックといった物理的なセキュリティが最も有効だとお伝えしてきましたが、一部の車両においてはそれが通用しないことが明らかになってしまいました。

もはや屋外駐車場に停めている時点で安全ではないということになります。

ここまで来てしまうと、シャッターなどが設置された屋内駐車場を用意するといった対策しか考えられませんが、多くの方にとっては難しいのが現状です。

レクサス LXは盗難に遭いやすい車種の筆頭

レクサスLXは、レクサスシリーズの中で最も盗難の被害件数が多い車種です。

2020年以前の調査では、レクサス車はすべて「レクサス」としてまとめられていたため、「LX」としてのデータは近年のものしか存在しません。

しかし、LXのベース車である「トヨタ ランドクルーザー」が常に被害件数ランキングの上位に居ることから、レクサス車の中でもLXが盗難に遭いやすい車種であることは想像に固くありません。

具体的にどれくらい盗まれているのか

参考:トヨタ ランドクルーザー200系 2017年モデル
参考:トヨタ ランドクルーザー200系 2017年モデル

2020年2月の盗難台数調査では3位にランクインしており、盗難件数は25台/月。全体の約10%を占めています。

一方でトヨタ ランドクルーザーは1位の42台/月となっており、全体の約19%を締めていますので、LXをランドクルーザー系列とした場合、合計で全体の30%を占めていることになります。

国内で盗難に遭いやすい車種についてはこちらの記事で詳細に解説しています。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
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