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スクールゾーンや通学路の標識を知ろう!違反時の罰則や通行許可証申請も

スクールゾーンとは?

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通学路であることを示す補助標識

スクールゾーンとは、「ここは通学路として利用されています。運転する際には注意しましょう」と注意喚起する補助標識のことです。それ自体に法的効力を備えてはいませんが、道路標識との組み合わせで終日または時間帯指定で車両での通行を禁止するような使われ方もしています。

小学生や中学生は毎週学校へ決まったルート、いわゆる通学路を通って登校・下校しています。彼らの通学路を見てみると、十分広く設計されていて車道から独立している歩道があれば、小型車が通れて1−2台ほどの狭い車道に路側帯を引いたようなところもあるわけです。

前者は特に気をつけることはありませんが、同時にたくさんの児童が集まりやすい後者の道を自動車やバイクで走る危険性の高さは、想像するに難しくないでしょう。

他の標識とセットでスクールゾーンであることを示している

一言に道路標識と言っても、案内標識・警戒標識・規制標識・指示標識の大きく4種類に分けることができます。それらはまとめて本標識としています。

  • 案内標識:経路案内や地点案内、附属施設案内
  • 警戒標識:危険な道や急カーブなどより注意した運転が必要なことを知らせる
  • 規制標識:Uターン禁止・制限速度といった禁止・制限事項などを示す
  • 指示標識:特定の交通方法について言及するもの

これらのうち警戒標識・規制標識・指示標識の3つの本標識、及び補助標識にはスクールゾーン、つまりは登校者・歩行者に関連するものが存在します。

どの機関が道路標識を設置するの?

道路標識の設置を決定する機関(道路管理者)は標識の種類によって異なります。案内標識と警戒標識を設置するのは国土交通省・都道府県・市町村で、規制標識・支持標識を設置するのは都道府県公安委員会です。

このことから、補助標識の管理は対応する本標識の管理者によって為されていることになります。

スクールゾーンでよく見かける標識

黄色い四角の標識は「学校、幼稚園、保育所等あり」

背丈の異なる小さい子供が2人写っている黄色い四角の標識は「学校、幼稚園、保育所等あり」(208番)と呼ばれる警戒標識です。これを見かけたら近くに児童等がいる・飛び出してくる可能性があります。しかしただの警戒標識ですので、道路交通法違反等は関係ありません。

青くて丸い標識は「歩行者専用」や「自転車および歩行者専用」

©R-DESIGN/stock.adobe.com

規制標識を見ると、「歩行者専用」と「自転車および歩行者専用」の2種類があります。その名称の通り前者は歩行者だけが利用できる道であることを示し、後者は自転車と歩行者だけが利用できると示すものです。

この規制標識は時間帯を示す補助標識と共に設置されていることが多々あります。スクールゾーンに関連するお決まりの標識たちです。

曜日や時間が書かれた補助標識には注意!

この標識の場合、車両通行禁止となるのが平日の午前7時から9時となる(軽車両を除く)。この時間以外は通行可能。
©Masaharu Shirosuna/stock.adobe.com

スクールゾーン、通学路の「歩行者専用」の規制標識曜には、日や時間が書かれた補助標識が設置されていることもあります。注意したいのが、補助標識に特に書かれていない場合、その規制は365日だということ。

複数の時間帯を規制している場合もある

日曜日や夏休み期間中で学校が休みでも、指定された時間帯は車両通行禁止です。補助標識に「日曜を除く」などの標示があれば、その文字通りの範囲内で車両の通行は可能となります。

青い三角の標識は「横断歩道あり」「学校や保育園・幼稚園あり」

指示標識に注目すると、「横断歩道(407-A・B)」と「横断歩道・自転車横断帯(407の3)」が、歩行者に関連する標識に挙げられます。

特に横断歩道の指示標識は大人が歩く様子と子供2人が歩く様子の異なる2種類があり、子供が写っているほうは同時に学校や保育園・幼稚園があることも示しています。

道路上に書かれた「通学路」「スクールゾーン」

©photo 34/stock.adobe.com

補助標識については既に記述したように「通学路」や道路上に書かれた「スクールゾーン」などがあります。日・時間に関する補助標識は通学路の規制標識と共に設置されています。

スクールゾーンやその周辺を運転する時に気をつけるべきこと

©Yuri Bizgaimer/stock.adobe.com

規制で走行できる時間帯が限られているとしても、その時間帯以外であればスクールゾーンを走行できますし、その周辺を運転することもあります。そのような時には何に気をつけるべきなのでしょうか。

基本として周りをよく見て考えながら運転する

スクールゾーンであるか否かに関わらず運転時は常に周りをよく見ることが大切です。

周りをよく見て運転すると同時に、車両や人が飛び出してきそうな交差点、右直事故になりそうな場面、取り締まりを行う警察車両などがいるのではと考えて運転すると、自然と情報を入手することができるようになります

児童等を見かけたら普段より低速・すぐ止まれる速度で走行する

スクールゾーンやその周辺で登下校をする児童を見かけた時、まず考えるべきことは「突然道路に飛び出してくるかもしれない」ということです。児童は一般常識では想像しにくい突発的な動きをする可能性があります。

自動車が通過できないよう規制標識・補助標識が設置されているスクールゾーンなら問題ありませんが、スクールゾーンではないけれどたくさんの児童が歩いているところでは特に注意が必要です。

事実として、車線の左右両方に広がって歩いていたり、急に車線中央に飛び出してきたり、そもそも自動車に気が付かないということがあります(最近の自動車は昔のものよりも静かですし)。

登下校中の児童の横を通過する時に何が起こるのかわからないと考え、必ずゆっくり走り、何か変わった動きを感じたらすぐに減速・停車すると安全です。その際、間隔をできるだけあけるのも推奨します。

近場なら通学路の場所や時間帯を覚える

スクールゾーンになっている場所や規制のかかる時間帯などを事前に把握して、その曜日や時間帯には通らないようにするのも有効手段の1つです。運転時の事故のリスクを控える手段の1つとも言えるでしょう。

土日祝日には規制がかからないゾーンをチェックしておくと、週末の運転に役に立つかもしれません。

執筆者プロフィール
中華鍋振る人
中華鍋振る人
自動車とバイクに関連する記事を書いています。モータースポーツは観戦よりも参戦派。道交法や違反に関する情報を、法律に詳しくない人にもわかりやすく解説しています。
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