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大型特殊免許とは?取得時の流れと費用、大型特殊自動車に該当する車種まで

クレーン車やショベルカーなど、業務に使用する大型車両で公道を走行するために必要な大型特殊免許。免許を取得するまでの流れや運転できる車両などを解説します。

大型特殊免許とは

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大型特殊免許とは、クレーン車や除雪車、農耕用トラクターなど特定の目的に使用する大型の特殊車両を、公道で走行させるために必要な免許です。

普通免許と同じように第一種と第二種があります。通常は第一種を取得します。第二種では、建設用や農耕用車両、キャタピラー付車両車などで旅客営業をすることができますが、現在国内には第二種を活かせる車両はありません。

第二種を取得している方は、フルビット免許証と呼ばれる、すべての免許区分が記載された免許証の完成を目指しているケースがほとんどだそうです。

大型特殊免許を取得する流れ

©blanke1973 /stock.adobe.com

大型特殊免許を取得する際の流れや費用を解説していきます。

大型特殊免許の取得の条件

大型特殊免許を取得する条件は、普通免許とだいたい同じと考えて問題ありません。

普通免許を取得していない人でも可能なため、トラックやバスなどを運転するための大型免許と比べると、誰にでも取得できる免許だと言えます。

年齢・資格18歳以上
※運転経歴は必要なし
視力【視力】両眼で視力が0.7以上
片眼が0.3未満の場合は他眼の視力が0.7以上で視野が左右150度以上
(眼鏡・コンタクトによる矯正可)
聴力【両耳の聴力】10メートルの距離で、90デシベルの警音器の音が聞こえること (補聴器使用可)
色彩識別赤・青・黄の区別ができる
運動能力自動車等の運転に支障を及ぼす恐れのある四肢又は体幹の障害がない
または、補助手段を講ずることにより運転に支障を及ぼす恐れがないと認められる

大型特殊免許の取得の方法

普通免許と同じように、自動車教習所に通う方法と、試験場で一発合格を目指す方法があります。

教習所で取得する方法でも路上教習などはありません。そのため、仮免許も無く場内コースで卒業検定をクリアするだけです。

学科22時間、技能12時間の教習が必要ですが、普通免許を取得している人なら学科は免除され、技能教習は最短6時間で済みます。教習にかけられる期間は3か月間までです。検定まで含めると、最短4日で取得することができます。

大型特殊免許の取得費用

教習所で取得する場合

普通免許の有無平均費用相場
普通免許を持っている16~17万円
普通免許を持っていない8~9万円

通う教習所によって異なりますが、既に普通免許を所持している方の費用は、普通免許を持っていない方と比較して、約半額ほどで済む場合が多いです。

試験場で取得する場合

試験場で大型特殊免許を取得する場合の費用は6,550円です。内訳は以下の表のとおりです。

受験料2,950円
試験車使用料1,550円
免許証交付料2,050円
合計6,550円

大型特殊免許で運転できる車両

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大型特殊免許を取得すると、以下の免許区分の車両で公道を走行させることができます。

  • 大型特殊自動車
  • 小型特殊自動車
  • 原動機付自転車(原付)

上記の車両に該当するのは以下の条件を満たす特殊自動車です。

全長12.0m以下
全幅2.5m以下
全高3.8m以下
総排気量制限なし
最高速度制限なし
※時速49km/h以下の
自主規制が有

特殊自動車とは、工事や道路整備、農業用など特定の業務において使用する車両を指します。具体的には以下のような車両があります。

免許区分車両用途
大型特殊車両クレーン車工事・建設
ブルドーザー
ショベルカー
ロードローラー
除雪車路面整備
路面清掃車
トラクター(大型)農耕作業
コンバイン(大型)
小型特殊車両ターレット荷役
構内運搬
フォークリフト
トラクター農耕作業
コンバイン

大型特殊自動車の定義

上記の表で紹介した代表的な車両の他にも、道路交通法によって以下の車両が大型特殊自動車として定義されています。

カタピラを有する自動車(内閣総理大臣が指定するものを除く。)
ロード・ローラ
タイヤ・ローラ
ロード・スタビライザ
タイヤ・ドーザ
グレーダ、スクレーパ
ショベル・ローダ
ダンパ
モータ・スイーパ
フォーク・リフト
ホイール・クレーン
ストラドル・キャリヤ
アスファルト・フィニッシャ
ホイール・ハンマ
ホイール・ブレーカ
フォーク・ローダ
農耕作業用自動車
ロータリ除雪車
ターレット式構内運搬車
自動車の車台が屈折して操向する構造の自動車及び内閣総理大臣が指定する特殊な構造を有する自動車(この表の小型特殊自動車の項において「特殊自動車」という。)で、小型特殊自動車以外のもの

道路交通法施行規則第2条より引用

大型特殊免許にも限定免許がある

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大型特殊免許には「カタピラに限る」という限定免許もあります。これを取得する方の多くは、戦車などを運転する自衛隊員です。

農耕車限定の免許もあり、これは農作業のためにトラクターだけ運転できるというもの。これら限定免許を持っている人がその他の大型特殊自動車を運転するためにはこの限定を解除しなければなりません。

特殊車両での作業には作業免許が必要

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上記で解説したとおり、大型特殊免許は特殊自動車で公道で走行するための免許です。

そのため、大型特殊免許だけでは、これらの車を走らせることしかできません。特殊自動車を使って作業をするためには、それぞれの「作業免許」が必要となってきます。

たとえば移動式クレーン車でものを吊る場合は、「移動式クレーン運転士免許実技教習」や「玉掛け技能講習」が必要、フォークリフトで作業をするには「フォークリフト運転技能講習」が必要になります。

また、走らせるだけの場合でも、車両の種類によっては同時に牽引の免許が必要な場合もあるのでよく確認しておきましょう 。なお、大型特殊免許の取得しておけば、小型特殊自動車も運転することができます。

作業免許に関する記事はこちら

大型特殊免許と一緒に作業免許も取得しよう

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大型特殊免許だけでは車両の運転しかできず、実際の業務を行うには他の作業免許も合わせて取得しなければ多い免許です。

取得される人は仕事で必要となることがほとんどだとは思いますが、普通免許を持っていない人にも取れるというのはある意味魅力的な免許ではないでしょうか。

特殊な免許に関連する記事はこちら

農作業に便利なトラクターに関連する記事はこちら

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この記事の執筆者
MOBY編集部

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