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フロントスポイラーの効果と取り付け方法|車検には通る?ガリ傷の修理方法も
目次
フロントスポイラーの取り付け例
フロントバンパースポイラー
フロントバンパーごと交換してしまうタイプのスポイラー。バンパーをまるごと替えることになるので、見た目の印象を大きく変えることができます。メーカー純正品だけでなく、カスタムショップ特製のもので、自分なりのドレスアップを図ることも可能です。
リップスポイラー
フロントバンパーの下の部分に取りつけるタイプのスポイラー。別名フロントアンダースポイラーとも言います。気軽にインターネット通販やオークションなどでも入手できることもあって、人気の高いアイテム。
どのような車にも取りつけ可能な商品もあるので、カスタム初心者でも気軽にドレスアップを楽しめる点が魅力です。
ハーフスポイラー
純正のバンパーはそのままに、バンパーにかぶせる形で取りつけるタイプのスポイラー。バンパーを交換する手間が省けるのに、エクステリアの印象を大きく変化させることができます。
ネット通販でも手軽に購入できますが、なかには壊れたバンパーを利用して、自作でカスタマイズを楽しむ人もいるようです。
フロントスポイラーの塗装方法
塗装前にホコリや汚れをしっかりと拭き落とし、傷部分は補修する必要があります。塗装はスプレータイプのものを使用すると簡単です。塗装する際は、できるだけ風の当たらない広いスペースを確保しておくと良いです。
フロントスポイラーの割れや傷の修理方法
ちょっとした段差や縁石にぶつけたり、とくに大きなトラブルはなくても、フロントスポイラーは割れたり、擦り傷ができたりしやすいものです。メンテナンスをプロに頼むのもいいですが、ある程度のことなら自分でも対応できるように、修理の仕方を把握しておきましょう。
1.傷の部分をヤスリで削る
まずは傷の部分を平坦にして、目立たなくする必要があります。サンドペーパーで傷の部分を少しずつ磨いていきましょう。
フロントスポイラーが割れてしまっている場合には、やすりをかける前にテープで割れ目を塞いでおきましょう。
2.パテを塗る
傷がついた溝にパテを塗って、傷を埋めていきます。こんもり塗るのではなく、パテを薄く伸ばしながら塗っていくのがコツです。
パテを塗り終わったら、スポイラーが傷の部分で盛り上がってしまわないように、ヤスリで削って塗り過ぎた部分を落とします。
3.スプレーで塗装
傷の部分を平坦にしたら、次は下地スプレーを塗っていきます。傷を目立たなくして、この後に塗るカラーリングスプレーの色のりをよくするためです。
下地を塗り終わったら、カラーリングスプレーで色を塗っていきます。色むらができないように、スポイラーから30cm程度離してスプレーしたほうがいいでしょう。
フロントスポイラーの修理は、プロのショップに依頼すると数万円は必要になります。自分で修理できれば材料費だけなので、1万円もかからないでしょう。
フロントスポイラーに限らず、エアロパーツはとかく傷つきやすいものなので、自分で一度経験して補修ができるようになれば、長い目で見た場合経費の節約になるでしょう。
また自分で補修したり、仕上げを行ったパーツなれば、自分の車のドレスアップに対する気持ちも、一段と強いものになるかもしれません。
ガリ傷対策に「フロントスポイラーガード」を付けるのもおすすめ
スポイラーの下にモールを張り、フロントスポイラーガードを取り付けます。若干ですが、見た目も少し変わります。
フロントスポイラーを装着して愛車をスポーティーにしよう!
フロントスポイラーは見た目をスポーティーでカッコよくすることができ、高速走行時の走りの安定にも大きな役割を果たすものです。
なによりも、自分好みのカスタマイズをすることによって、愛車を世界でただひとつのルックスにできるという喜びは、他には変えがたいものがあるでしょう。
最近では、あまり予算をかけずに、手軽に取りつけることができるフロントスポイラーもあります。日本の保安基準を満たしたパーツを駆使して、一度愛車のドレスアップを試してみるのもいいかもしれません。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...