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「お湯」があれば車中泊旅が快適に!!便利な使い方アイデアと注意すべきポイント
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
車中泊旅では自炊をしないという方でも、一度くらいは車内で「お湯」を沸かしたことがあるのではないでしょうか。
筆者はよく車内でお湯を沸かし、さまざまな用途に使用しています。
そのためお湯を沸かすためのアイテムを常にクルマに積んでおり、毎回水を持参していつでもお湯が沸かせるようにしているんですよ。
「お湯」は意外と万能で、車中泊のさまざまなシーンでとても便利に使うことができます。
「調理以外でもお湯を使うことができる」ということを知っておくことで、いまよりももっと車中泊旅が快適になるかもしれません。
そこで今回の記事では、車中泊で便利に使える「お湯」の使い方アイデアをご紹介していきたいと思います。
車内で電気を使ってお湯を沸かす際の注意点なども合わせてご紹介しますので、気になる方はぜひ記事をチェックしてみてください。
目次
ケトルや鍋でOK!車内で簡単に「お湯」を沸かせます
自宅でお湯を沸かす際、筆者は「電気ケトル」を使用しています。
しかし車中泊旅となると話は別。
「電気の確保」の問題もあり、電気ケトルを選ぶことが難しい状況です。
電気ケトルは商品電力が1000W以上あることから、それを使うためには高額なハイパワータイプのポータブル電源が必要になってしまうんですよね。
SNS等をみていても、車中泊旅で電気ケトルを使っているという方は、とても少ない印象があります。
実際「電気ケトル」にこだわらなくとも、一般的なケトルやフタ付きの鍋があれば、車内で簡単にお湯を沸かすことが可能です。
熱源もいま持ってるものでOK。
筆者は電気コンロやIHクッキングヒーターを使用していますが、日頃からカセットコンロを使用しているという場合や、いつもキャンプ場を利用し直火を使っているという方でも、問題なくお湯を沸かすことができます。
お湯を用意するために必要なのは「水を加熱する」という簡単な手順とそのためのアイテムのみ。
使用する場所やシーンに合わせて、熱源やアイテムも自由にチョイスが可能なんですよ。
車中泊で「お湯」が便利に使えるシーンとは
ここからは、実際の車中泊で「お湯」を便利に使えるシーンを6つほどご紹介します。
「お湯」を使うためには沸かすためのアイテムを用意したり、加熱する時間がかかったりと、多少の手間と時間が必要になります。
しかし用意さえしてしまえば、さまざまな用途・場面でとても便利に使うことができるんですよ。
車中泊で「お湯」が役立つシーンを、以下でさっそくチェックしていきましょう♪
車中泊でのお湯の使い方1.コーヒーや紅茶、カップスープを作る
「お湯」の1番手軽でポピュラーな使い道が、ホットドリンクを作る際に使用する方法。
コーヒーや紅茶、カップスープなど、カップに粉末を入れお湯を注ぐだけですぐに温かいドリンクを飲むことが可能です。
コーヒーや紅茶にこだわりがある方は、豆から挽いてドリップしたり、茶葉を使用するなどして、車内でのティータイムを楽しんでいる方も多いかもしれません。
寒い季節だけでなく、朝食時や就寝前など必要な場面でお好みのドリンクを用意することができるのは、とても助かりますよね。
車中泊でのお湯の使い方2.「カップ麺」や「インスタントラーメン」作りにも
お湯があれば、車内でカップラーメンやインスタントラーメンを作ることもできます。
筆者もよく利用していますが、特筆すべきはその手間のなさ。お湯をカップに注いだり、鍋に湯を沸かして麺とスープを入れるだけですので、難しい手順や時間もかかりません。
お湯さえあれば時間をかけずすぐ食べることができる点が、カップラーメンの最大のメリットではないでしょうか。
車中泊でのお湯の使い方3.「レトルトカレー」と「ごはん」を温める
鍋でお湯を沸かすことができれば、レトルトカレーを温めることも可能です。
カレーを袋のままグツグツと煮て温めるだけなので、鍋が汚れる心配もないんです。
レトルトカレーを食べる際に使用するごはんは、お湯をいれるだけで食べられる「アルファ米」がおすすめ。
お湯を入れて10〜15分程度待つだけでホカホカのごはんが完成します。
ごはんができたら器に盛り付け、カレールーをかけるだけ。
温かいカレーを車内でいつでも味わうことができますよ。
車中泊でのお湯の使い方4.「調理後の油汚れ」を落ちやすくする
車内で調理をしたり、食事をする際に使用した調理器具や食器の汚れを落ちやすくするためにも「お湯」が最適です。
筆者は使用後の食器に少量のお湯を垂らして油汚れを溶かし、キッチンペーパーで拭き取ったあと、食器用の除菌シートできれいに拭くようにしています。
お湯を使うことで、油汚れもきれいに浮かせて拭き取ることができるんですよね。
お湯は少し冷ましてから使用するのがポイント。
やけどしないよう注意しながらきれいに汚れを落としてくださいね。
車中泊でのお湯の使い方5.お風呂に入れないときに!「タオルで顔や体を拭く」
車中泊旅の際、お目当ての入浴施設が休館日だった!お風呂もシャワーも使えない、なんてこともあると思います。
そんなとき筆者は、お湯に浸してよく絞ったタオルで体を軽く拭いてから、パジャマに着替えて寝るようにしています。
ポイントは沸騰させたお湯を人肌まで冷ますこと。
ほどよい温度のお湯にタオルを浸したら、よく絞ってから体を拭くだけ。
温かいタオルで体を拭くことで体温も上がり、体がほんの少し温まります。
せっけんで体を洗えなくとも、多少はすっきりとした気分で眠ることが可能になりますよ。
車中泊でのお湯の使い方6.冬の車中泊で「湯たんぽ」を使う
冬の車中泊など、寒さや冷えを感じる場面には「湯たんぽ」がおすすめ。
専用の「湯たんぽ」を使ってももちろんOKですが、お茶や水を飲んだあとのカラのペットボトルを湯たんぽ代わりにすることも可能です。
アツアツの状態ではペットボトルが溶けてしまうため、人肌程度までお湯を冷ますようにしてください。
ペットボトルの下にタオルを敷き、すこしずつゆっくりお湯を注ぐようにすると失敗がありません。
キャップをしっかりと閉めてからタオルに包み、タオルが外れないよう輪ゴムなどで止めればOK。
朝起きてもほんのりと温かいので、起床後の洗顔にペットボトル内のお湯を使うのもおすすめです。
お湯を沸かすときに必要な「電気」、どんなことに注意したらいい?
お湯を沸かすために用意するアイテムとして、カセットコンロや電気ケトルを想定される方が多いと思います。
しかし電気ケトルは消費電力が高めで使えるポータブル電源が限られてきますし、カセットコンロは火を使うため、車内での使用に多少の不安があります。
筆者は以前、車用の湯沸かし器(シガーソケットから電気を取れるもの)を使ってお湯を沸かしていましたが、沸かせるお湯の量に制約があったり、時間がかなりかかってしまうことから、現在はIHクッキングヒーターや電気コンロを使用するようにしています。
IHクッキングヒーターや電気コンロであれば、火力を調整しながら使うことでハイパワータイプのポータブル電源でなくてもお湯を沸かすことが可能になります。
さらにミルクパンなど小さめの鍋やフタ付きの鍋・ケトルを使用し、お湯が沸くまでの時間を短縮できるような工夫もしているんですよ。
「お料理ケトル」は、これひとつでお湯を沸かしたり料理を作ることができる、とても便利なアイテム。
熱源もセットになっているため、鍋とは別にIHクッキングヒーターや電気コンロなどを用意する必要もありません。
消費電力も600Wと低めの設定で、使用可能なポータブル電源が多い点も嬉しいポイントです。
「ポータブル電源を使って電気でお湯を沸かしたい」と考えている方は、事前にご自身が所持しているポータブル電源の「定格出力」をしっかりとチェック!
その後「消費電力」がポータブル電源で使用可能な範囲内となっている家電を選ぶようにすると、失敗がないでしょう。
「お湯」を上手に使って快適な車中泊旅を!
今回は、車中泊旅で便利に使える「お湯」の使い方アイデアや、お湯を沸かす際の注意点をご紹介しました。
「お湯」があれば、車中泊のさまざまな場面で役立てることができます。
お湯を沸かすためのアイテムも一度揃えてしまえばOKですし、時間もさほどかかりません。
ぜひ「お湯」を上手に取り入れて、快適な車中泊旅を楽しんでくださいね。
ライター:haru.
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