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DIYで車の塗装は簡単にできる?!やり方手順や費用・注意ポイントをご紹介!!

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


私の愛車、ボンゴバンは購入したときまだ「工事用車両!」の強い印象がありました。

友達をのせて出かけた際は、車から降りるたびに2度見されることも。

そんなイメージを脱却するために、行ったのがDIYの車塗装です。

今回は私が車を塗装したやり方の手順を紹介!

注意すべきポイントや費用についてもあわせて解説したいと思います。

DIYで車塗装する際に必要なものは?

車を塗装するのに必要なグッズは以下の通りです。

 車用塗料
 脱脂用シンナー
 ビニール付き養生テープ
 マスキングテープ
 塗装ローラー・刷毛・筆
 バケツ
 水
 耐水ペーパー
 要らない布
 手袋
 釣り糸(ツートンの場合)
 ビニールシート(床汚れ防止用)

今回、私はタカラ塗料さんの水性塗料を使用しています。

初心者でもムラが目立ちにくいマットな仕上がりが特徴で、初心者でも簡単に塗装できるのが魅力です。

実際に、私自身もムラが目立ちにくいと感じました。

塗料の量は車の大きさ、塗料の種類によって異なるので、商品の表示を確認しましょう。

タカラ塗料さんの場合はこちらで確認できます。

一覧で表記しているのはグッズの一例ですが、どんな塗料を使用する場合も()が付いているもの以外は基本的に必須です。

また、塗料によっては薄め液としてシンナーが必要な場合もあります。

DIYで車塗装しよう!

下準備・ボディを洗浄する

使用するもの:ブルーシート

まずは車を塗装するにあたり、ほこりなどが付いている場合があるので洗車をします。

濡れたままでは塗装が行えないので、塗装の1~2時間前に洗っておくのがおすすめです。

私は今回、自宅の駐車場を利用したので床の養生はしていませんが、汚れるのが嫌な方は車の下にブルーシートを敷いておきましょう。

養生する

使用するもの:ビニール付き養生テープ・マスキングテープ・釣り糸

次に塗装したくない場所を養生していきます。

ライトやフロントガラス、エンブレム、取っ手などを丁寧に養生します。

簡単に外せる部品があれば、外してしまってもOKです。

作業時間は1~2時間を見ておきましょう。ちなみに、私はこの作業が一番大変でした。

ツートンカラーにする場合は、釣り糸を使って直線をつくり、その上にマスキングテープを貼っていきます。

車のフロント部分は丸みを帯びているのでかなり難しいです。

基準になる位置を決めて、基準からの長さをはかりながら、少しずつ作業するのがおすすめです。

また、シールなどが貼られている場合はこの工程ではがしておきましょう。

貨物車として登録している車の場合、必ず積載量の表示が必要となりますので、塗装後に新しいシールを貼るか、手書きする必要があります。

塗装面の足付けをする

使用するもの:耐水ペーパー

養生が終ったら、塗装面の「足付け」を行います。

足付けとは、塗料がのりやすいように耐水ペーパーを使って塗装面を荒らす作業のことです。

私の車は白いので写真ではよくわかりませんが、元の塗料が落ちて表面が濁ったような色をしています。

塗料の種類にもよりますが、私が使ったタカラ塗料の場合塗装を全て落とす必要はなく、ワックス部分のみを落とせれば大丈夫です。

この作業時間は2人で行って30分前後でした。全塗装の場合は1時間を見ておくとよいでしょう。

脱脂用シンナーでワックスオフする

使用するもの:脱脂用シンナー・要らない布・手袋

次に、脱脂用シンナーでワックスを落としていきます。手袋をして、要らない布に脱脂用シンナーを含ませましょう。

このとき、布が毛羽立ってしまうとボディにほこりが残ってしまうので注意が必要です。

私はいらなくなった服を割いて使用しました。

何度かに分けて塗り重ねる

使用するもの:車用塗料・バケツ・水・ローラー・刷毛・筆

ついに塗装がスタートです!

車用塗料は商品の表示に従ってうすめて使用します。

私が使用したのは水性塗料だったので、水を使用していますが、商品によってうすめ液の種類も異なるので注意しましょう。

塗料を不要なバケツに移し、必要な量のうすめ液と混ぜれば準備完了です。

バンパーなどを塗る場合は、下地として「プラスチックプライマー」が必要となります。

まずは1回目の塗装です。全体をなんとなく塗っていきます。

一度にたくさんの塗料で仕上げるのではなく、一度目は薄く、何度も塗り重ねるのがポイント。

細かい部分は刷毛や筆を利用して塗っていきましょう。

3回ほど塗り重ねた状態が上の写真です。

1回目からは考えられないほどきれいになりました。

乾く前に養生をはがす

全体を塗り終わったら、塗装が完全に乾く前に養生をはがします。

完全に乾ききってしまうと、テープに塗膜がくっついてはがれてしまうからです。

私が行ったときも、所々乾いてしまった場所があり、実際に塗装が少しはがれてしまいました。

乾いた部分は、カッターなどを使うときれいにはがれるそうですよ。

養生を全てはがしたら、塗装をしっかり乾かして完成です!

乾燥時間は塗料によって異なるので、公式サイトなどで確認しましょう。

私が使用した塗料は2~4時間程度でした。

完全に乾けば塗装当日でも車の移動を行えます。

車塗装で注意したいポイント

塗装後2~3日の天気も確認しておく

ガレージなどで行う場合、作業日の天気は気にならないかもしれません。

しかし、車塗装後は2~3日ほど濡らさないようにする必要があるため、翌日が雨だと外出できなくなります。

晴れ予報が2~3日続いている日に行うと安心です。

時期は春や秋がおすすめ

いくつかの塗料をリサーチしたところ、作業日の気温は20℃前後を想定してつくられているそうです。

夏場は極端に乾きが早くなり、反対に冬場は遅くなります。

0℃以下の場所では塗料が凍結してしまい、作業が行えない場合も。

できるだけ春や秋に行うのがきれいに仕上げるポイントと言えるでしょう。

塗装場所選びにも注意しよう

DIYで車塗装を行うにあたり、気になる塗装場所。

私は自宅の駐車場を利用しましたが、マンションや月極で借りている駐車場は、許可を取る必要があります。

また、隣の車や建物の壁などに塗料を飛ばした場合、問題となってしまうのでおすすめできません。

ネットには河川敷や公園の駐車場を利用したとの声もありますが、公共の場所を使った塗装も好ましくないでしょう。

そんな塗装場所にお困りの方におすすめなのは「レンタルガレージ」や「レンタルピット」です。

お店によっては塗装に必要な道具をレンタルしている場合もあります。

全国各地にありますので、自宅に駐車場がない方は検討してみてください。

かかった費用

今回の塗装(下半分のみのツートン)でかかった費用を紹介します。

車用塗料:8,440円(税込)
脱脂用シンナー:1,500円(税込)
ビニール付き養生テープ:290円(税込)
塗装ローラー:547円(税込)
刷毛(3本セット):500円(税込)
耐水ペーパー:190円(税込)
バケツ:110円(税込)
合計 11,577円

要らない布・手袋・釣り糸・マスキングテープは自宅にあるものを使用しました。

また、送料として別途820円がかかっています。

DIYで車塗装はできる!

お店で頼むと10万円以上かかる車塗装ですが、自分でDIYすれば1万円前後で世界にひとつの車にチェンジできます。

素人には難しいイメージがありますが、塗料をしっかり選び、ポイントさえ抑えておけば誰でもきれいな塗装が可能です。

正直に言うと私の場合は養生が甘く、はみ出してしまっている場所もありますが、それも込みで世界にひとつの愛車と思えています。

気になった方はぜひチャレンジしてみてください。

ライター:きなこ

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執筆者プロフィール
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