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車中泊で日本一周中!初心者が初心者に教える、車中泊する場所の選び方と注意点

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


車中泊をしながら日本一周をしています。

2022年5月に車をある程度完成させて、6月11日(大安)に東北・北海道方面へ出発しました。

車旅3カ月目なのでまだまだ初心者ですが、これまでの実体験を踏まえて、車中泊場所の選び方や注意点を紹介したいと思います。

これから車中泊をしようと考えている方や始めたばかりの方の参考になれば幸いです。

【車中泊で日本一周】現在地は北海道

DIYで車中泊仕様にした中古のバン(トヨタ・ライトエース)で日本一周しています。

富山県富山市から出発して、新潟県→山形県→秋田県→青森県。

現在は北海道を巡っています。

北海道の道北・道東と呼ばれる地域はお盆を過ぎると一気に秋へと加速します。

ここ数日、明け方は寒くて布団の中で縮こまって寝ていました。

旅を続けてもうすぐ3カ月。

車中泊ベテラン勢には敵いませんが、少しは自分のペースをつかめたかなと感じています。

車中泊旅に出たての頃は、次の予定を立てることばかり考えて、常にGoogle Mapを開き、口コミばかり見ていたような気がします。

2〜3週間過ぎたあたりからでしょうか、あまり考えないようにして、その場その場で対応するように変えました。

「今日はどこで車中泊したいか?」から「今、車中泊出来る場所はどこか?」と思考を転換したんです。

すると、考える時間が減って、それまでより観光やグルメを楽しめるようになりました。

90泊くらいしていると、自分なりに車中泊場所の選び方や注意点がわかってきたと思います。

【車中泊で日本一周】車中泊スポットはどんなところがあるのか

車と一緒に泊まれる場所はいろいろな所があって、それぞれルールや規制があります。

施設によってはお金が掛かるケースも出てきます。

泊まれそうに見えても、車中泊を禁止している場合もあるでしょう。

私が考えつく車中泊スポットは5つ

・道の駅(車中泊を認めている、車中泊を禁止していない場合)
・RVパーク
・キャンプ場
・公園などの駐車場(車中泊を禁止していない場合)
・高速道路などのサービスエリア・パーキングエリア

RVパークやキャンプ場は料金が掛かりますが、ルールが明確で安心です。

高速道路のサービスエリアやパーキングエリアも休憩・仮眠が目的で作られているので安心して利用出来ます。

ちょっと難しいのが道の駅と公園ではないでしょうか。

車中泊はグレーな部分があると言われますが、その場所で車中泊ができるかどうかは各施設が決めているので、そこのルールに従えばよいと思います。

車中泊をしたい場合は、その施設のホームページや駐車場を使用する際の注意看板などを確認するか、施設や施設管理者に直接電話やメールで問い合わせましょう。

安全面も含めて事前調査をしっかりと行い、マナーを守って旅先でだれにも迷惑をかけないようにしたいですね。

【車中泊で日本一周】車中泊スポットを決める時の確認事項

今回の日本一周の車旅はノープラン、ノースケジュールなので、毎日の車中泊スポットもあらかじめ決めて行動していません。

常に行く場所を決めずに天候を見つつフラフラと移動をしているので、その日どうするかは朝の気分次第です。

もし1週間や、10日間など旅行期間が決まっていれば、予定を立ててからの行程になるでしょう。

私の朝はゆっくりで、だいたい8時くらいから遅い時は9時くらいに行動し始めて、陽が沈む前に銭湯へ向かいます。

だいたい夕方くらいに辿り着いた場所で車中泊スポットを探すことになります。

使うアプリはGoogle Map。

最初に付近の道の駅と無料キャンプ場を検索します。

見つけた場所に実際行ってみて現地を確認し、実際に車中泊できるかどうかを判断します。

車中泊スポット5つの条件(確認事項)
1. 車中泊が禁止されていないか(無料キャンプ場も同様に)
2. 施設の利用案内の内容を確認する
3. 臭い
4. トイレの状態、特に清掃状態を確認する
5. 雰囲気、安全性や利用者の数、実際に利用している人を見る

1. まず、大前提ですが、車中泊を禁止している施設もあるので、間違って利用するのを避けるために確認しています。

2.どこの施設にも注意事項や禁止事項が書いてある看板があります。

気づかないまま違反することがないように必ず確認しています。

営業時間内であれば施設スタッフがいる場合もあるので直接確認するとよいでしょう。

3. トイレに関しては、私は臭いや清潔さにうるさいほうなので確認させてもらっています。

4. お世話になる身で恐縮ですが、あまり臭いがきつい所での車中泊は難しいです。

特に海沿いの漁港付近や畜産が盛んな地域では、風の方向によりますが、普段嗅いだことのない臭いが漂ってくることがあります。

5. 最後に、私は施設の雰囲気を重要視しています。

施設の駐車場や外の休憩スペースなどにタバコのポイ捨てが目立っていたり、路面にドリフト痕があったりすると利用を避けます。

断定はできませんが、誰かの溜まり場になっている可能性が高いからです。

何かのトラブルには巻き込まれたくないですからね。

【車中泊で日本一周】車中泊する上での注意点

まず基本的なことですが、夜の車中泊場所ではエンジンを切る、車内で音楽や動画を鑑賞するときの音量に気をつける、駐車スペースは1台分しか使用しない。

当たり前ですが、最低限のマナーをしっかり守り、その土地にお世話になっているんだという気持ちは忘れないようにしています。

旅の途中、特にひどいなと思ったことがありました。

北海道のある道の駅で車外にゴミを放置している車がいました。

各市町村では、野生動物との共存の観点から餌やりを禁止していたり、登山ルートやキャンプ場には食料管理の注意事項が書いていたりします。

案の定、翌朝ゴミが散らばっていました。おそらくキタキツネか蝦夷ジカがつついたのだと思います。

しかもゴミの持ち主であろう運転手は何事もなかったように放置したままその場を去っていきました。
※↑画像のゴミは撮影したあとで片づけました。

他にも、駐車場で半ばキャンプのような行為をしていたり、道の駅のフリースペースを仲間内で占拠していたり・・・・・・。

こうした常識から外れた行為がいろいろと規制を増やすきっかけになっていると思いました。

あとがき

3カ月旅をしてきてだんだんと自分が好きな車中泊スポットの傾向が見えてきました。

私のこれまでの車中泊経験からすると無難なのは道の駅での仮眠

やはり他の仮眠者の方がいたり、街灯があったりするので安心感があります。

それに、今の道の駅は改装されているところが多く、トイレも最新式のものになっていて昔に比べてかなり洗練されているところが多いように感じました。

今まで訪れた車中泊スポットを思い返すと、今のところ一番好きだなと思った場所が山形県の月山八合目駐車場と十勝岳望岳台駐車場です。

どちらも登山前に前泊した駐車場ですが、眺めが素晴らしく、夏の車中泊にちょうどよい涼しさでした。

山登りをしない方にもおすすめで、特に朝焼けや夕焼けは忘れられない景色になるでしょう。

富山からスタートして、現在までに6つの都道府県に滞在しました。

これからも色々な場所で車中泊をすると思いますが、どんな景色に出会えるのか楽しみです。

ライター:Kazzz

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執筆者プロフィール
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