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【初心者必見】バンライフで実際に経験した困ったこととその対策5選
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
近年のアウトドアブームの影響もあり、車と一緒にアウトドアを気軽に楽しむバンライフにも注目が集まっています。
キャンプや釣りが趣味の方やアウトドアの経験がないという方でもバンライフに興味を持つ人が増えている印象です。
とはいえ、実際にバンライフをしたことがない方にとってバンライフで起こりうる様々なトラブルについてはあまり知らないような気がします。
やってみたけど思ったようなバンライフにはならなかった、という事態を避けるために、バンライフ歴10年の筆者がバンライフで困ったこと・失敗したことを5つ紹介します。
記事を読み終えるころには快適なバンライフのイメージがぐんと近づくはずです。
バンライフを始める際にこれだけは最初に気を付けておいた方がいいことや対策をまとめてるので、是非参考にしてみて下さい。
バンライフって誰でもできるの?
バンライフは車両さえ用意できれば、自分で車内を過ごしやすく改造することができます。
趣味のアウトドアや釣り・サーフィンなどとかけ合わせて楽しんでいる方も多く見ます。
もちろん車内の改造をせずにそのまま車内で寝られる空間があれば、すぐにでもバンライフを始められます。
バンライフという言葉に特別な定義はないので車内での時間を楽しんでいる方はみんなバンライフとも言えます。
このようにバンライフはキャンピングカーなどと違って気軽に始められるのが大きなメリットと言えるでしょう。
普段乗っている車で寝具と食料を積んで出発すればすぐにでも始められます。
バンライフを始めて困ったこと
誰でも気軽に始められるバンライフですが、身近な落とし穴があることも忘れてはいけません。
バンライフでよくある困ったことや失敗したことを5つ紹介していきます。
・虫対策問題
・暑さ・寒さ問題
・入浴施設・シャワー問題
・駐車場問題
・給油場所問題
それぞれなんとなくイメージはできるかと思いますが、詳しく解説していきます。
虫対策問題
バンライフをしていて困ったことの1つ目は虫対策です。
おそらく、バンライフをしている方で誰もが1度は経験する悩みだと思います。
自然の中で寝泊まりするから当たり前だと思う方もいるかも知れませんが、眠れないほど深刻な場合もあります。
実際に虫対策を怠って朝起きたら、体中虫刺されなんてことはバンライフをはじめたころにはよくありました。
夏場の暑い車内で寝ることに慣れていないときは特に要注意です。
換気のため良かれと思って窓を開けてしまったら、耳元の蚊の音や翌朝かゆみで起きるなんてことにもなりかねません。
せっかく楽しみだったバンライフが大変な思い出になってしまうのは避けたいですよね。
そこで、なるべく最悪な事態を避けるためには事前に対策を知っておく必要があります。
バンライフでできる虫対策は意外にもたくさんあります。
・蚊帳を設置する
・虫よけスプレーを常備する
・虫の少ない場所・時期を選ぶ
上記の対策だけでバンライフでの過ごし方は全く変わってきます。
虫問題で刺された場合はバンライフから帰った後でもしばらくかゆみが続いたり、皮膚が腫れたりするのでしっかりと事前に対策しておくのがおすすめです。
暑さ/寒さ問題
普段過ごしている快適な家とは違って、車内は暑さも寒さも直接車内に入ってくるのがバンライフです。
車内で快適に過ごすためにも必ず対策が必要になります。おすすめの暑さ・寒さ対策は以下の6つになります。
<おすすめの暑さ対策>
・ポータブルクーラーを設置
・蚊帳で通気性をよくする
・扇風機で車内の空気を循環させる
車内の温度を上昇させないための工夫や、空気を循環させることで涼しくする方法が有効です。
夏場は涼しく感じられる川の近くや日影など、駐車する場所によっても温度上昇に違いがあるので駐車する場所にも気を付けましょう。
<おすすめの寒さ対策>
・電気毛布
・湯たんぽ
・ヒーター
冬場は車内を温かくするために暖房器具などの設置がおすすめです。
ただし、電気ヒーターやなど狭い車内で使用する際はやけどや火事に十分注意するようにしましょう。
また、一酸化炭素中毒が心配される道具については使用する際は必ず換気するようにしましょう。
一酸化炭素中毒の心配をしたくないという人は、電気毛布や湯たんぽなら比較的安全に使用できるのでおすすめですよ。
入浴施設・シャワー問題
バンライフではありがちですが、行く予定だったお風呂が臨時休業になっている場合などたまにあります。
行く場所が決まったら必ずホームページの営業日時を確認してから行くようにしましょう。
マップの施設説明では営業中になっていても閉まっている場合があるので、特に注意してください。
さらに、入浴施設での悩みは、施設によってはシャンプーなどの備え付けがない場合もあります。
万が一そのような場合でも慌てないように、簡易的なお風呂セットを持っておくと安心でしょう。
タオルはほとんどの場合持参する施設が多いので車内にも十分に用意しておくと安心です。
・行く地域の周辺にお風呂があるか
・予定している場所の営業を確認
・シャンプーなどの簡易お風呂セットを常備
駐車場の場所問題
公共の公園で寝ることももしかしたらあるかもしれませんが、基本的に公園での車中泊はおすすめできません。
公園によっては夜間に閉鎖される場所や、そもそも車中泊が禁止の場所もあります。
実際に閉鎖されるのを知らず、駐車場で寝ていて翌朝出られなかったこともあります。
24時間開放の駐車場なら駐車していても締め出されることはありませんが、公園で寝る場合は閉鎖時間の有無は必ず確認しましょう。
近所の方に通報されて警察から注意を受けたという方も多く聞きます。
快適にバンライフをするなら駐車が許可されたキャンプ場やRVパークなどを利用しましょう。
・24時間出入りが可能か
・夜間のトイレの利用は可能か
・分からない場合は施設に確認
給油場所問題
最後、バンライフをしていて困ったことの5つ目は給油場所の問題です。
バンライフで向かう場所にもよりますが、田舎の地域や標高の高い山に行く場合には特に注意してください。
マップで見て給油スポットがあるから安心と思っていても行ってみたら閉店していた場合など考えられます。
そのようなことにならないように、事前に給油の確認をし、ガソリンの残量に限らず補給しておくようにしましょう。
・給油スポットがあるか不安な場合は事前に入れておく
・山の中や田舎で焦ることがないようにチェックする
まとめ
バンライフで困ること・失敗したことについて5つ解説してきました。
おさらいすると①虫対策問題②暑さ/寒さ対策問題③お風呂・シャワー問題④駐車場の場所問題⑤給油場所の問題です。
上記で紹介したバンライフで困ること5つをしっかりと頭に入れて、バンライフを始めれば失敗することはないでしょう。
対策をしっかりと行えば快適なバンライフはすぐにでも叶えられます。
これから始めてみたいと考えている方の参考になったら嬉しいです。快適なバンライフにぜひ、お役立てください!
ライター:さん子
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
- キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...