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トヨタ新型プリウスは11/16発表か!!サイズや燃費&試乗した感想も入手
新型プリウスが11月中に世界初公開?
早ければ年内に発表されると見られる新型プリウスですが、なんと11月16日の13時頃に世界初公開されるという情報をトヨタディーラーへの取材によって入手。
発表1週間前となる11月9日にはティザーサイトがオープンし、デザインも判明するとのことです。
2022/11/09更新:トヨタが新型車のティザーサイトをオープン!
ワイド&ロー化してスポーティ路線に
新たに入手した新型プリウスのボディサイズは以下の通り。()内は現行プリウスの数値です。
- 全長:4,600mm(4,575mm)
- 全幅:1,780mm(1,760mm)
- 全高:1,430mm(1,470mm)
ここから分かる通り、新型プリウスのボディサイズは現行よりも全長と全幅が拡大しているのに対し、全高は40mmも低くなっています。
開発車両でも見られましたがAピラーはかなり寝ており、シルエットはかなり低く見えます。
後述する新型プリウスに試乗したというトヨタ関係者によると、室内高が低くなっているため、室内の居住性がやや落ちているとのこと。また、トランクルームが狭くなっているように感じるかもしれないという情報を得ることができました。
すでに試乗したトヨタ関係者の証言も
いち早く新型プリウスに試乗したというトヨタ関係者に話を聞くこともできました。デザインの画像は公開できないものの、その見た目はかなり近未来だったといいます。
現行の面影はほとんどなく、フロントはクラウンやbZ4Xのような「ハンマーヘッド形状」を採用しているとのこと。ヘッドライトの形状といい、新型クラウンの派生モデルとして紹介された「クラウンスポーツ」を平らにしたようなイメージのようです。
内装は新型クラウンの内装にかなり似ているらしく、シフト周りやメーターデザイン、ディスプレイオーディオ等は全く同じと言ってもいいとのこと。ステアリングホイールの大きさは現行よりもやや小径になっているとのことでした。
新型プリウスは現行よりもかなり質感が高められていることが期待されます。
エンジンは同じでも加速力は大幅向上
新型プリウスのパワートレインは1.8Lと2.0Lの2種類が用意され、1.8Lは現行と同じエンジンを採用します。
しかし、実際に乗った方の証言によるとモーターの出力が明らかに向上しており、かなり滑らかな加速を獲得しているとのこと。ハイブリッドとプラグインハイブリッド関係なく、全体的にアクセルの応答性が高まっており、コーナーでの安定感もとても高くなっているといいます。
今回スペックも判明しており、1.8Lの最高出力が140PSで燃費が32.0km/L、2.0Lの最高出力が196PSで燃費が28.6km/Lです。遅れて発売するプラグインハイブリッドは最高出力が219PS、EV航続距離が75km、ハイブリッド走行燃費が23.0km/hでした。
従来のエコカーというイメージからスポーティ路線に振っているにも関わらず、燃費性能が犠牲になっていないのはトヨタの技術力の高さを感じざるを得ません。
燃費だけを重視するユーザーには刺さらない?
新型プリウスの価格は現行よりも高くなることはほぼ確実で、燃費だけをこだわる方には価格帯的に刺さらない可能性が高いです。スポーティかつ質感を重視しているため、実用性や経済性に惹かれていた既存ファンは離れてしまうことが懸念されます。
プリウスもクラウンと同様にユーザーの若返りを狙う意図があるのかもしれません。
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- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...