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【トヨタ ライトエース】兄弟車タウンエースとの違いや中古車価格、キャンピングカー仕様など

トヨタ ライトエースとは

トヨタ ライトエースバン(2018年)

「ライトエース」は、トヨタが半世紀にわたり市販していた1BOXタイプの商用バンおよびトラックです。

1970(昭和45)年に初代・M10系の登場以降、エンジンを運転席・助手席の下に配置した「キャブオーバー」および「セミキャブオーバー」レイアウトを採用し続けていたモデルでした。

初代から5代目まではトヨタが自社開発。最後のモデルとなった6代目・S400系は、ダイハツ工業がインドネシアで製造している商用車「グランマックス」をベースにOEM供給を受けていたのは注目したいポイントです。

タウンエースとの違い

トヨタ タウンエース(2020年)

ライトエースは、同じくトヨタで生産されてきた商用バン・トラック「タウンエース」とは兄弟車であった車です。タウンエースの初代がライトエースの”上級車種”的扱いであった以外は、長らく共通点を多く持った車として販売されていました。

タウンエースの誕生は1976(昭和51)年。当時はライトエースより上級車種に位置づけられていたのが特徴です。排気量の大きいエンジンが搭載されていたり、乗用ワゴンタイプも用意されていたりと異なる車種となっていました。

モデルチェンジが行われるごとに、ライトエースとタウンエースは共通化が進められます。ライトエースの通算4代目・R20/30系が登場したと同時に、商用バンのボディが共通化。ライトエースが最後のモデルとなった6代目、タウンエースとは名前違いの完全兄弟車となります。

販売されていたチャネル系列は、ライトエースがトヨタオート店→ネッツ店、タウンエースは当時のカローラ店と、それぞれ専売車種化されていました。

2020(令和2)年、トヨタの「全店全車種取り扱い」化により、ライトエースはタウンエースに統合吸収される流れでモデル廃止。現在は、タウンエースがライトエースの築いてきた商用バンおよびトラックのポジションを引き継いでいます。

タウンエース以外の兄弟車

ダイハツ グランマックス(2020年)

ライトエースは、6代目・S400系でタウンエース以外にも間接的ではあるものの兄弟車が存在します。

  • ダイハツのグランマックス(6代目・S400系のOEM元、2020年からは日本でも逆輸入で販売されている)
  • 2020年に登場したマツダの商用バンおよびトラック「ボンゴ」(ライトエースが廃止となったと同時期に、マツダがダイハツよりOEM供給を受けている)

トヨタ ライトエースのエクステリアやボディ

トヨタ タウンエース(2020年)エクステリアデザイン

6代目・S400系ライトエースのエクステリアデザインで注目すべきポイントは2つ。車体の先端に短いボンネットを備えているのと、タイヤを車体の四隅に配置してスクエアなボディ形状としている点です。

4代目・R20/30系までのボディ形状は、車体前方にボンネットがない完全なキャブオーバータイプとなっていました。しかし、5代目・R40/50系からはフロントに短いボンネットが存在するセミキャブオーバータイプとなっているのが特徴です。S400系はダイハツからのOEMモデルでありながら、引き続きセミキャブオーバータイプのデザインが取り入れられています。

エンジンは運転席および助手席の下に配置。加えて、フロントピラーの角度を立てたボディデザインを採用しています。シンプルな四角のヘッドライトが特徴のフロントマスクと、ガラス面積が広めに取られたことで、運転のしやすさを実現した車です。

トヨタ ライトエースの内装やインテリアデザイン

トヨタ タウンエース(2020年)インテリアデザイン

6代目・S400系ライトエースの内装とインテリアはシンプルかつ扱いやすさを重視した設計となっています。

シートのヒップポイントを適切な位置へ設計したことで、頭上空間に余裕をもった車内の広さと合わせて、乗降性が向上。

また、荷物の積み下ろしもしやすく作られているのもライトエースの強みとなっています。床面からの地上高が約585mmとフロア設計が低く作られており、重たい荷物も無理に持ち上げる必要がなく積み込みが可能。フロアが低くなっていることで荷室空間の拡大にも繋がっており、家具や段ボール、クリーニングした洋服などを積み込んで仕事で活躍できるでしょう。

トヨタ ライトエースのスペックとボディサイズ

S400系ライトエースのカタログ値燃費および実際の燃費の情報をピックアップしています。

カタログで公表されている燃費性能は以下の通りです。JC08モード値の燃費性能がカタログなどメーカーの情報で公表されていました。

2WD・4速AT車12.2km/L
2WD・5速MT車12.8km/L
4WD・4速AT車11.6km/L
4WD・5速MT車12.8km/L

※JC08モード値

駆動方式やトランスミッションを問わずに、1リッターあたり11kmから12km程度の燃費性能となっています。

SNSやインターネット上の口コミで実燃費を調査すると、1リッターあたり平均10km程度です。

荷物や乗っている人の人数といった条件や一般道および高速道路などの走行状況などで燃費結果が8km台から12km台とバラつきがある様子。小排気量で5ナンバーサイズ、かつセミキャブオーバータイプの1BOX商用バンであると考えれば適切な燃費性能と考えられるでしょう。

トヨタ ライトエースの中古車価格

2022年6月時点での、ライトエースの中古車市場の情報をまとめています。

市場で流通している台数は150台前後、車両本体の平均価格は約100万円程度です。最終モデルとなった6代目・S400系以前のモデルも混ざっているほか、キャンピングカー仕様など特殊なモデルも混ざっています。

S400系のみに絞り、設定されたグレードで調査しました。

「DX」なら約40台、「GL」なら約80台と、現在市場で流通しているライトエースの大半を占める結果となっています。既に新車販売は終了しているため、購入を検討しているなら早めの行動が重要となるでしょう。

ライトエースにはトラックやキャンピングカー仕様もある?

トヨタ ライトエーストラック(2018年)

ライトエースにはバン仕様だけでなく、トラック仕様も存在します。

6代目・S400系でバンとフロントマスクの共通化が図られたほか、バンと同様に小排気量の1,500cc直列4気筒エンジンに絞っているのが特徴です。加えて、歴代のモデルでは3人乗り仕様や4WD仕様が用意されていましたが、「2人乗り仕様で最大積載量800kgの1種類のみの設定となっています。

一方、バンと比較してボディが大きめに作られているのも特徴です。全長は4,275mm、全幅は1,675mmといずれもバンより拡大されています。

トラックはキャンピングカー仕様のベース車ともなっており、中古車市場では300万円から500万円程度の価格帯で取引されているようです。

キャンプでの使用も視野に入れているのであれば、トラックのキャンピングカー仕様を中古車で狙うのも検討の余地があるでしょう。

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執筆者プロフィール
長谷川 優人
長谷川 優人
1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。
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