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セリカとしては最後の「GT-FOUR」、トヨタ 3代目セリカGT-FOUR(ST205)【推し車】

ダーティなイメージを背負う「悲劇の名車」、3代目セリカGT-FOUR

WRCでのレギュレーション違反が深い傷として語り継がれてしまう3代目ST205型セリカGT-FOURだが、ERC(ヨーロッパラリー選手権)などローカルイベントでは活躍していたことなどは、日本だとあまり知られてはいない

名車と呼ばれるクルマも、ずっと名車でいられるわけではありません(それなら今でもずっと代替わりして売っているはず)。

大抵はモデルチェンジの過程で不評だったり、時代の変化で不要になったりと消えていく運命にあり、最後の方のモデルは「悲劇の名車」扱いされますが、さしずめ今回紹介する3代目トヨタ セリカGT-FOURなど、その代表格でしょうか。

もっとも、主戦場となるはずだったWRC(世界ラリー選手権)では活躍しきれないうちに重大な違反発覚、失格にポイント剥奪などダーティなイメージがあるモデルでもありますが、その志は高いものでした。

今回は以前MOBY編集部がAIに聞いた「30~50代のクルマ好きが気になる名車」に基づく歴代セリカGT-FOURの記事、”宿敵ランチアを撃破!元祖「WRC最強の国産4WDターボ」ことトヨタ セリカGT-FOUR【推し車】”をセルフリメイクし、3代目に焦点を当てます。

報われなかった「挑戦車」たち~「トヨタが夢見てつまずいた国民車」パブリカ(初代)

執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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