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販売が終わってから人気が出た車も…一代きりで終わったけど名車・スズキ編【推し車】

コンセプトが受け入れられなかった車、時代の変化で消えざるをえなかった車、心機一転イメージチェンジを図り車名を変えた車など、「一代限りで終わった車」にはさまざまな事情があります。

中には人気があったのに諸事情で惜しまれつつ消えていった車、当時メジャーになれなくとも後から根強い人気を誇った車もあります。今回はそんな一代限りで終わった名車の中から、スズキの3台を紹介します。

フロンテクーペ(1972年)

フロンテクーペ

最初は実用的で手頃な価格の「国民車」だった軽自動車が、1960年代半ばから高性能・高級歌路線を歩むようになった頃に発売された軽スポーツクーペ。

自動車デザイン界におけるイタリアの巨匠、ジウジアーロがデザインした近代的シティコミューターを元に、当時の日本で求められた姿へとスズキ社内で大幅に手直ししたものです。フロンテSS譲りの高性能2ストローク3気筒エンジンともども、高い評価を得ました。

しかし、すぐに環境性能や経済性を重視する時代が来たので一代限りで消滅。デザインやレイアウトを踏襲しつつも一回り大きくなり550ccに拡大した後継、初代セルボはだいぶおとなしめな女性向けパーソナルクーペになっていました。

マイティボーイ(1983年)

マイティボーイ

初代アルトがベースのFFクーペ。2代目セルボのピックアップトラック版として発売されました。

この種の車は、まだ個人向け乗用車の販売だけでは厳しかった軽4輪自動車の初期に数多く存在したもののいずれも商用。レジャー向け軽スポーツピックアップとしてはマイティボーイが初でした。

ただし、当時出てきたばかりのターボエンジンや4WDといった追加バリエーションが設定されず、ホットハッチほどの実用性もスポーツ性もないとみなされ販売は苦戦。一代限りで終わってしまい、以後同種の車はコンセプトカーでは発売されていません。

しかし中古のカスタムベースとしては人気が高く、「販売が終わってから人気が出た名車」のひとつに数えられています。

カプチーノ(1991年)

カプチーノ

コンセプトカーとして東京モーターショーへ展示したつもりが、メディアのインタビューに答えた後の名物会長・鈴木 修 氏(当時は社長)による、「発売しますよ」の一声で市販が決まったという、突拍子もないエピソードを持つ車。

しかし4輪ダブルウィッシュボーン独立懸架サスペンションの本格FRオープンスポーツという、当時のユーノス ロードスターと同じコンセプトを軽規格ボディと660ccターボエンジンで実現したのはあまりに画期的で、後にも先にもこれっきり。

バブル時代からこそ発売できた車で、軽自動車の新規格化で廃止されて以降も小型スポーツコンセプト「C2」を発表したものの、残念ながら再起はなりませんでした。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...
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