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名車は凡人には理解されない?一代きりで終わった名車・スバル編【推し車】

世の中、一代きりで消えていく車はたくさんありますが、ユーザーから受け入れられずに鳴かず飛ばず、コンセプトごと後継車も出さずに消えていく車もあれば、忘れた頃に全く別なコンセプトで車名が復活する車もあります。

あるいは、コンセプトはよかったのだけどイメージチェンジのため、結果的に一代限りで終わった名車など……。

今回はスバル車の中から、さまざまな事情で一代限りで終わったものの、名車として語り継ぎたい車を3台を厳選してみました。

スバル360(1958年)

スバル360ヤングSS(1968年)

それまで「ラビット」などスクーターでは有名だったスバル(当時は富士重工業)が、前身である中島飛行機から受け継いでいた航空機用技術をフル活用して開発した、国産軽自動車初の大ヒット作。

それまでは零細・中小企業による小規模生産にとどまっていた軽乗用車で初めて、小型車並の性能を実現。開発史自体が壮大なドラマとして語り継がれている、国産車史上に残る名車です。

ただし1960年代にホンダ N360が登場、軽乗用車の高性能・高級化路線が始まってからも作り続けたため末期には時代遅れの感がありました。1969年に発売した後継車は「R-2」と名を変えましたが失ったシェア回復は厳しく、R-2もまた一代限りでした。

アルシオーネ(1985年)

スバル アルシオーネ 4WD VX(1987年)

3代目レオーネがベースの2ドアクーペで、水平対向エンジンのメリットを活かした低いボンネット。また、スバル車で唯一採用したリトラクタブルヘッドライト。上質な内装の施されたスバル初の高級モデルです。

当初はレオーネ上級グレード用の1.8リッターターボ。後にスバル初の水平対向6気筒エンジン、2.7リッターのER27搭載車やフルタイム4WD、電子制御4WD車も追加するなど、豪華路線を突き進みます。

当時のスバルのイメージからかけ離れた高級スポーツ路線はユーザーを戸惑わせたうえ、円高ドル安の進行で価格が上がった主要市場の北米では車格不足となりました。

その後、より本格的な高級クーペ「アルシオーネSVX」へと発展していきました。

ヴィヴィオ(1992年)

ヴィヴィオRX-RA(1993年WRC第4戦サファリラリー)©STI

3代続いたレックスの後継で、660cc規格で新開発した軽自動車。最後発なだけあり、新開発のプラットフォームや4輪独立ストラット式サスペンションなど気合の入った作りでした。

特に64馬力のDOHCスーパーチャージャー車は驚異的な走行性能を誇りました。しかし発売翌年、軽自動車に革命を起こしたトールワゴン、初代スズキ ワゴンRのデビューで一気に時代遅れとなってしまいます。

レトロカーブームを牽引した「ビストロ」などで健闘するも、1998年の新規格移行時には軽トールワゴンの「プレオ」を後継に一代限りで消滅。しかし時代の先を見越したプラットフォームは、その後もスバル独自の軽自動車生産終了まで使われ続けました。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...
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