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FRの国産車が少なくなった理由は?メリット・デメリットやFR車の代表例を解説
新車で買える国産FR車
GR 86/スバル BRZ

トヨタ・スバル共同開発のスポーツクーペ。低重心の2.4L水平対向4気筒エンジンを搭載し、軽量・安価かつ運転して楽しいFR車をコンセプトに開発されました。
GR スープラ

BMW Z4の姉妹車となる直列6気筒エンジンを搭載したトヨタのフラッグシップスポーツカー。より軽快に走れる4気筒エンジン搭載モデルもラインアップしています。
トヨタ クラウン

1955年登場の初代以来、15代にわたりFRを採用し続けるトヨタの高級セダン。スポーツセダンとしても優れた性能を発揮します。
トヨタ センチュリー

ハンドメイドで生産されるトヨタの最高級ショーファードリブンカーです。新車価格は2,008万円。全長5,335mmのボディに5.0LV型8気筒ハイブリッドエンジンを搭載します。
トヨタ ハイエース ワゴン

商用車をベースとしたワンボックスワゴン。積載量確保と多人数乗車を実現するためエンジンを座席下に収めたキャブオーバー型のFRです。
トヨタ グランエース

海外向けのハイエースバンを、乗用に改装したトヨタの最上級ミニバンです。全長5,300mm×全幅1,970mm×全高1,990mmのボディに最大8人が乗れ、2.8L直4ディーゼルターボによる大トルクを後輪に伝えます。
レクサス IS

トヨタ アルテッツァの北米モデルとして誕生したコンパクトFRスポーツセダンです。3代目レクサス ISの全長は4,710mm。エンジンは3.5L V6エンジンのほか、4気筒の2.5Lハイブリッドと2.0Lターボが搭載されます。
レクサス LC

流麗なスタイリングが特徴の4人乗り2ドアクーペです。LC500グレードに搭載されるのは477PSを発揮する5.0L V8エンジン。電動ソフトトップのコンバーチブルモデルもラインアップします。
レクサス RC/RC F

ボディ剛性を徹底的に高めたスポーツクーペ。搭載エンジンは3.5L V6・2.0L直4ターボ・2.5L直4ハイブリッドの3種です。ハイスペックモデルのRC Fには477PSを発揮する5.0L V8エンジンが搭載されます。
レクサス LS

FRならではの上質な乗り心地とハンドリングを備えたレクサスのフラッグシップセダン。全長5,235mmの伸びやかなボディに、3.5L V6のターボエンジンとハイブリッドエンジンが搭載されます。4WDモデルもラインアップします。
日産 スカイライン

歴代を通じて優れたハンドリングが自慢のFRスポーツセダンです。13代目に搭載されるエンジンは、V6の3.5Lハイブリッドと3.0Lのターボの2種。ハイパフォーマンスモデルの400Rには405PSの3.0L V6ターボエンジンが搭載されます。
日産 フーガ

ラグジュアリーセダンとして人気だったセドリック・グロリアの後継となるのが日産 フーガ。2代目は、FRらしい長いノーズと流麗かつ力強いボディラインが特徴のプレミアムセダンです。
日産 シーマ

日産 フーガのボディを5,120mmまで延長して誕生したのが5代目シーマです。搭載される3.5L V6ハイブリッドエンジンは静粛性に優れ、上質な乗り味と後席の広さはFRのフラッグシップセダンに相応しいものです。
日産 キャラバン

トヨタ ハイエースと長年のライバル関係にある日産のキャブオーバー型1BOXワゴン。5代目は2012年から販売されており、商用・乗用ともに高い人気を維持しています。
マツダ ロードスター/RF

軽さを武器に、エンジンパワーに頼らないFRスポーツの楽しさを訴求するオープンカーです。高出力エンジンと電動リトラクタブルハードトップを搭載したRFもラインアップします。
光岡 ヒミコ

4代目ロードスターをベースにして、クラシカルな外観に改められたのが光岡 ヒミコです。ロングノーズ化されたボディ全長は4,580mm。内装形状やエンジンスペックはロードスターに準じます。
新車で買える代表的な輸入FR車
BMW 3シリーズ

3シリーズは、スポーツセダンの手本とされるミドルセダンであり、スポーツカーに匹敵する優れたハンドリングが持ち味のBMW主力モデルです。FRは4気筒モデルのみで、6気筒は4WDです。
メルセデス・ベンツ Eクラス

上品な内外装と落ち着いたハンドリングが特徴のメルセデス・ベンツを代表するアッパーミドルセダン。サルーンでありながら高い俊敏性も持ち合わせており、最廉価の1.5L直4ターボエンジンでも高級車に相応しい加速性能を発揮します。
ポルシェ パナメーラ

ポルシェ パナメーラは最廉価モデルでのみFRが選べます。もっとも安価なモデルとはいえ、搭載される2.9L V6ツインターボエンジンは330馬力を発揮。0-100km/h加速タイムは5.6秒、最高速度は270km/hにも達します。
フェラーリ 812スーパーファスト

フロントに800馬力を発揮する6.5L V12エンジンを搭載した、史上もっともパワフルなフェラーリです。0-100km/h加速タイムは2.9秒で最高速度は340km/h。同スペックのオープンモデルGTSもラインアップしています。
アルファロメオ ジュリア

時代に逆行し、FR車として復活を果たしたアルファロメオのセダンです。50:50の前後重量分配とクイックなステアリングが実現するシャープなハンドリングが特徴。クアドリフォリオは、510PSの2.9L V6ターボエンジンを搭載したハイスペックモデルです。
ジャガー XF

ジャガーは伝統的にFR車を生産し続けるイギリス発祥の老舗ブランド。XFは全長4,970mmのアッパーミドルセダンです。FRで選べるのは250馬力2.0L直4ターボエンジン搭載モデルのみ。ワゴンボディのスポーツブレイクも用意されています。
シボレー カマロ

6代目シボレー カマロは、現存するFRアメリカンマッスルカーの一角。トップグレードに搭載されるのは、453馬力を発揮する6.2L V8 OHVエンジンです。2.0L直4ターボエンジンを搭載した廉価モデルもラインアップし、同じエンジンのコンバーチブルモデルも選べます。
RR車の特徴とは?
MR車のメリットとデメリットとは?
4WD車のメリットとは?
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- 執筆者プロフィール
- 伊藤友春
- 1981年生まれ。自動車専門Webライターとして執筆活動中。自動車の構造に明るく、ほとんどの整備や修理をDIYでこなす。輸入車・コンパクトカー・変わったデザインやコンセプトの車が好きで、現在の愛車はその最た...
- 監修者プロフィール
- 鈴木 ケンイチ
- 1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌/女性誌/PR誌/書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレー...