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自動車メーカー開発者に届け!今復活したら売れそうな車たち・1BOX車編【推し車】
かつて一斉を風靡したものの、その後パッとせず終わった車。あるいは最初からパッとしなかった車たち。そのユーザーやファンからは「もしかして今復活したら、案外ニーズがあって売れるんじゃ?」という声も聞かれます。
今回はそんな車の中から、1BOXワゴン/バンで「復活したら売れそうな車」を…とはいえ、今や大抵はハイエースかスズキ エブリイ/ダイハツ ハイゼット系でコト足りる分野でなかなか難しいのですが、3台集めてみました!
トヨタ ミニエース/スパーキー/ダイハツ アトレー7(1968年)
タウンエース/グランマックスベースで小型1BOXワゴンが欲しい層へ!
最近は軽トラなどリフトアップ勢、軽1BOXなど軽キャンパー勢が大イベントでも注目を集め、「SUVの新勢力」という状態です。そろそろ出てきそうなのが「カッコイイけど軽自動車は嫌だ」というユーザー層。
さりとてハイエースやキャラバンは大きすぎるという際、インドネアシアのアストラダイハツが生産、日本で輸入しているダイハツ グランマックス / トヨタ タウンエースがあります。
かつてトヨタはミニエースコーチという7人乗り800cc小型ミニバンを。その後もダイハツ アトレー7とトヨタOEM版スパーキーがありました。そろそろこれらをインドネシア製ベースで、再登板させてはどうでしょう?
フォルクスワーゲン ヴァナゴン(1995年)
BEVのID.Buzz正規輸入で実現するか?
ミニバンは、FF車ベースで低床のハイルーフ車が売れ筋と決まったようで、大型ならトヨタ アルファード、中型はトヨタ ノア/ヴォクシー、日産 セレナ、ホンダ ステップワゴン、三菱 デリカD:5と、それぞれ覇権を争っています。
しかし輸入車は、メルセデス・ベンツのVクラスがあるものの、基本は商用バンの乗用バージョンで、ブランド価値から考えると物足りません。
1990年代にフォルクスワーゲンが販売していたヴァナゴンも同様ですが、ヒストリックカーとして人気があるタイプ2(通称ワーゲンバス)リメイク版、EVのID.BUZZを日本でも販売すれば、多少高価でも輸入ハイルーフミニバンとして人気が出そうです。
- 最新「ヴァナゴン」中古車情報
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本日の在庫数 27台 平均価格 226万円 支払総額 90~486万円
ホンダ バモス4WDターボ(2000年)
軽商用BEVを発売するなら、ぜひこの現代版も!
走りを評価される数少ない軽1BOXバン/ワゴンが新規格へ移行したホンダ アクティバンの乗用ワゴン仕様、バモス4WDターボ。
当時の軽商用ホンダの例に漏れずエンジン配置はアンダーフロアミッドシップ。同様のレイアウトだったZ(2代目)が熟成不足で酷評されたのに対し、キャビンも座席も前進したバモスは前後バランスも最適で、ホイールベースも長く安定していました。
4WDターボ版を雪道で試乗した某評論家が「ホンダ最高のミッドシップスポーツ」と評したほどでした。パワーユニットのレイアウトや駆動方式の自由度が高いEVの軽商用車を近々発売するホンダには、バモス4WDターボの再来を期待します。
- 最新「バモス」中古車情報
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本日の在庫数 533台 平均価格 51万円 支払総額 10~255万円
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- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...