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覇権掴むはどのミニバン?ノア&ヴォクシー、ステップワゴン、セレナの違いを見てみよう!
目次
ミドルサイズミニバンが2022年に一斉デビュー!
日本のファミリー層から高い人気を誇るミドルサイズミニバン。その3大車種として挙げられるのがトヨタ ノア&ヴォクシー、ホンダ ステップワゴン、日産 セレナです。
2022年はさまざまな注目車種がデビューした年となり、その中でこのミドルサイズミニバン4車種も同時期にフルモデルチェンジを実施しました。
2022年1月13日にトヨタが新型ノアと新型ヴォクシー、2022年5月26日にホンダが新型ステップワゴン、2022年11月28日に日産が新型セレナを発表し、令和のミドルサイズミニバンシェア争いが本格的にスタートしています。
最大8人乗車が可能な3列シートや両側にスライドドアを備えるミドルサイズのミニバンという共通点はありつつも、パワートレインや主要装備が微妙に異なるこの4車種の違いを確認してみましょう。
「2022年にフルモデルチェンジしたミドルサイズミニバンの中からあなたが選ぶ車はどれ?」のアンケート
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Q. 2022年にフルモデルチェンジしたミドルサイズミニバンの中からあなたが選ぶ車はどれ?
2022年にフルモデルチェンジをしたトヨタ ノア&ヴォクシー、ホンダ ステップワゴン、日産 セレナのうち、あなたが欲しいと思...
- トヨタ ノア&ヴォクシー
- ホンダ ステップワゴン
- 日産 セレナ
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ハイブリッドシステムは『第5世代THS』『e:HEV』『第2世代e-POWER』
まずはパワートレインからその違いを確認していきましょう。
トヨタ ノア&ヴォクシー、ホンダ ステップワゴン、日産 セレナはそれぞれにガソリンエンジンとハイブリッドのパワートレインを展開していて、ガソリンエンジン車はノア&ヴォクシーとセレナは2.0リッターエンジン、ステップワゴンは1.5リッターターボエンジンを採用しています。
ハイブリッドでは、『第5世代THS』のノア&ヴォクシーと『e:HEV』のステップワゴンは走行シーンに応じてエンジン駆動とモーター駆動を切り替えるシリーズパラレル方式であるのに対して、『第2世代e-POWER』のセレナは100%モーター駆動のシリーズ方式です。
また、駆動方式では全車が前輪駆動の2WDをラインアップする点は共通しますが、ハイブリッドで4WDを展開しているのは、E-Fourがあるノア&ヴォクシーのみ。ステップワゴン、セレナは現在のところ4WDはガソリンエンジン車にのみ設定されています。
各パワートレインでの経済性を考えますと、WLTCモードでの燃費表記はハイブリッド、ガソリンエンジンともにトヨタ ノアがもっとも優れた数値。1.5リッター以下となるセレナ e-POWERとステップワゴンのガソリンエンジン車は、自動車税を他モデルと比べると安く抑えることができます。
新型ミドルサイズミニバンのパワートレイン比較
【ハイブリッドシステム】
ノア&ヴォクシー:シリーズ・パラレル方式(1.8リッターエンジン)
ステップワゴン:シリーズ・パラレル方式(2.0リッターエンジン)
セレナ:シリーズ方式(1.4リッターエンジン)
【ガソリンエンジン】
ノア&ヴォクシー:2.0リッターエンジン
ステップワゴン:1.5リッターターボエンジン
セレナ:2.0リッターエンジン
【パワートレイン別駆動方式】
■ハイブリッド
ノア&ヴォクシー:2WDと4WDを設定
ステップワゴン:2WDのみ設定
セレナ:2WDのみ設定
■ガソリンエンジン
ノア&ヴォクシー:2WDと4WDを設定
ステップワゴン:2WDと4WDを設定
セレナ:2WDと4WDを設定
【燃費(WLTCモード、エントリーグレードで比較)】
■ハイブリッド
ノア&ヴォクシー:23.4km/L(数値はノア)
ステップワゴン:20.0km/L
セレナ:20.6km/L
■ガソリンエンジン
ノア&ヴォクシー:15.1km/L
ステップワゴン:13.9km/L
セレナ:13.4km/L
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...