2021年08月02日更新

マツダロードスターがSUVに？！オープンカーの金字塔をオフローダーにする猛者現る

オフロードを走るロードスター、「オフロードスター」がカッコいい！

海外のFacebookユーザーであるJoel Gatさんは、カスタムしたマツダロードスターRF（海外名：MX-5）の写真を投稿しました。

ライトウェイトスポーツカーの定番とも言えるロードスターですが、今回投稿されたカスタムの写真はなんとオフローダー。ブロックタイヤを履き車高も上がった姿は、ワインディングを駆け抜けるロードスターのイメージから大きく異なるものの、これはこれでカッコよく、とても似合っているのではないでしょうか。

オフロード向けのロードスター、「オフロードスター」と呼びたいところですね。

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Joelさんは、この「オフロードスター」で3,000メートル以上の山に登り、岩場や水溜まりを走行する様子を投稿しています。通常のロードスターでは走行できないような路面を走破できるとは驚きです。

それを可能にするために、足回りなどに大幅な改造が施されていそうですが、パーツを変更したのはなんとホイールとタイヤだけ。

この他におこなったのはサスペンションの調整や、サイドステップ、インナーフェンダーの撤去をしたのみで、特別なパーツの装着や4WD化などはされていないようです。

たったそれだけで（と言ってもかなり大変な作業だったであろうと思いますが）強烈な個性を与えられることに、ロードスターの懐の深さを感じます。筆者のロードスターでも真似したいと思えました。

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過去にはNDロードスターを基にしたSUVバージョンのCGも公開されていて、意外にもロードスターはSUVのスタイルも似合っています。

Joelさんが投稿したロードスターのように、ロードスターでも悪路を走りたいというユーザーは実は少なくないのかもしれません。屋根を開けて自然との一体感を味わいながら、悪路で自然と戦うように走る…そんなロマンが感じられますね。

ロードスターに限らず、オープン2シーターSUVはもしかしたら人気が出るのではないでしょうか？…残念ながらそれは難しいかもしれません。

過去に国産車でも2シーターオープンSUVは販売されていました。それがスズキ X-90です。

1993年にモーターショーでコンセプトカーが好評を博し、これを受けてスズキは発売を決定。しかし、実際に発売したら3年2ヶ月の期間で国内販売台数はわずか1300台ほどと低迷しました。

ロードスターがSUV化される可能性は0に近いでしょうが、もし発売されたとしてもX-90と同じ運命を辿ることになりそうです。

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執筆者プロフィール: MOBY編集部高山志郎; 平成元年生まれ、東京都出身。学生時代にモータースポーツ活動を開始し、大小さまざまな耐久レースへ参戦。優勝の経験も持つ。エンジニアとして複数の業界を渡りながら趣味で車やバイクに触れ続け、縁あって自動...; 記事一覧はこちら >

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