MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > カーライフ > 役立つ情報 > リレーアタックとは?手口と防止対策法を解説!ブリキ缶が有効?
役立つ情報

更新

リレーアタックとは?手口と防止対策法を解説!ブリキ缶が有効?

リレーアタックとは

smart_key
©Sawat/stock.adobe.com

リレーアタックとは、スマートキーが発している電波を中継し、遠く離れた車両を開錠、エンジンを始動させてしまう盗難手口です。この手法を用いることで、鍵が離れた場所にあっても車両を盗むことができてしまいます。

たとえ自宅に駐車していても、玄関先などにスマートキーを置いていると、その電波を傍受されて盗まれてしまったという事例も。

リレーアタックの対策方法を解説していきます。

リレーアタックの対策方法は大きく2つ

リレーアタックの対策として、近年では大きく2つの方法が推奨されています。

1.カギをブリキの缶に入れて持ち運ぶ

©KATSU/stock.adobe.com

スマートキーをブリキ缶に入れて保管する方法は、原始的ながらかなり有効。

ブリキやスチール製の金属缶にスマートキーを入れ、ふたをしっかり閉めることで物理的に電波を遮断でき、外部からの傍受が困難になります。

特別な設定は不要なことがメリットですが、出先で実践するには非現実的なのがデメリット。主に自宅で保管する際に有効な方法です。

電波を遮断するスマートキーケースも

ブリキ缶に近い効果が期待でき、出先でも使えるアイテムとして、電波遮断機能付きのスマートキーケースがあります。

場合によってはメーカー純正のケースもあり、スマートキーの携帯性を損なうこと無く、防犯対策が可能という優れものです。

おすすめのスマートキーケースはこちらの記事で紹介しています。

スマートキーケース人気おすすめ16選|プレゼントの参考になる選び方

2.スマートキーの設定を買える

所有するスマートキーに、微弱電波を出さないようにするモード(省電力モード、節電モードなど)がある場合、それを使うという方法があります。

各メーカーごとに設定方法は異なりますが、レクサスのスマートキーを例にあげると、施錠ボタンを長押ししながら開錠ボタンを2回クリックすることで微弱電波を発さない設定に切り替えられます。

スマートキーの設定が必要になるという手間はありますが、ブリキ缶と違って操作性を損なうことがないため、出先での実施に適しています。

スマートキーに使用される電波の種類

メルセデス・ベンツ Eクラス「キーレスGO パッケージ」の内装

ここからは豆知識になりますが、スマートキーには極超短波(UHF/Ultra High Frequency)という電波が使用されています。

UHFの歴史は長く、最初に採用されたのは1999年のベンツに搭載された「キーレスGO」だと言われています。

しかし、日本の電波法には適合せず、日本では販売されませんでした。ちなみにキーレスGOは、日本の自動車部品メーカー、アイシン精機キーによって開発された。キーを身につけるだけでドアを解錠できる機能です。

近年は別の電波の使用も視野に

近年登場しているコネクテッドカー(CASE)では、スマートキーの電波に近距離無線通信(NFC/Near Field Communication)を採用することも検討しているようです。

NFCとは、電子マネーやマイナンバー、免許証といったIC認証などに利用されている技術です。

UHFとNFCで何が変わるのか?

UHFとNFCの最大の違いは通信範囲です。UHFでは10mほど離れた場所から車両を解錠できる場合もあり、通信範囲はかなり広いといえます。

一方、NFCの通信距離は1m以下で、ICチップを利用してタッチパネルに接するような距離感でないと、微弱電波のやりとりができない程です。イメージとしては電車の改札に近い距離感です。

スマートキーではありませんが、NFCタグと呼ばれるシールが販売されており、これを使うとスマホとナビのBluetooth接続をさせたり、エンジン始動の2重ロックに応用したりできます。すでに自動車とNFC技術はかなり近いところまできていると言えますね。

サンワサプライ NFCタグ(10枚入り・ホワイト) MM-NFCT

サンワサプライ NFCタグ(10枚入り・ホワイト) MM-NFCT

1,115円(10/26 12:03時点)
Amazonの情報を掲載しています

カギだけ気をつける時代は終わった

自動車のセキュリティは、従来なら鍵さえ気をつければ良しとされてきました。

しかし、外部からネットワーク接続が可能なコネクテッドカー(CASE)が普及している現在、サイバー攻撃に対しても策を講じる必要が出てきています。

「IoT(Internet of Things=モノのインターネット)」により自動車が便利なものになっていく反面、厳重な管理や、ソフトウェアのアップデートが必要になるのは自明で、自動車独自文化ともいえるセキュリティの考え方から、PCやスマートフォンなどと同様のセキュリティ意識が必要になるのかもしれません。

【みんなの意見】投票受付中!

Q. 愛車を盗難から守るためにどのようなセキュリティを施していますか?

愛車を車両盗難から守るために講じているセキュリティを教えて下さい。複数ある場合は「複数を組み合わせている」、該当する...

  • ハンドルロック
  • ホイールロック
  • 電波遮断キーケース
  • 駐車監視ドラレコ
  • その他
  • 複数を組み合わせている
  • 何もしていない
回答せずに結果を見る
ご回答ありがとうございました。
アンケート結果を見る

カーセキュリティに関する記事はこちら

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
すべての画像を見る (3枚)

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード